ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Yearsのレビュー・感想・評価
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私はまだほんの子供だったのか
私の青春
映画の感想は言葉になりません。
25年前、The Beatlesのファンクラブに入っていた。
勿論、彼等は既に解散していたし、ジョンもこの世にいなかった。
でも私はそれを知らずに好きになった。
夢中になった。本当に大好きだった。
彼等のライブを観た人が、羨ましくて仕方がなかった。
この映画は、観に行けなかった。何となく…
ようやく観ることが出来て、感動しました。
ハードデイズナイトのVHSを持ってたし、当時特集番組は全部録画してたので、真新しい事実はなかったけれど、懐かしさと、大人になった今だから分かる彼等の当時の苦悩が、染み渡るようでした。
ブライアン・エプスタインが亡くならないでいてくれたら…彼等はもっと長くThe Beatlesでいてくれただろうか。
迷い苦しみながら生みだした素晴らしい音楽を、これからも大切に聴いていこうと思います。
ポールおじさんは最近ではパイレーツにも出て笑
リンゴも日本のバラエティで名前を聞くことがあったり…これからもまだまだ2人には頑張って欲しいな。
あの興奮はどこから?
あの時代を通り過ぎてきた者としてはとても懐かしく、あの興奮がよみがえる。
ビートルズがライブ活動を止めるまでを、ドキュメンタリーとしてまとめている。
日本版は写真家の浅井慎平のインタビューが長めに入っているとのこと。
武道館ライブは日テレ系で中継されたが、私の地方ではネットされず、週末の昼間に放送されたのを覚えている。
16本目。ビートルズとファンの考え方のギャップ。
昨年の今頃、ビートルズ来日50周年ということで、テレビ・雑誌などでビートルズ特集が組まれていた。
私もビートルズというバンドは知ってはいたが、正直有名な曲しか聞いたことがない、という感じで詳しくは知らなかった。
しかし、実際にベストアルバムを聴いたり、テレビであの時代に生きたビートルズファンの話を聞いたりして、
当時どれだけビートルズが凄かったのか、ということを知れた。
また、全ての曲をメンバーの作詞・作曲、そして自分たちの手で演奏していることにも凄さを感じた。
(当時のミュージシャンは、あまりこういう手法はやらなかったらしい)
かなり前置きが長くなってしまったが、
そのようなビートルズの凄さ・魅力を、本作品で知りたくなったのである。
映画公開時から、ずっと気になっていた作品であった。
ポール、リンゴ、ビートルズに関わった関係者、ライブに参加したビートルズファンのインタビューを交えながら、話が進んでいった。
特に印象的だったのが、スタジオでの録音風景だ。
当時、世界各国でライブをしていた彼らにとっては、スタジオは自分たちの音楽と向き合うのに適していた場所だ。
リハーサルを何度もしながら、自分たちの楽曲を最高の状態にしておく。
彼らにとっても、良い気分転換だろうなと思った。
また、未完成のリハーサル音源を映画で聴けたのは、これまた贅沢なことだ。
あと、やはり、日本武道館でのライブも印象に残った。
当時の日本は、まだ欧米に対する偏見が残っており、非常に危ない状況だったし、
ましてや「ロック」なんて「不良」の象徴だ、という考え方がまだ根付いてたのである。
そんな状況でも大勢の観客が集まり、ライブも成功したのである。
しかも、その映像も「カラー」で見れたのだから、また贅沢な気分になった。
1時間半、ずっと見続けて感じたことだが、
ビートルズは、自分たちのライブのあり方に疑問を持っていたんじゃないか。
特に、ビートルズファンの女性たちに対して。
彼らにとってライブは、自分たちの音楽をみんなに届ける場だと考える。
いや、本来はそうあるべきだ。
しかし、観客たちはそんなことはお構い無しに、「キャーキャー」と叫んでばかりいる。
「◯◯がハンサムでカッコいい」というファンのインタビューを何度見たことか。
むしろ、ライブにいる観客たちは、彼らが届けたいはずの音楽を聞いちゃいないのだ。
だから、ジョージが「ライブをやりたくない」と言ったのは、凄く納得できた。
同時に、このことは現代にも通ずるものがあるのではないだろうか。
でも、それくらい「ビートルズ」というバンドが魅力的であることが、本作品で分かった。
音楽界に影響を与えたのは言うまでもないだろう。
貴重な音源と映像で、凄く楽しんで見れた。
迫力。
貴重な記録・・
ネガティブな部分等は排除され、ほぼ語り尽くされたエピソードばかりで...
ビートルズが好きになる
平成生まれで全く世代ではありません。
親が大ファンで、実家に全アルバムが揃っていました。物心着いた頃から家や車の中でビートルズを聞いて育って来ました。でも写真で見たりCDで聞くだけ。ジョン・レノン個人の特集やポールの今の活動は知ってるけど、「ビートルズ」がどんな人たちだったのか知らなかったので単純な興味で見に行きました。
びっくりしました。こんなに魅力に溢れた人達だったとは。今この時代にあのときのビートルズがいたら、世相に向けてどんな皮肉を言うのか、どんな曲を作るのか。なかなかこんな人達は出てこない。人種差別に堂々と立ち向かう姿も格好よかった。あれだけ世界が熱狂したのも納得です。
改めてビートルズが好きになったし、素敵な音楽を聴かせてくれた親に感謝です。
中身を承知の上でしか観ない作品なので!
時代の寵児
最高❗❗
ビートルズ最高!
ビートルズ、よく知らないけれど。
EIGHT DAYS A WEEKという矛盾と語呂の良さ
1962年にデビューし、1970年に解散するまでの世界一有名なバンドの歴史を丁寧に追った入門的作品。
当時としては奇抜なマッシュルームヘア、スーツ姿で汗だくに演奏する姿、天才的な作曲センスなど現在のだいたいのバンドの祖となるTHE BEATLES。
そんな彼らがどの年代にあの名曲を作り上げたのか、どうして彼らは解散してしまったのかこの作品1つでたくさんのことがわかる。
今作品何よりもライブ映像がすごい。
お客がものすごい笑。もっというと女の子がすごい笑。
ジャニオタの女の子が年末のジャニーズ大集合のカウントダウンパーティーに行って、いざメンバーが出てきたときに思わずあげてしまう黄色い歓声を10倍くらいのボリュームにしてそのまま全公演中叫んでいる。そんな感じ笑。
最近ではライブ会場でアーティストを勝手にスマホで撮ることが問題になっているが、当時は客席を飛び出してアーティストに突っ込むというラグビーも真っ青のトライをする人間たちが問題になっていた笑。
ほとんど無法地帯だった様子で歴史上初の音楽アーティストによる野球スタジアムを貸し切ったライブに集まった65000人はほぼ全員暴徒。
ただただ叫ぶ喚く泣く走るのいずれかでこの公演をキッカケにメンバーたちはライブ活動に疑問を抱き、制作活動にのみ取り組むようになっていたという。
この辺りは知らなかった。実際にライブ活動を行なっていたのは66年発表の7作目リボルバーが出た辺りまでで次作サージェントペパーズ以降の楽曲はライブで披露するのが難しい、レコーディングして聞くだけのための作品になっていたらしい。
THE BEATLESの前中期を垣間見るにふさわしい作品。考えてみれば彼らはたったの10年しか活動をしてないし、デビューから見れば8年しか活動してない。
たったその間にアルバムを13枚と年に2枚ペースのリリーススピード、ロックやポップだけにとどまらないフォークやサイケの祖も伺わせる音楽性、そして圧倒的なアイドル性。
やはりTHE BEATLESってすごいんだなとつくづく思う。
♪角川シネマ 有楽町で♪ シェイスタジアム
最高!
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