「お笑い路線へ振り切った!」マイティ・ソー バトルロイヤル しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
お笑い路線へ振り切った!
クリックして本文を読む
マーベル・シネマティック・ユニバース第17作。
ソー・シリーズ第3作。
Blu-rayで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
GotGシリーズに負けず劣らずのコメディーぶりでした。全力でお笑いに振り切っていて、ソーが持っているコミカルな面が強調され、彼の全貌が明かされたような感じです。
シリーズでも各作のタッチがバラエティー豊かなのがMCUの魅力だと改めて思いました。笑いとアクションのバランスが絶妙で、ソーの世界観ともマッチしているからすごい。
「シビル・ウォー」でハブられていたソーとハルクが、鬱憤を晴らすかの如く大暴れ。バトルロイヤルの戦いも去ることながらヘラとの決戦は迫力満点。ソーの雷撃、天下一品でした。
ヘラは、サノスを別格と考えても、MCUのヴィランの中で最強クラスかも。ホーガン(浅野忠信)もやられてしまいました。レギュラー・キャラを呆気無く殺すなんて容赦無い。
強大な敵を前に、ソーは重大な決断を迫られることに。彼の人生が新たなステージへ踏み出した感じでした。ツラさを上塗りするポストクレジットシーンの衝撃が凄まじかったです。
[余談]
邦題ですが、「バトルロイヤル」にしなくても、原題の「ラグナロク」のままで良かったんじゃないかなと思いました。
※修正(2024/03/09)
コメントする