「超娯楽活劇」マイティ・ソー バトルロイヤル odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
超娯楽活劇
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毎度おなじみマーベルコミックの北欧神話風SF大活劇、予算もたっぷりだからVFXも見応え十分、別の星に寄り道したりと往年のスターウォーズを思わせるサービスぶり、ワーム・ホールをアス・ホールと呼んだり子供に受けそうなギャグ満載、ケイト・ブランシェットも子供たちがコミックの大ファンなので敵役ながら快諾したらしい。ハリウッド進出の契機ともなった浅野ホーガンでしたが本作で討ち死にとなってしまいましたね。 まさか劇中劇のロキがマット・ディモン!。
骨肉の争いも毎度のことだが日本の戦国時代も似たようなものだからおぞましい、流石にソーに姉殺しはさせられないと女戦士ヴァルキリーを当てたのかと思ったら冒頭の炎の巨人スルトの兜が伏線だったとは驚いた。ハルクやヴァルキリーは味方の筈なのに焦らされます、ロキの心変わりは本心かどうかは疑問ですが裏切り者のスカージが最後は民を守る改心ぶり、冒頭のマシンガンコレクションまで伏線とは、心変わりが裏テーマなのでしょうかね。
娯楽活劇のツボをよく心得ていて2時間越えの長尺でも飽きさせないプロットの上手さはお見事、エリック・ピアソンさんは「ゴジラVSコング」の脚本も書いていると言うから楽しみです。
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