ポッピンQのレビュー・感想・評価
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「女の子」という盟友
自立とは「何かに言い訳をせず自分の意思で自分の道へゆく」事だろう。
ここでは5人の少女が自立への道に向かう様が、卒業シーズンを背景に描かれている。
そしてユニークなのは女性を自立をさせる場合『タイタニック』『千と千尋の神隠し』『アナと雪の女王』などで描かれると誰もが知っている感じている「愛」を使うのだが、ここでは何と「ダンス」なのだ。
いわゆるスポ根や部活モノでならそれもアリなのだろうが、それだと「青春の一ページ」で収まってしまう可能性がある。が、ここでは成長に老いや衰えを加える事で「女性の自立とは何か?」という別の視点を盛り込んで、結構シリアスな問いを投げかけている。
どうやってそれを乗り越えられるのか?やっぱり「ダンス」なのだ。そして「女の子」なのだ。
ダンスをする5人の少女ははつらつとしていた自身の原点である「女の子」を胸に抱きながら、それぞれが自立してゆく。という、もの凄い主張をこの映画はしている。
今までしっくりしていなかったCGIもエモーショナルな魅力にあふれているのだけれど、けど……
アレがなければなぁ。
青春ファンタジーもの?
ポスターしか見ずに、なんの前情報も入れず鑑賞。
青春ファンタジーものかと思ってたけど、某アイドルゲーム然りなダンスバトルにびっくり。
かと思いきやデジモン的な要素とプリキュア感もあり盛り沢山すぎて自分にはあまり合わなかった。
ただ、エンドロール後に無理やり納得させられた感があるから0.5プラスします
CGダンスがレベルアップ
久しぶりに話の伏線も無く、直球勝負な作品に巡り会いました。
CGのダンスは、東映アニメーションの得意とするところですね。スムーズな動きで良かったです。
ただ次回予告?は、ちょっと力入れ過ぎかな。
そちらの方が、頭に残ってしまいました。
キャラはいいんだけどなー。
ポッピン族とかパラレルな街とか、とっても絵面は気に入ったんだけどお話がな…。
女の子の成長ものがたりは良いのだけど踊りで世界を救う、ってところが微妙…。みててちょっと赤面。
エンディングの後のオマケがいちばん良かったシーン。次回が楽しみなオチでした。
かわいさだけで満たされる
この作品は今年見たアニメ作品の中で一番よかったです。
とにかくこの作品のよさは辛気臭さが一切ないことです。
なにか人間の奥深い所や、複雑なことを表現しようという気は一切なく、とかくまっすぐにただかわいい女子を健やかに踊らせるアニメです。逆に複雑なものを期待して見てはいけません。
ただ女子たちが踊ってももちろんよいのですが、しかしそれではメリハリがないというもの。一応葛藤みたいなのがあって、それらを乗り越えようと皆頑張ってたり、とりあえずお決まりのお話の骨子があります。それらがありがちだなぁとか思う人もいるかもしれないですが、むしろそこに清々しさを感じ、堂々とした女子ダンスアニメに昇華しています。
すべてがすべて、視聴者の期待通りに事が運びます。
最初はでっかいだぼだぼの服を着て踊ることになるのですが、変身してかわいさ満点のコスチュームになったとき「これだ!」と劇中のキャラと同じように叫びたくなりました。
女子だけじゃなく、ちっさいもふもふした謎の生き物たちも踊ります。これも超かわいくて癒やされます。
最後のダンスでは劇場で踊っている人もいて、愉快でした。
癒やしを求めている人にとってはとてもオススメ出来る作品です。
異世界の雰囲気もすごいいいです。
低年齢の子供もかなり楽しめる内容ではないでしょうか。
自分らしく生きる
全ての年代の方々に見てほしい
作品… 私はそう思う
私事になりますが
私は、私を、私自身と
私の中の私が……
「お前らしく生きろ!」
と、いふ
メッセージを… 私に
受け取りました。
ありがとうございます(*^-^*)♪(笑)
映画を観る環境に
国にいるだけで素晴らしい…
感謝
この3月に卒業を控える中学や高校生におすすめの青春ストーリー
駅の改札でタッチで時の谷へとばされてしまった主人公たちが不思議世界で冒険するお話。
ダンスで世界を救うのはちょっとどうかとは思うのですが…王道な展開でよくまとまっていて気軽に楽しめます。
なんといっても、ゆるふわ衣装とちびっこいポッピン族のキャラたちがかわいいですよ。
一見冒険ものなのですが、それぞれに悩みを抱えた5人の女の子が出会い、卒業をを控える思春期のまっただなかで、もがき、ぶつかり合い、絆を育みながら成長していく青春ストーリーです。
「君の名」や「聲の形」と比べると年齢の低い層、絞られた層、ターゲットは8~18才くらいの女の子になるのかなぁ。
とくに、この3月に中学や高校を卒業する子たちに観てもらいたいですね。
あと思春期や卒業のころを思い出したいおとな達にも!
よく考えてみるとジョージ・ルーカス監督の「アメリカン・グラフィティ」に通ずるものあった作品でした。
60周年記念作品とハードルあげてる割には評価は高くなかったですが、思ったより楽しめました。
【注意】エンドロール後に続きがあるので最後まで席をたたないこと
人によって好き嫌いが大きく分かれそう
物語の設定は面白いし、キャラも魅力的だし、テーマみたいなものも何となく伝わってきて感動した。でも、どうしても一つ一つの場面で深く入り込めない。映画でこの尺でやる作品じゃなかったような、何か勿体ないような。
無理矢理物語の世界観を受け入れさせてるような。頑張って理解してついていったので楽しめたけど。
キャラの心情とか何故ダンスがこの作品の核を担ってるのかとかもっと深く知りたかったかなあ。
もやもやしたままエンドロールを観てたけど、その後の展開には驚きました。
普段こういうアニメ観ないのでモーションキャプチャというものを知らず、凄い技術だとびっくりしました。ダンスシーンの踊り方にそれぞれ個性が出てる感じがして良かったです。
よく練り上げられた東堂いづみ
おじゃ魔女どれみやプリキュアでおなじみの東堂いづみ作品。正直に言うと東堂いづみの雰囲気に慣れ親しんでいる人以外はあまり楽しめないかもしれない。
東堂いづみの雰囲気とは、少女の青春(友情・葛藤・成長・勝利など)を前面に押し出したものだ。これが慣れていないと結構きつい。さっさと謝れよとか反省しろよとか、観ていてイライラする人がちょいちょいいる。悲しいことに。
とにかく、そういう人を選ぶ作品であることは間違いない。
じゃあ、自分はどうだったか?楽しめました。割かし丁寧なプロローグ、ポップでかわいらしいポッピン族、かわいいキャラデザ、キレッキレのダンス。前半がおじゃ魔女で後半がプリキュアといったところか。「ダンスフォーメーション」からのプリキュア感は中々のもの。
じゃあ、なぜ☆3なのか。いやー、面白かったとは思うんだけど、色々と唐突すぎるかな…。少女たちが仲良くなる過程だったり、自分の後悔や悩みを乗り越える過程だったりがあまり描かれているようには見えない。ちょっと言い合いになったら仲良くなってて、ダンスがうまくなったら精神的に成長したことになってて……。悪いやつもなんか突然出てきたし。
もったいないな、もったいないなと強く感じた。40分のOVAを3話構成で出してくれると、少女たちの心理描写をもうちょっと詳細に描けてよかっただろうにと思った。やりたいことはよくわかったし、あらすじ自体はよかったので、もっと各キャラクターが映えてくれれば…!
まあ、やりたいことがわかったのは自分が東堂いづみファンだからだと思わないこともない。
これぞ節目か集大成か
楽園追放やre:cyborgが完全3D CGでJapanimationを製作する一つの到達点だったのでしょうが、まだ表情のタメ(わかれ)みたいな機微は手描きの方が、いい出来の画がつくりやすいのではないかなと思う。そんなここ数年は、動きが激しく表情は振り切れていても違和感ない戦闘やダンスを3D CGで、会話劇は手描きで製作するのが定番なのだと思う。そのプラクティスにどかーんと劇場版の力を注ぎ込んだ映像を大スクリーンで観るわけだから健全な映像ドラッグって感じである。欲を言えばもっと大勢の動きが観たくもあった。アイマスのように。
ところで劇場版商法が(まだたまに)ある中、その逆にこれからTVシリーズになったりするのでしょうか?チョットあざといヒキ。
「あの伏線はどうなるの?さらにドンデン返しあるの?」
と思ったらごらんの有様だよ。
時間を無駄にしたい人にはおすすめの作品
キャラクターデザインは最高。いいですね最高です。背景も素晴らしいです。
そこしかほめる所がありません。
ぶつ切りのストーリー。唐突な展開。流れをぶった切っていきなり流れるOPとエピローグ。監督の才能がいかんなく発揮されています。
悪い意味で。
ダンスで世界を救うとの事でしたが、なんであんなダンスなんでしょうか?伝説の踊りとの事でしたが、プリキュアのEDみたいなダンスである意味笑えました。
続編をやる予定のようですが無理でしょう。
本気で本当に物凄くいい!!!!
私も今15歳で(高一ですが)中学三年生の頃は本当に映画のように思っていました。
悩んで悩んでどうでもよくなってました。
だから、前に向ける映画だと思います。
他の方はわかりませんが、(好きも嫌いも人それぞれなので)私は大人も子供も楽しめるかと思います。
実際、私が初日に行った時は人が多かったです。大人も結構いました。
ダンスも綺麗なBGMやCGです。
思わず見とれます…(笑)
それほど本当に綺麗なんです。
それとポジティブで前向きな主人公、凄く良きです◎
主人公だけでなく他の4人も一人一人個性が違って楽しめます。
ポコンの言葉「一人で抱え込むな」ってとても胸にきますよね。
それだけでなんだか頑張れます。
展開が急って言っていますがそれもこの映画の良いところではないでしょうか。
東映はやっぱり良いですね…(๑ ิټ ิ)ヘヘッ
「卒業」について考えさられました。少し寂しいですが、卒業はゴールではなくスタートだと、知りました。
新しいスタートを迎えた5人、そして時の谷のみんな、レノ、新キャラクター、、、
きっと春の4月頃に続編しますよね?(予想ですが)
高校の入学式でしたし、春ですし、時期的にそうだと思いたいです。
全体的に、最高です。楽しいですし面白い。
長くなり申し訳ございません。
最後に、【 続 編 】、凄く凄く凄く楽しみにしています!!!!
期待してます!
みなさん、見てください!!
続編が気になります
ヒロイン達が可愛いのが良いですね。中学生のそれぞれの悩みがリアルで共感できました。
エンディング後にまさか続編があるのって展開は予想してなくて驚きましたが、本当にあるのでしょうか?
展開がコロコロ変わっていくのは、よく言えばテンポが良い、悪く言えばちょっと雑。何方かと言えば良い方の勝ちかなです。
公開初日に以外と人が入ってなかったのが残念でした笑
ちょっと年齢層低めがターゲットかもですが楽しめると思います。
東映アニメ60年の好い所取りを狙ったかな
雰囲気のあるポスターデザインをみて面白いかもと思ったので試写会に応募し、当選した次第。
当選してから知ったのは、異世界に迷い込んだ少女たちが、ダンスで世界を救うというハナシ。
むむむ、そんなハナシだったのかぁ・・・
高知・桂浜にある中学に通う小湊伊純(こみなと いすみ)は卒業間近の陸上部員。
秋の大会の短距離走で同級生に負け、悔しい思いをした。
両親は、間もなく東京に引っ越す。
悔しい思いを残したまま、東京などには行けない伊純は、ふとしたことから「時の谷」という異世界に迷い込んでしまう。
その「時の谷」では、「時の欠片」なるものが粉々になり、司る時に異変を来していた・・・
というハナシは、その後、伊純と同じ中学女子が異世界に迷い込み、一丸となって「時の欠片」を集め、ダンスによって「時」を修復する羽目となる、と展開する。
まぁ、ひとことでいえば、バカげたハナシ。
なんだけれども、意外と面白い。
面白く感じられた要素を取り出してみると、
1.卒業間近の中学女子→成人するための通過儀礼
2.異世界で司られる「時」→一見、自由になりそうな「時」は、非可逆的で、安易に過去は変えられない
3.異世界→一見、子どものおもちゃ(ぬいぐるみ)に模した世界だが、仁王に似た悪役造形など、和洋混交
4.ダンスで世界を救う→神に捧げる舞い、踊るのは巫女
となる。
たぶん、無意識の設定や造形なのだろうが、東映アニメーションの『白蛇伝』『わんぱく王子の大蛇退治』『太陽の王子 ホルスの大冒険』などの遺産(レガシー)と、『プリキュア』シリーズなどの新作のテイストが上手く融合している。
そういえば、異世界のぬいぐるみ然とした「ポッピン」の真の姿が、村上隆のアートデザインに似ているあたりも興味深い。
異世界に紛れ込む6人のうち5人が少女、ひとりが少年で、その少年がヒール役(悪役)といったあたりも興味深いが、悪役の動機が不明なのはちょっと減点。
少女たちが踊るダンスも、モーションキャプチャを基にしたCGでよく出来ているけれど、いかにもアイドル然としたダンスなので、ここいらあたりは、やはり子ども向けなのだろう。
まぁ、雅楽にあわせて幽玄に舞えば、それはそれで面白いのだけれど、観客動員は激減するだろうなぁ。
なんのかんのといろいろ言ったが、結構愉しめました。
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