ジェイソン・ボーンのレビュー・感想・評価
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なくてもよかった?
本シリーズも4作目。「ボーン・レガシー」などという作品も作っておきながら、あらためての再起動である。
結論からいうと、あまりうまくいってない気がした。
ボーン(マット・デイモン)は、すでに記憶を取り戻しており、アイデンティティ・クライシスのテーマはもはやない。
CIA長官(トミー・リー・ジョーンズ)がはっきりした敵というのも、ロバート・ラドラムの理念からは遠いのではないか。
いまから思うとジョアン・アレンのバランスは絶妙であった。
ひとえに、ストーリーがよくわからないということに起因している。ボーンの目的も伏せられたまま、リー(アリシア・ビカンダー)が何をしたかったのかもよくわからないまま、CIA長官はなぜボーンを消したがっていたのか。
そういう説明なしで突っ走る映画ではあるのだが、様々な設定があるはずなので、それを少しは開示してほしかった。
ポール・グリーングラスの演出はさすがであった。
ファンの期待を分かってる!
よかった‼️w
こんな『ボーン』観たくなかった
『アルティメイタム』で「すべて思い出した」はずのボーン。本作では彼が父の死の真相を思い出し…ってすべて思い出してないやん!こんな後付設定で話を転がしたところで興味が持続するはずがない。前3作で物語のフックとなっていたボーンの正体よりも重要なことでは無いから
アクションにも不満。『アイデンティティー』が徹底したリアリズム演出で革新したアクション描写を更新できていない。厳しいことを言うようやけどわざわざ今『ボーン』の新章を始めるとなればそこは期待せざるを得ないというもの。ラスベガスでのチェイスシーンは不必要な過剰さで思わず苦笑が漏れた
例えば『ランボー 最後の戦場』みたいな語り口にするべきだったと思う。だってボーンは悲しき過去を背負った殺人マシーンという意味ではランボーと一緒だろ?つまり今更ボーンの父がどうとかじゃなくボーンが前3作で背負った業に向き合わせるべきだったのでは?ってこと
思想もやや時代錯誤。CIAの老害と若手IT長者が悪者って…世代的な感情が入り過ぎてると思う。『MR. ROBOT』の設定の方がよっぽどスリリング
物語もアクションもどっちも今ひとつな『ボーン』なんて観たくなかった。正直ちょっと寝たよ…
ボーンが帰ってきた!しかし…
アクション映画界に革命を起こした
「ジェイソン・ボーン」シリーズの4作目。
(レガシーは黙殺)
相変わらずの
手ブレカメラワークでのキレッキレ演出。
カーチェイスの迫力も申し分なし。
スノーデン事件など実際の出来事と
絡めて話を展開していくのは
リアリティがあって、物語により入り込めた。
しかし「スプレマシー」「アルティメイタム」
超えはならずと言ったところか。
つまらないわけではない。
むしろ普通に面白いのだが、
やはり前作はあまりに斬新で、
あまりに素晴らしい出来だったのだ。
派手な爆発はなくとも面白いアクションが
撮れると証明してしまった
映画史に残る革命的作品の続編ともなれば
当然ハードルも高くなる。
今回はそのハードルの高さピッタリか
やや低めくらいの出来という印象。
越えてはこなかったかな。
しかし劇場でボーンの姿を見られたのは
単純に嬉しかった。
そしてこれは完全に自分のミスだが、
いつものようにど真ン中の席で鑑賞したら
手ブレ演出で酔うわ酔うわ。
見づらい部分がままあった。
これからこの映画を観ようという人は、
いつもの席より
やや後ろをとることをオススメする。
(このことで作品の評価を
低くしたりはしていません。悪しからず。)
イリュージョンかよ
シリーズ最高傑作
ジェイソン・"Re"ボーン。
ボーンのスペルは違うけどそれはご愛嬌で。
よくも悪くもこの作品はあくまでも生き返り、再始動のためのプロローグ的立ち位置なのかな、と。
今年初といっていいくらいの洋画アクション大作、それを期待していたかのように当日ながらなかなかの客入りだったと思います。
ハードルの上がった中での鑑賞でしたが、迫力はさすがの一言。
序盤と終盤のカーチェイスは、邦画には決して真似できない演出になっていて期待を裏切らないものになっていました。
ただ、逆にそこ以外は…イマイチグッとくる展開がなかった気がします。上記のカーチェイスもさすがに長くて間延びしてるところがあったくらい。
次回に続く終わり方だったので、ポジティブに次回作に期待したいな、と思います。
今回抜擢されたアリシア・ヴィキャンデルですが、「がんばって演じてます!」っていうのが伝わってきました。が、喜怒哀楽が美しく魅せれる彼女なら、去年のコードネーム U.N.C.L.Eのギャビーのようなキュートな役どころのほうが素敵で似合うよなぁ、とも思いました。
彼女が笑顔を見せれるようなCIAになれればいいね。
ジェイソン・ボーン
洋画のアクション物が好きなのでこういう映画はよく見るので
似たようなシーンが多く使われていると思いました。
追跡シーンが多く作り手が緊迫感を出そうとしている所が
解りますが長すぎて飽きるというか疲れます。
前半はシリアスさを出すために舞台は欧州
ただ逃げるのに金髪ロングの女性はきれいで絵にはなるのですが
目立ってしまうという意味ではシリアスさに欠けると思います。
後半はアクションシーンがやり易いアメリカを舞台にする所は
見てて面白いけど良くある流れのようにも思えます。
トミー・リー・ジョーンズがやけに老けた顔でそれが気になって
しかたがなかった。
最後にこの映画で良かった点は狙撃手とアリシアの存在ですが
狙撃手が以外にあっけなく消化不良で終わってしまう所も
爪が甘いと思いました。
すべて上から目線の感想ですのでご理解ください。
脇役が特に良い
言いたい事は色々あるものの…
予習して見ないと…
「これで終わりにしよう」
結論から言うと、少し物足りなかった。
今回もまた期待しすぎた結果、自分で閾値を上げてしまったため満足できなかったということか。
前回までの3作と比べてどうなんだろ。。
シナリオが淡々と進むのとか、やたらとぶれるフレームワークなどで臨場感とかリアリティを強調してくるのはボーンシリーズのアイデンティティというか、いやこれポール・グリーングラス(監督)のアイデンティティなんだよね。
まぁ要するに私の好みではないということが改めてわかった。
終盤のカーアクションはもうハチャメチャで、映像としての見所にはなっているけど、それを映画としての見所にしてはいけません。
もうボーンシリーズはこれで終わりにしたほうが良い。ボーン・レガシーの失敗もあるし、みんな歳だしね。
ちょっと残念
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