「衝撃と絶望のヒーロー大集結、MCU史上最も重厚な一撃」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー アルタイルさんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃と絶望のヒーロー大集結、MCU史上最も重厚な一撃
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『インフィニティ・ウォー』は、これまで積み重ねてきたMCU作品の集大成として、一切の妥協なく壮絶なスケールで展開するクロスオーバー映画です。ヒーローたちが一堂に会するその瞬間だけでも胸が熱くなりますが、それぞれのチームアップのバランスが非常によく、誰もが“主役”として活躍する脚本の巧みさには感服しました。
最大の魅力は、やはりサノスの存在感。単なる「強い悪役」ではなく、自らの信念と深い哲学を持った圧倒的ヴィランとして描かれており、彼の一挙手一投足が物語に重みを与えます。特にガモーラとのシーンは、暴力と愛が矛盾なく存在する異質な感情が胸に刺さります。
終盤に向けての展開は、予測不可能で容赦のない“破壊”の連続。希望と緊張の振り幅が激しく、まさかのラストには、映画館全体が沈黙したのを覚えています。ここで終わるのか…と誰もが言葉を失う衝撃でした。
一方で、超豪華キャストゆえのキャラクターの掘り下げ不足や、やや慌ただしく感じる場面転換も見受けられ、完璧とは言えません。ただ、それを補って余りあるテンションの高さとエモーションの重さが、本作をただのアクション大作以上のものにしています。
評価は4.5。サノスの指パッチンと共に、観る者の心にも深い爪痕を残す、MCUのターニングポイント。
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