リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
全84件中、21~40件目を表示
期待していたモノを上回った
予備知識なしで鑑賞。
あまりキャラに魅力がないかなと思いましたが、物語を追うごとに段々好きになっていきました。ヘクターとの友情のような家族愛のような関係が良いですね。最後は本当に感動しました。。。
私も忘れないようにしたい。
忘れてはならないもの
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
普段ディズニー映画は自発的には観ないのだが、会社の人から「これは泣けるから観て!」と強く勧められた。「そこまで仰るなら…」とちょっと興味が湧いたので観ることに。
メキシコの日本で言うお盆に当たる死者の日には、ご先祖様が家族の元に帰って来ることが出来るがそれには条件があり、祭壇に写真が飾ってあることが絶対に必要になる。
写真も無く、人々の記憶から完全に忘れ去られてしまった時に、死者は「二度目の死」を迎え、死者の国からも消え去ってしまう。なんともシビアな設定だなと思った。
私たちがこうして生きていられるのは、ご先祖様から繋がって来た命や想いの結晶なんだと感じた。つい先日、大好きな祖母を亡くしたばかりだったから、余計に沁みた。
幼い頃、両親から曽祖父母の話を聞く機会があった。私もいつか出来る我が子に祖父母のことを話そうと思う。実際の記憶は伴わなくとも、心の中で生き続けるだろうから。
家族が忘れない限り、その想いは永遠に繋がっていくのだろう。離れていても、忘れないで。「リメンバー・ミー」の歌詞にこめられたものを思い出すと、今でも泣きそうになる。
ミゲルの家庭で音楽が御法度となった背景には、ヘクターが去ったことにより音楽を避けるようになったイメルダを見たココが、母の心情を子供なりに察し、大好きな父親と音楽を嫌いになったと云う風に振舞ったからではないだろうか。
それから連綿と「音楽はダメだ」と云う上辺だけが受け継がれ、本当の想いが置き去りになってしまったことで、誤解と擦れ違いが生まれたのではなかろうかと推察する。
1年後の死者の日に、ヘクター、イメルダ、ココが3人揃って花びらの橋を渡る時ココはおばあさんの姿だが、どんなに老いたとしても親にとって子は子なんだなとホロリとした。
[以降の鑑賞記録]
2024/07/19:金曜ロードショー
※修正(2024/07/19)
20181202 1回目 シンガポールからの帰り飛行機 3 202...
20181202 1回目 シンガポールからの帰り飛行機 3
20220304 2回目 金ロー 3.5
3年以上ぶり。見たのを忘れてた。
ヘクターとミゲルが家族だったシーン、最後の方は感動した
思ってたストーリーとは違うが感動でした
主人公ミゲルが憧れのミュージシャンに感化され色々な困難を乗り越えて大ステージに立つようなサクセスストーリのような展開を想像してました。
しかし、流れは違くてこの憧れのミュージシャンは悪者!でした。
最後は、いつもは認知症?であまり反応しないひいおばーちゃんがミゲルの言葉でリメンバーミーを口ずさみ自ら「昔よくお父さんが歌ってくれた・・・」と言って写真を取り出す所で映画館の中ではグスグス泣いている声があちこちで聞こえてました。
家族や先祖(子供、父母、おばあちゃん、おじいちゃん、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん・・・)などはとても大切なものということを教えてくれます。
大切な人と見に行くと将来もっといたくなります。
心が洗われるハッピーエンド
涙腺が脆いので割とよく泣くタイプですがおよそ1時間45分の間に何回も泣きました。
映画館で見て号泣、DVDを買って見て更に号泣
1度目もよりも2度目のがより感情移入した気がします。
途中で「この人が実は……だったんだ!」と思わせといて終盤「お前が……だったんかい!」と驚かせられました。
いい人だと思っていたら悪い人だった。
最近のディズニー映画のパターンですがいつも驚かされます。
その見せ方も鮮やかです。
ミゲルが2度目の死に触れたシーン、2度目の死に直面しそうなシーンは涙が堪えきれません。
最後のココのシーンは言わずもがな
みんなと手を繋いで橋を渡るシーンは何回見ても泣きます。
心から良かった、と思える結末でした。
あとミゲルの声の石橋くん、歌が上手すぎですね。
ノリに乗ってる歌い方をします。
DVDを買ったので吹替も聞いてみましたが日本語版のが好きです。
とても似てる声でびっくりしましたが日本語版の方が歌の時に乗っている感じがします。
盛り上がり方も上手でこちらのテンションも上げてきます。
個人的には屋根裏でギターを弾いてるミゲルの、蝋燭の灯りによって照らされた肌の質感が好きです。
産毛っていうかなんていうかあの肌の感じは映画館で見た時「大変な技術力と変態的なこだわりに感謝!!!!!!」て感じでした。
ピクサーにカンパイ
改めてハッピーエンドって幸せだなぁと思いました。
カラフルー⸜(* ॑ ॑* )⸝
妹が絶賛してたから観ました。
うん。良かった。メキシコの死者の日がテーマです。
これなんで夏休みにやらなかったのやろうか?
普通にお盆にあわせてやれば、、良かったのに?
夢を生きる人と現実を生きる人?みたいな。
言い過ぎっちゃー言い過ぎだけど。
夢に生きるという事が、他人を犠牲にしたならば、死んでも思い出してもらえない、みたいな、割とこー、深いテーマではあるわね。
現実に生きたイメルダは、家族に後後も愛されるが、ヘクターこと高祖父は忘れられてしまうー、みたいな。
なんか、歌だからいいけどさー、もしヘクターがおれはギャンブラー目指すぜっ!って言ってさ、出てったけど、思い直して帰ってくる途中で殺された。そんな事実でも許されたかしら?(笑)
歌は素晴らしいよ!確かに!
でも、結論言いたいのは夢は素晴らしくて!夢は必要!ってことでしょ?
その夢が歌手じゃなくても応援するのかなー?とか穿った目で観ちゃったわ。
なんか言いたいことが上手く書けないけど、、、映画自体は良かった。けど、テーマ自体に少しのモヤモヤ。
先祖を大切にするのは素晴らしいことだけどね!
涙腺破壊
終盤で自分の父だと思っていたデラクルスが殺人者だったのと、ヘクターが実の父だとわかってからの流れが予想外でした。
最後にヘクターはココおばあちゃんに忘れ去られて消えてしまうしかないと思ったが、
ココおばあちゃんがミゲルの思いでの音楽で記憶を取り戻し、破られたヘクターの写真も見つけて大団円という流れが人の家族を想う根源的な幸せなんだなと強く感じました。
先が読めてつまらない
ヘクター出てきた瞬間にボケ始めたおばあちゃんと繋がって。あっ、これが父親でー。と先が読めて一気にさめてしまったと同時に、父親と子供の絆に元々共感できない性質も加味されて、どうせラストはハッピーエンドでしょ?メキシコの文化に馴染みも薄いし、あー、せめて字幕で観たかった!なんで都内だけ?って怒りさえ沸いてきた。救いはアニメーションの進化に驚いたこと位
鑑賞記録
「家族」と「夢」の二者択一って映画だけでなく実人生でも問題になることだと思うのですが、そもそも天秤にかけてどちらかのみ選ばねばならないものなのでしょうか。それぞれが、人が生きる上で必要なものなのであって、捨て去ることなどできないものなのだと思っています。
ミゲルくんの一族は(というか、メキシコの家庭が?)超がつくほどの家族第一主義。代々続く家業を継ぐことが幸せとされていて、別の夢を志そうものなら…しかもそれが一族の禁じている音楽なのだからさあ大変。このくだりは観ていて本当に不快で、ばあさんがミゲルの「夢」を文字通り粉々に打ち砕いておきながら慰めにかかろうとする姿は立ち上がって罵声を浴びせたくなるくらいイヤ〜な場面でした。いくら血の繋がりがあるからとはいえ、他人の未来を自分の想定の範囲内に収めてやろうなどという考え方は本当に傲慢だし、気をつけなければならないなと思いました。かけがえのない存在である家族が足かせになってしまってはならないと思うのです。
とはいえ、家族って大事だよな〜とも思うわけです。仕事柄、色々な家族と触れ合います。ただ家族がいるだけではどうにもならないということを痛感させられることも度々あります。親が子を思うという姿を見るだに泣けてきてしまう昨今の私なのですが←、「自分は愛されている」と子が感じられることが大切なんじゃないかなと思います。ラスト、一族が忌み嫌ってきた音楽が親の愛を想起させるシーンは本当に温かくて(明るさの演出も相まって!)素敵です。ちなみに自分はそのシーンでは泣かなかったんですけど、エピローグでのある「再会」で思わず落涙。よかったねぇヘクター…(;ω;)
音楽は相変わらずサイコーなんですけど、今回吹き替え版でミゲル役を担当した石橋陽彩くんの歌声が素晴らしすぎるのでぜひ多くの人に聞いてほしい!
相変わらずの高クオリティなので万人にお勧めします。ディズニー・ピクサー、なめたらあかんぜよ。
シナリオのできの良さに恐れ入った
主人公の「音楽やるんだ!」って意志がすごいんだよ。それが最初から最後までずっと一貫してんの。
「『音楽やるんだ!』って強い意志持ってたら、こういう行動取っちゃうよね」と納得の行動してると、いつの間にか死者の国に迷い込んじゃうのね。でも、納得なんだよ。行動に納得してるから。
死者の国から帰るには家族が許してくれればいいってルールで、最初簡単に帰るの。ただ、そのときに「音楽はやらない」って条件付けられちゃう。それなのにギター弾いてさ、すぐ逆戻り。ここも凄い納得。そして「『音楽やらないこと』って条件付けない家族を探さなきゃ」ってなるのね。
そこから先祖のパーティーに潜り込むために、コンテストで良い成績取って、なんとか潜り込んで、先祖に認められて・・・そして、ここからドンデン返し。「えー、そんな!」となったところで、納得の大団円。全部、自然なの。脚本すごい。
冷静になったらね、ドンデン返しなんて読める気がすんの。でも、納得の展開でストーリー進んでくから、きっちりミスリードされる。
合間に入ってくるグランドグランドマザー側の追跡もハラハラさせるし、ここ一番で主人公の背中を押す伝説の歌手の出演映画の台詞の使い方もうまい。もうほんと、脚本すごいね。
演出もいいんだよね。冒頭の一族の事情説明をだらだらやられたら飽きちゃうんだけど、織物の柄を使って飽きないように観せてくる。
音楽もいいし、全部いいから、またピクサー観ようと思ったよ。
なんとも有り難い映画
大人になれば数人は浮かぶ二度と会えない故人の顔。
その人達が、本当にこんなにも美しく生き生きとした場所にいてくれるなら……と思わずにはいられない映画だった。
そして、本当にこの映画のようにして
彼らが自分達に会いに来て見守っていてくれているのなら、そんな有り難いことはない。
そして実際無いとも言えない未知の事だけに、もしかしたらと想像し…
だとしたら…と、今の自分を俯瞰させてくれる内容だった。
頑なに音楽を避ける家族。
夢を持つ少年の視線を介して見る物語の中で、それは序盤、非常に閉鎖的で嫌な印象を受ける。
しかしラストに至るまでには、その滑稽な伝統が
傷つきつつも奮闘した妻と残されたCoCoの心情を思っての事だとわかってくる。
恐らくCoCoは母の気持ちを察して、自分も音楽を毛嫌いし避けてきたのだろう。
父の歌が好きだった幼少期に蓋をして。
そしてCoCoは母から音楽を遠ざけるために、自分と子供達にも言い聞かせ続けた筈である。
その子供達も最初は不服に思ったかも知れないが、恐らくは彼女の教えの中にある気持ちに気づき、それ汲んで音楽を避けて生きてきた。
主人公の少年は、悪いことではないにしろ自分の夢に夢中が故に
なぜ家族がこれほどまでに頑ななのか、その本心を察するに至らない。
そして家族も、何よりCoCo自身も
CoCoが蓋をした「父の歌が大好き」という本心に
CoCoの意識が閉じかけた今は気づけないでいる。
家族だからこそあるすれ違い。
思いやりのかけ違い。本音の出しそびれ。
その辺りの歯がゆさがとてもよく理解できた。
髪やグラスに注がれた液体等、細部まで驚くほどのリアリティーで描かれているのに
どこまでもファンタジーな美しい世界観。
その映像だけでも充分観る価値があったが
やはりラストシーンのリメンバーミー。
この場面。
歌声と、何よりも老いたCoCoの表情は忘れられないものとなった。
萎れた花がフワッと咲くように、幼少期
父の歌を聞いていた頃の顔に戻っていく様には、自然と涙が溢れた。
彼女の姿に、同じような状態にある身内を重ねてしまい
自分自身がこの少年のような心開く存在になれたらと思った。
そしていつかその身内も、既に亡くした故人達とともに
あのような美しい場所で……そう願いたくなった。
そしてその全員に改めて感謝もしたくなった。
生者の描く身勝手で都合の良い世界観ではあるが、それを救いに生きれる気がする
なんとも有り難い映画だ。
オレンジの花の橋を渡る
お盆になるとご先祖様が帰ってくるとか、帰り道が分かるように花を撒く(迎え火みたいな?)とか、異国の文化なのに日本と似ていて、スッと話に入り込めました。骸骨の胡散臭いおじさんが現世に行きたがっていたのが、ただ一つ、娘のココに会いたかったからって事。ミゲルがあの世を楽しいのは、音楽ができるから。登場人物の意思がシンプルで、ひたむきさに心打たれます。死後の世界のことなんて知らないけれど、死んで行った人々が、あんな美しく幸せな所で暮らせていたら良いなと、最後は祈るような気持ちになりました。
NHKで放送すべき内容。
幸せしかない。
ディズニー映画らしく、家族愛に心温まる物語😊
メキシコの死者の祭りが舞台なので、蜷川実花のような極彩色の映像美も楽しめる。
黄金に輝くマリーゴールドの花びらの橋や、ライトアップされた死者の国、鮮やかな精霊達など圧巻で、映画館で観られて良かった。
そしてCGの進化ってすごいなぁ…。
昔はモンスターズインクのサリーのフワフワの毛に感動していたけど、本作の髪の毛はもはや本物みたい。
物語も素晴らしく、ミゲルが本当の曽祖父に気づくシーン、死者の国から帰るシーン、ココがお父さんを思い出すシーンは泣けた…。
本当に死ぬのは、誰からも忘れられてしまった時ということを映画で表現するとこうなるのか。
でも死者の国も、死者が我々の世界に来た時も全く悲壮感が無くて、メキシコの文化の違いを感じた。
私もあんな風にお盆を迎えたい。
おばあちゃん達の写真も、データのままじゃなくて、ちゃんと印刷しよう。
素晴らしい
友人に誘われてなかったら観てませんでした。予告を観た際千と千尋の神隠しのパクリなのでは?と思いあまり良い印象ではありませんでした。 その上前半30分あたりは少し退屈でした。映像はキレイだけど…という感じで。
ところがどっこい 悪役(名前を忘れてしまいました…)が出てきた辺りからはドキドキワクワクが止まりませんでした。家族に会いたくなる映画、と謳っていますが、そんな単純なものではありません。ココが思い出したシーンは、涙が止まりませんでした。
そして声優さんの歌が上手い。自分は字幕で観たのですが吹き替え版も観てみたいと思いました
大人5人で観に行ったのですが、エンディング後は全員目が真っ赤になっていました笑笑
全84件中、21~40件目を表示