「突如襲った絶望。生き延びるためのそれぞれの奔走。」バーニング・オーシャン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
突如襲った絶望。生き延びるためのそれぞれの奔走。
【賛否両論チェック】
賛:実際に起こった火災現場の緊迫感がひしひしと伝わってきて、その中で必死に生き延びようともがく人々の戦う姿に、胸を打つものがある。
否:ホラー映画のように、急に驚かせるシーンがかなりあるので、苦手な人には向かないかも。
やはり実際に起きた事故だけあって、その描写はかなり淡々としていて、なおかつリアルです。逆に言うと、何の前触れもなく急にトラブルが起きるので、まるでホラー映画のように急に驚かされる部分も多く、苦手な人には向かないかも知れません。
突如として絶望的な状況下に追い込まれ、パニックになる作業員達。その中で、主人公・マイクや主任のジミーも含め、なんとか生き延びようと奔走する姿が、非常に痛々しく映るのが印象的です。
ハラハラするというには不謹慎なほど、息詰まる事故の様相を、是非ご覧になってみて下さい。
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