SING シングのレビュー・感想・評価
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見るべきは最後のコンサートのシーンのみ
歌が予告以上にイイ!
是非IMAXでみてください!
字幕、吹き替えどちらでもOK
字幕版を観てから吹き替え版も鑑賞。
吹き替えのほうが情報量が多いというか、分かりやすいかも。
字幕版では途中、イカの行方が気になったが、吹き替えでは無事ですよ~的な情報がチラリ。字幕版にはなかったような気がする。
何といっても、歌が良い。8割がた歌の魅力と察する。
ストーリーはお約束の内容なので、ズートピアほどに何かを感じるというものではない。
ちょっと反社会的な場面もあり、手放しで喜んでいいのか疑問も残るが、まぁ、おとぎ話なので・・・
日本語吹き替えが、意外と言っては失礼だが、本家に負けていない気もする(全編吹き替えとあって、オドロキ)。エンドロールでも吹き替え版スタッフが等価に扱われていたように感じた(アナ雪だと文字通り、取ってつけたような扱いで残念だったが)。
字幕版で日本のアイドルグループぽいのが出て、(外国人扱いで)日本語をしゃべるが、吹き替え版では逆に英語をしゃべらせていた。
他の歌い手たちと比較すると、チープに見えるのは否めない。向こうの目で見るとこんな感じなのか・・・
ここに出るシンガーたちは、字幕版も吹き替え版も等しく良い感じだった。特に成長が分かりやすい、ロジータ(主婦のブタ)やアッシュ(ヤマアラシのロッカー・・・長澤まさみにも舌を巻く)が好印象。
ネズミが歌うベタなマイウェイは、やはり字幕版に軍配か?
日本語で歌うと(ウマいのはウマいが、やや「オレ、ウマいだろ」感もあり)ちょっとモッサリ感が漂う・・・
ゴリラとゾウは当たり前にうまい感じで心地よい。
あまり頭を使わず、歌を楽しむなら満点に近い作品と思える。
ちらちらと垣間見える、犯罪行為な?部分は大目にみましょう・・・
結果として、王道は字幕版と思えるが、吹き替え版を観ないのは惜しいので、最低でも双方1回づつ観るのをお勧めする。聞き覚えのある歌の場面が多いので、2回観ても退屈はしない(と思う)。
字幕おすすめ
歌はいい!
動物たちが人間のように生活している世界、というのはなにやら「ズートピア」(未見)と似ている気もするが、それはおいておいて。
これは作り手の目のつけどころがいい。アイデアひとつで映画はできあがるものである。
みんな何かに行き詰っていて、それを打開するためにショーのオーディションに向かう。初めは賞金目当てということもあったろうが、やがて、歌うことの楽しさを体現するようになる。
また、ボイスキャストが映画を引っ張っている。今回は字幕版を観たのだが、マシュー・マコノヒーの功績は大きい。彼が本作を牽引していた。
他にもリース・ウィザースプーンやスカーレット・ヨハンソン、セス・マクファーレンなど、歌も聴かせてくれるし、文句なしの好演であった。
ガース・ジェニングス監督はアニメの可能性を押し広げたかもしれない。
近いうちに、日本語吹替版も観たいと思う。
明るい気分になります。
ただ楽しいエンタメではもう満足出来ない
『SING/シング』吹替版で観た。廃業寸前の劇場支配人のコアラのバスターは、劇場再起をかけて賞金付歌のオーディションを企画。子育てに追われる主婦のブタや、ギャング親子のゴリラ少年や、ハリネズミのロック少女等、個性的な候補が集まってくる。
感想としては、良くできたエンターテイメントで、楽しい映画だった。テイラー・スウィフトのShake It Outから、フランク・シナトラの名曲やデヴィッド・ボウイ+フレディ・マーキュリーのUnder Pressure等々、古今の数多くの洋楽有名曲が流れまくるので、気分がノって最後までサラッと観れた。
ただし、同じく動物世界を描いたズートピアや、マイノリティ達を主役に描いたミュージカルgleeといった、似たテーマを描いた作品を観てしまった2017年現在の今となっては、正直なところ、「ただ楽しいだけのエンタメ」では満足出来ない自分がいた。
オーディションに出てくるキャラクター達はマイノリティや弱者も出てくるが、各キャラクターの抱えている問題や立場やそれによる葛藤・抑圧は、実社会の社会構造を反映したズートピアほど掘り下げられていない。
またSINGの世界では歌が各キャラクターの抑圧や呪いからの解放に繋がる装置としての役割を持つが、上に述べた通り、キャラクターの葛藤の描写が薄いため、最後の見せ場である各キャラクターのライブシーンで、解放感というか、私には物語のカタルシスが足りなかったのである。
SINGがとびきり楽しい映画なのは間違いない。だが、もしSINGがもっとキャラクターの背景や問題を掘り下げ多様性を獲得し、歌にもっと強いメッセージ性が結び付いていたならば、ただ楽しいだけではなく、(例えばgleeのように)他の誰かの物語ではなく、私たちの物語として、心に刻み付ける、もっと強い何かを与えてくれただろうと思う。
楽しいだけのエンタメで終って欲しくなかった。それが残念である。
斎藤さんが好きになる
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