「誰のための映画」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー kometaroさんの映画レビュー(感想・評価)
誰のための映画
あらすじの時から、何で、ストーンを集めたら、宇宙の半分を滅ぼせる、なんで、全部じゃないの?
と、思っていましたが、なんだ、アベンジャーズ メンバーの半分が消えていく絵を出したいのと、後編のメンバー整理のためにと感じる、宇宙半分消しですねえ。こういう設定のための設定、って、好きではないです。
バトルシーンは、いろんな趣向のシーンで良いけど、強敵サネスが出てくると、強すぎる敵なので、負けに次ぐ負けで、爽快感なく単調。しかも、後半に行くほど、バトルインフレ化するだけで、ヒーローも、サデスも魅力が削がれがちな気がしました。
追記
宇宙半分が消滅は、原作がもともと、そうだからという指摘をいただきました。原作には、ちゃんと理由があるのでしょうか?無いなら、やはり設定のための設定と思いました。
マーベル ユニバースファンの、お祭りとして☆5映画であることは、わかりますが、マーブル映画を全部見ていないと、魅力が伝わらないなら、映画としては、歪でしょう。むしろ、この映画で、初めて見るヒーローだけど、カッコいい、単体の映画が見たくなった‼️という方が、健全だと思います。これは、マーベルファンだけへのサービス映画でしょうか?
サノスが語っているのは、物語的に、つけた理由です。それは、作劇上の方便で、すごく説得力あるわけでもないと思います。どんな作品でも、あるじゃないですか、登場人物を整理しるのに、都合いい設定をつけること、あれに近く思いました。あと、アベンジャーズ全滅のラストから、逆算したストーリーにも感じ、とはいえ、全滅も困るので、半数かとも、思いました