劇場公開日 2016年5月28日

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「【”年月が過ぎても、愛は決して消えたりしない。”母と娘の夫々の初恋と、奇跡的な結びつきを描いたノスタルジー感溢れる青春映画。】」若葉のころ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”年月が過ぎても、愛は決して消えたりしない。”母と娘の夫々の初恋と、奇跡的な結びつきを描いたノスタルジー感溢れる青春映画。】

2025年4月15日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

ドキドキ

■台北に住む17歳の女子高生・バイ(ルゥルゥ・チェン)は、親友・ウエンと男友達・イエとの関係に心を痛めていた。そんなある日、母のワン・レイ(アリッサ・チア)が交通事故で意識不明の重体になる。母と離婚した父が見舞いに来るが、義母に追い返され、悲しみに暮れる中、バイは母のパソコンから初恋の相手・リン・クーミン(リッチー・レン)に宛てた未送信メールを発見する。

◆感想<Caution!あまり内容に触れていません!>

・台湾映画の何処か、ノスタルジックな風合が好きである。先日鑑賞した「本日公休」等は正にノスタルジー溢れる作品であったが、台湾青春映画の名品「藍色夏恋」アニメの「幸福路のチー」は好きだし、ジャンルとしては邦画だが台湾が舞台にもなった「青春18×2 君へと続く道」等は、連日鑑賞したほど好みであった。

・今作も、特に母のワン・レイが若き時のリン・クーミンに対して、ついツレナイ態度を取ってしまうシーンや、現在のバイの男子に対する態度など、つい自分の初恋の事を思い出してしまうのだなあ。

・私は、小学校の頃からマアマア、モテた方だと思うが(オバカ)、ヤッパリ覚えているのは小学校の時のガールフレンドである。これは、家人には絶対に言えない事なのだが、今でも彼女は昔のままの姿で年に一度ほど夢に出て来て、我ながらお恥ずかしいのだが、病気になったのではないかとか、心配してしまうのである。

・今作も、そんな感じで母のワン・レイは、夫と別れた後に若き時のリン・クーミンを思い出していたのではないかなと思ったな。
 そして、母の書きかけのメールをバイが現在のリン・クーミンに送った後に彼が訪ねて来た時の驚きの表情。それはそうだろう、自分の初恋の人が再び現れたと思うよね。
 そして、彼は驚きの中、眠ったままのバイの母であり、且つての初恋の人に会うのである。そして彼が去るシーンで”お父さんにならない?”とバイが聞くシーンは、ちょっとドキドキであったなあ。

<今作は、母と娘の夫々の初恋と、奇跡的な結びつきを描いたノスタルジー感溢れる青春映画なのである。可なり好きな作品である。>

■先日鑑賞した韓国映画、ソン・イェジンが母娘の二役を演じた「ラブストーリー」と構成が似ているとも、思いました。

NOBU
きりんさんのコメント
2025年4月15日

ゆめゆめ、絶対にお名前を間違えないように願いますよ、NOBUさん!(笑)

ちなみにわたくしめの初恋は「あきこちゃん」でございました。9歳の若葉の頃でございます😆💕

きりん
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