「抜群のテンポ感」SING シング オレさんの映画レビュー(感想・評価)
抜群のテンポ感
廃業寸前の劇場のオーナー、バスタームーンが劇場再興の目玉として歌のオーディションを開催することから始まる洋楽ヒットチューン満載の音楽と舞台のアニメーション作品。
大人気ミニオンズを輩出したイルミネーションエンターテイメントの最新作。
海外製アニメーション作品特有の抜群のテンポ感とアリアナグランデやテイラースウィフトなどの洋楽ポップチューンと組み合わせが最高に楽しい作品。
あまり映画は吹き替えで観ない方だけど今回吹き替えの評判が良いのと吹き替えしかやってなかったので吹き替えで鑑賞(うるさい)
コアラのバスタームーンのウッチャンが上手すぎて笑った。この人は演技も監督も出来るし、ホントに芸達者ですね。
ブタの主婦、ロジータは見た目に反して坂本真綾の綺麗な声笑。その相棒のグンターはまんま斉藤さんだった笑。
あと長澤まさみの刺々しいハリネズミのアッシュも良かった!ラストのギターソロでのBTTFオマージュにテンション上がったのは自分だけじゃないはず!笑
水槽が崩壊して劇場が瓦礫の山になってしまい、暗い表情でかつての父の仕事、自分の体で洗車するという中々体を張った仕事に励むバスターに対して
「ドン底に落ちるのも悪くないんだろ?
残る行き先は一つ。上にあがるだけ!
洗えよ。僕が乾かすから(ジッパーサゲー)。」
と乾燥の手伝いをしてくれる親友の羊のエディが最高にシュールかつカッコよくて泣き笑いました。誰かなーと思ったら宮野真守でした笑。全然違った声も出せるんですね神。
バスターの洗車シーンの悲壮感が中々エグかったので尚更良かった!笑
すでにエンドロールの時点で続編の決定の報もアリ。このシリーズは毎回楽しめそう。
次は是非ともエディにも歌ってもらいたい。その場合はまた吹き替えで観に行きます笑。これを機にミニオンズも観てみよう。