SING シングのレビュー・感想・評価
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洋楽に日本語を載せる稀有な大成功例!
字幕版と吹替版で鑑賞。どっちがいいって訊かれると困るが、3度目を観るなら字幕版にすると思う。もともと洋楽のオンパレードな映画だし、マコノヘイとかスカヨハの芝居や歌を原語で堪能したいわけです。
ただ、この吹替版は凄い。なにが凄いって演技のクオリティが高いのはもちろんだが、英語の歌メロに日本語を載せた時の違和感のなさが凄い。
ミュージカルの日本語化に多いのが、どうしても作文のように聞こえてしまうパターン。セリフとして情報を伝えないといけないために意味ばかりが前に出て、メロディーに合ってない。もちろん訳詞の人は細心の注意を払っているでしょうが、聴く側の印象としてムリクリ感は否めない。
ところが『SING』の吹替チームはそのハードルをみごとに越えた。原語のニュアンスを汲みつつ、日本語の歌としてもポップ。これは映画のみならず洋楽の日本語化の快挙だと思うので、どちらも見比べ、聴き比べて欲しい。
歌が上手い動物たち
キャラクター以外は実写に見える。
服の質感もリアル。
さすがみんな歌がうまい。
今作に限ったことではないけれど動物の姿で人間的な思考をしている。
いつも思うけど、どうして映画に出てくる月は大きいのだろう。
子供向け
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ホールのオーナーのコアラだが、経営が難航して破綻直前だった。
そこで状況打開のために歌のコンテストを開催した。
ところが従業員のミスで賞金が100倍で印刷されていた。
こうして挑戦者が殺到、予選を勝ち抜いた者らでレッスン開始。
で何やかんやでみんなうまくなり、コンテスト当日は大盛況。
コアラは所有権を失ったが、金持ちの気難しい婆が買い取ってくれた。
コンサートに感動したからってことなのだろう。
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劇場で10km走った後で食べ放題行った後で見た。途中寝た(場)
ストーリーは割と平坦で、みんな頑張って結果が出たよって話。
子供向けなんじゃないのかな。
あとゴリラの親が息子に、歌手の夢を諦めろと言って稼業を手伝わせるわ、
しかもその稼業ってギャングだわ、息子がトチって刑務所に入れられるわ、
それで怒って息子を勘当するわ、でも息子がTVに映ったら脱走するわ・・・。
そしてお前はおれの誇りだ、とかカスみたいなこと言うとったわ。
夢なんて諦めろってさんざ抑圧しといて、結果が出たら誇りの息子かよ。
ホント最低な親やわ。これで感動しろってのはちょっと無理。
音楽が楽しいエンタメ作品
劇中に使われている音楽は誰もが知るヒットソングや耳に残る名曲ばかりで最後まで楽しい気持ちになれます。
若干コアラにイラっとしますが、ところどころ泣ける場面もあり最高のエンタメ作品となっています。
家族でデートでひとりで、どんな場面でもおすすめできる作品です。
Don't You Worry 'bout a Thing! 元気と勇気を貰える、ミュージカルアニメの決定版♪
崖っぷちの劇場支配人バスター・ムーンと歌手を夢見るシンガーたちが、成功を掴み取るために一夜限りのステージに挑むミュージカル・アニメーション。
コアラの劇場支配人、バスター・ムーンの声を演じるのは『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『インターステラー』の、オスカー俳優マシュー・マコノヒー。
素晴らしい歌声を持つ子だくさんな豚の主婦、ロジータの声を演じるのは『アメリカン・サイコ』『キューティ・ブロンド』シリーズの、オスカー女優リース・ウィザースプーン。
パンクなヤマアラシの女の子、アッシュの声を演じるのは『そんな彼なら捨てちゃえば?』や「MCU」シリーズの、レジェンド女優スカーレット・ヨハンソン。
歌を愛するゴリラの青年、ジョニーの声を演じるのは『キングスマン』『レジェンド 狂気の美学』の、名優タロン・エガートン。
アッシュの日本語吹き替えを担当しているのは『海街diary』『君の名は。』の長澤まさみ。
傲岸不遜な天才ジャズマンのネズミ、マイクの日本語吹き替えを担当するのは『魔女の宅急便』『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの山寺宏一。
ムーンの友人である羊の青年、エディの日本語吹き替えを担当しているのはテレビアニメ『東京喰種トーキョーグール』シリーズや『バケモノの子』の宮野真守。
後にユニバのアトラクションにもなった、アニメ会社「イルミネーション」が贈る人気ミュージカルアニメシリーズの第1作。
擬人化された多種多様な動物たちが暮らす、カリフォルニア風の都市が舞台。世界観はディズニーのアニメ『ズートピア 』(2016)と非常によく似ているが、実はこの2作は同年に公開されており、本作が『ズートピア 』のパクリとかパロディだという訳ではなく、運悪くもたまたま被っちゃっただけなのだということは念頭に置いておきたい。
通して観るのは2回目くらいだけど、最後のコンサートシーンは何度も繰り返し鑑賞している。ミーナが歌う「くよくよするなよ!」も良いんだけど、個人的にはジョニーの歌う「I'm Still Standing」が好きで好きでねぇ…😍
そんな訳で今更鑑賞してみたところで新鮮味とかは無いんだけど、やっぱりこの映画良く出来てるわ♪
ストーリーはスルスルっと入ってくるし、なんやかんやあってからのあの野外コンサートシーンはそりゃ感動するでしょ!!今回もまたまんまと泣いちゃったよ🥹
思うに、この映画のキモはバスター・ムーンとジャズネズミ・マイクの人物造詣にあると思う。
自分勝手な夢想家で、目的のためなら盗電盗水詐称なんでもありな山師のムーンと、粗野で乱暴で他人を見下しまくる詐欺師のマイク。
この2人、主要キャラクターでありながらもうとにかくとんでもなくどうしようもないクズで、初登場シーンからムーンはスタッフに給料を支払ってないしマイクは喘息持ちのお猿さんをカツアゲするしでもう無茶苦茶っ💦
こんなやつら、それこそディズニーアニメだったら間違いなく敵役。大体今回のトラブル、本を正せば全てムーンの山師根性が原因ですからね。ほんとどうしようもねぇクソコアラだよ💢
そんな彼らが、音楽とステージだけには真摯に向けあっている。もちろんそれは綺麗事だけではなくてお金のためだったりするわけだけど、その根底には音楽に対する純粋な愛や初期衝動が潜んでいる。
他人を見下しまくり、自分がNO.1であることを信じてやまないマイク。そんな彼が気弱な象・ミーナの歌声に初めて触れた瞬間、ついつい帽子を脱いでそのパフォーマンスに魅せられてしまう。この描写が最高に好き❣️
ロクデナシな奴らをも奮い立たせ魅了する音楽の魔力。そういうものを見せつけられると、やっぱり「音楽って最高だよな…♪」という気持ちになってきちゃうのです。
本作は原語版も吹き替え版も超豪華な役者たちが名を連ねている。
スカヨハやタロン・エガートンのパフォーマンスやマシュー・マコノヒーの日本語が聞ける原語版も素晴らしいが、自分としては吹き替え版一択っ!!
田中真弓、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守といった有名声優も参加しているが、基本的には芸能人吹き替え。こういう芸能人吹き替え映画は大抵ガッカリするものなのだが、本作は本当に良い出来に仕上がっている。
字幕では伝わりにくいコミカルなやりとりもバッチリ決まっているし、何より日本語キャストによるパフォーマンスがめっちゃくちゃ素晴らしのですっ!
みなさんとってもお上手なのですが、特にミーナの声を演じるMISIAさんは歌の上手さがちょっと異次元。
ミーナの歌声に誰もが度肝を抜かされるというクライマックス。この展開を観客に納得させるには、実際に超ハイレベルなパフォーマンスを披露するしかない。
そんな高いハードルを見事に飛び越えてみせたMISIAの歌の上手さには脱帽するしかない。ぶっちゃけミーナに関しては余裕で本家越えてると思う✨
ディズニーの十八番であるミュージカルアニメに堂々と挑み、それらに勝るとも劣らない傑作を生み出したイルミネーションに拍手👏
元気や勇気が欲しい時は、是非ムーン劇場に足を運びましょう♪♪
歌がとにかく最高!
動物たちだけが住む世界で、音楽を通して様々な問題や悩みを抱えたキャラクターたちが一つのステージを作り出す過程を色々な視点で見ることができる作品。演者にフォーカスが当てられることもあれば、主催者、聴き手に当てられることもある。楽しいことよりも悲しいことやうまくいかないことの方がより濃く描かれているが、それだからこそ音楽の与える力の大きさを感じられるし、歌の楽しさを知ることができると思う。個人的にはイカたちのパフォーマンスが好きだが、なんといってもキャストに本物の歌手たちが勢揃いしているのが見どころの一つ。MISIAのアレンジはいつだって最高
歌さいこぅ
歌の力すごいしやっぱりシンガーってかっこいい!
作中の音楽も歌声もとても楽しく聴けた。これは映画館で見るべきだった作品
一度本当に見てられないほどどん底に落ちるけれど、さすがユニバーサルしっかりとスーパーハッピーエンドで終わった
細かいことはどうでもいい!と思わせてくれる力強さでした。
歌の部分の映像と声優役の歌唱力に感心、一度大失敗する物語の構成も優れていた
ガース・ジェニングス 監督による2016年製作(108分)のアメリカ映画。
原題:Sing、配給:東宝東和。
字幕版を視聴。最初の方はかなり退屈であったが、劇場崩壊の見せ方が実に派手で、劇場主主人公の悲しみが心にも響いた。そこからの展開はお見事で、上手い脚本だなと思った。
少し育児をバカにしてる様にも感じてしまったが、多くの子供を持つブタ主婦ロジータが考えついた家事自動化の映像も、興味深かった。
そしてやはり、ゾウ少女ミーナ役のトリー・ケリーの歌声、歌唱力には圧倒された。さらに、ヤマアラシ少女アッシュの画像の盛り上げ方と声担ったスカーレット・ヨハンソンの歌唱の迫力に、ゴリラ少年ジョニー役のタロン・エガートン(「ロケットマン」でも歌唱)の歌の巧みさに、とても感心させられた。
可愛らしいレッサーパンダ5人組(きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲歌う)は日本語を話していて、英語が聞き取れず不合格も分からず居続ける。英語聞き取れず独立した人格が無い日本人アイドルグループを嘲笑している様には感じた。
あと有名曲が多いビートルズから、アルバム「アビー・ロード」の『Golden Slumbers』と『Carry That Weight』の2曲選曲というのは、いいとこ突くなという感じで、長年のファンとして少し嬉しかった。
監督ガース・ジェニングス、製作クリス・メレダンドリ、 ジャネット・ヒーリー、脚本ガース・ジェニングス、編集グレゴリー・パーラー、音楽ジョビィ・タルボット、エグゼクティブ音楽プロデューサーハービー・メイソン・Jr.、音楽監修ジョジョ・ビリャヌエバ、エンディングソングスティービー・ワンダー 、アリアナ・グランデ。
出演
マシュー・マコノヒーバスター・ムーン(コアラ男性)、リース・ウィザースプーンロジータ(ブタ主婦)、セス・マクファーレンマイク(ネズミ男性)、スカーレット・ヨハンソンアッシュ(ヤマアラシ少女)、ジョン・C・ライリーエディ(ヒツジ男性)、タロン・エガートンジョニー(ゴリラ少年)、トリー・ケリーミーナ(ゾウ少女)、ニック・クロールグンター(ブタ男性)、ジェニファー・ソーンダースナナ・ヌードルマン、ジェニファー・ハドソン若いナナ、ガース・ジェニングスミス・クローリー、ピーター・セラフィノウィッツビッグ・ダディ、ベック・ベネットランス、ジェイ・フェイローミーナの祖父、ニック・オファーマンノーマン、レスリー・ジョーンズミーナの母、リー・パールマンジュディス、ラレイン・ニューマンミーナの祖母、アダム・バクストンスタン、ブラッド・モリスバブーン、ビル・ファーマーニュースレポーター。
歌はすばらしかったけど、それだけ❗️
前から観たいと思っていた作品なので、正直ガッカリした。声優陣は、主役を張れる有名人ばかりで、よく考えられた歌を聴かせてくれたが、キャラクターは深みに欠けるし、ストーリーもご都合主義だ。例えば、コアラの支配人だが、最初にこの劇場に憧れていたことは描かれている。でも、時代とともに寂れたということで、なぜ落ちぶれてしまったのかがわからないので、応援したい気持ちが湧いてこない。また、資金繰りについても、銀行からの電話に出ないだけなので、切迫感がない。すべてがそんな感じなので、感動もなかった。残念でたまらない。もっとキャラも立って、ストーリーも練られたものだったら、面白くなる要素はたくさんあるだけに惜しい。
舐めたらアカンなめたらアカンです
娘になんでその曲知ってるん?
映画、ドラマ、CMから世代を超えて聞き継がれる今
そんな映画でした。
ただ聴かせるだけではなく今の若い世代に
自然と染みるような演出
今の日本では作れないクオリティの高さ
エンタテインメント映画でした。
40代50代の洋楽好きの方にお勧めしたい映画です。
ギターの響きがあの時代へとタイムスリップするサウンドが待ち構えています。震えろ〜^_^
子どもたちと鑑賞
前々から気にはなっていたけど、見るタイミングがなくて、今回台風14号のおかげでお家にstay homeの我が家で子供達と鑑賞。
子供達と鑑賞したため、必然的に吹替版を鑑賞。誰がどの役をやっているのか事前に情報0で見始めたけど、どこかで聞いたことのある声やなー、誰や誰やと、結局序盤で誰かをネットで確認!山寺宏一さんの声だけは調べる前にわかったけどね😃
内容はいたってシンプル。
いろいろ事情もバックグラウンドも違う歌好きが集まって、それぞれが各々の事情を抱えながらも、歌を歌うことで強く輝く様が素敵です。
タイトルの"SING"のとおり、歌を歌うシーンはどれも楽しめるし、字幕版のキャスト見たら、えーっ、これは字幕版みたいーっていうくらい魅力的な音楽がふんだんに使われている。音楽好きな人は楽しめること間違いなし。
エンディングまであっという間でした。
日本人キャストは、俳優、声優、歌手を生業とする色んな方々が参加していてなかなか面白い。MISIAは言わずもがな、素晴らしいです。
楽しくて感動して、泣けます!
1人1人(動物だから、1匹1匹?)のキャラクターが立ってて、
ストーリーは王道のながらとても、しっかりしています。
崩壊寸前の劇場の支配人コアラのバスター・ムーンは、
劇場再建のためにオーディションで選んだ新人を、
スターに育てて起死回生の賭けに出ます。
オーディションのシーンが楽しい。
そして何より選曲がいい、歌詞がいい、歌手がいい!!
曲はレディ・ガガからフランク・シナトラ、ビートルズに、
極め付けのラストはスティヴィー・ワンダー。
とにかくラスト・ステージが圧巻です。
(英語版で観ました)
ヤマアラシのアッシュ役のスカーレット・ヨハンソン。
歌が抜群に上手いですね。
24匹の子豚のママ・ロジータはリース・ウィザスプーン。
こちらの歌唱力も素晴らしい。
ゴリラのジョニー役のタロン・エガートンの声は、
とびきりスィートでウットリ(ロケットマンでも上手かったですね)
笑って泣いてスィートになれるハッピーな映画。
家族みんなで観れるのも最高ですね。
一人一人の個性が光ってて良い!!
2022.35本目
キャラクター一人一人にフォーカスがあたっていて、演者たちの個々の魅力がよく伝わった。
ムーンさんに関しても、才能を見い出して個を伸ばす力があったり、はったりばかりだけど賢くて機転がきく才能とかがあったりして、この人についていきたいと思わせるカリスマ性があった。
そしてライブはさいこー!の一言に尽きる!
とくに、グンターとロジータのパフォーマンスがとっても好きだった!ロジータかっこいい!!
音楽には、自分を解放させてくれる力があるなと再発見させてくれる映画でした!
子供は楽しめる!
話としてはまとまっていて、全体的には良いと思います。
挿入歌もあってミュージカルみたいで楽しいです。長澤まさみの歌がうますぎて驚きました。
個人的にはもう少し細かい部分まで描写でしてほしかったというか、
心が変わっていく過程をもう少し丁寧に描写してもらえるとさらに面白かったと思います。
登場人物(動物)が、多いからか一人一人がなんとなく乗り越えて、結果良ければすべてよし、みたいな感覚がありました。
しかし、子供にとっては面白い作品だと思います。
夜から始まり朝で終わる面白い映画
内容は擬人化した動物が劇場で歌や踊りを通じて各々の葛藤と軋轢の解放を描いた作品。一番印象に残った言葉は『ご来場の全ての生き物の皆様ようこそmoon劇場へ』でその一言で台詞の力強さとそれだけで、これから起こる出来事全てを表す良い言葉だと感じた。シーンや場面では水没する劇場のシーンは、映画タイタニックの様で水の迫力があった。境遇や立場では、この物語の破壊と再生の最後の90歳羊の大女優おばあさんの音の無い拍手は号泣ものだ。最初のオープニングも説明が簡潔で素晴らしい出来だったので分かりやすく楽しめると思います。
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