ふたりの桃源郷のレビュー・感想・評価
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仏教では、生きることを苦しみだという。その「四苦」の中の、老いるこ...
仏教では、生きることを苦しみだという。その「四苦」の中の、老いること、病むこと、そして死ぬことが、この作品では描かれている。
それらは確かに苦しみではあるけれど、「山」があることで、じいちゃんとばあちゃんと家族の人たちは、明らかに「救われて」いる。
たぶん人間には「ふるさと」が必要なのであって、そこは、「生まれた場所」とは限らなくて、「自然のある場所」であるべきなのだと思う。
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