「かなり笑えソーな作品。」マイティ・ソー バトルロイヤル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
かなり笑えソーな作品。
闘いにおける最後のトドメの一発!といった場面でブラックアウトするという物足りなさは何なのだ?こうした場面がが3回ほどあったのですが、もしかすると、痛々しいカットは笑える場面に取っておいたのかとも感じました。笑っちゃいけないのに笑ってしまう、どことなく『ガーディアンズ』シリーズにも通ずるコメディ映画(?)でありました。しかもお笑い担当キャラはアベンジャーズ側全員。こんな映画だったのか・・・『マイティ・ソー』の2作目も未見、『ドクター・ストレンジ』も未見でしたが、初見の人でも大丈夫です(わからないのはロキが嫌われてるエピソードくらい)。
ストーリーはいたって単純。アスガルドの王子ソー(クリス・ヘムズワース)が父オーディン(アンソニー・ホプキンス)を探して地球に向かい、再会したときに世界の終わり(ラグナロク)が迫っていると告げられる。そこに現れたソーの姉でもある死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)が現れ、ソーの最強の武器ムジョルニア(ハンマーの凄いヤツ)を破壊してしまう。そして宇宙の辺境サカール星へと飛ばされ、武器を持たない彼は手練れの賞金稼ぎヴァルキリー(テッサ・トンプソン)に捕まり、グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)が主催する闘技場にグラディエーターとして参加させられるのだ。
そこで闘うべき相手がアベンジャーズの同僚ハルク=バナー(マーク・ラファロ)という偶然。直接対決の勝敗はブラックアウトです。一方、ヘラはアスガルドに乗り込み、支配者の座を我が物にしようと試みていた。やがて、弟ロキ(トム・ヒドルストン)、ハルク、ヴァルキリーを説得してヘラ討伐へと向う一行であった・・・
最初からレッド・ツェッペリンの「移民の歌(Immigrant Song)」が聞ける。『ドラゴン・タトゥーの女』のようにカバー曲ではない、モノホンのツェッペリンだ。激しい戦いのシーンだというのに、聞きほれてしまって、細かいアクションを見逃してしまったかもしれない。音楽でよかったのはこの曲だけだったのですが、2回も聞けたことに満足。しかも「移民」ということでしっかりテーマにも合っています。笑えるシーンも程よいペースで訪れるのでオススメです。
【2017年11月映画館にて】
AC/DCをレッド・ツェッペリンと勘違いしたスパイダーマンにも繋がってるし、MCUは音楽でも繋がってるんだなぁ・・・
talismanさん、おはようございます!
俺も移民の歌がもっとも記憶に・・・
2作目を見ずに3作目を映画館で見たというのに、こっちの方がやっぱり面白かった!『ロード・オブ・ザ・リング』といい、ケイト・ブランシェットはこういう役がよく似合うし、美しい・・・
ケイト・ブランシェット見るために見ました。ストーリー、何だかもうわからないというか覚えてないです。「移民の歌」がひたすらかっこよくて良かったな~は強烈に記憶に残ってます。