リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
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目に見えないたいせつなこと。
とにかく画がきれいだった。美しい作品だった。死者の世界を描いていたが、もし死んであんな世界に行けるなら、まるで天国のようだなと思った。いわゆる、天国ではないけども。
よく、大切なことは目に見えないとか、目に見えないものこそ大切とか、言うけど、こういうことだと思う。亡くなった人は、もう会えることはなくて、目の前にはいなくて、どんな言葉をかけようと、その人から何かが返ってくるわけでもない。
まだ生前に会ったことのある人、たとえば、祖父母だと感謝の気持ちを持つことができるし、共有した思い出に思いを馳せて懐かしむこともできる。曾祖父母やそれ以上の先祖となると、分からなくなってくる。そんな人たちをも大切に思えるのは、素敵なことだと思った。
何かを大切にするときって「大切に仕方」って色々ある。「その人を思って」ああしなさい、こうしなさいと言うのか、自分の生き方だからといって野放しにするのか、プロセスは異なるけど、どちらも大切に思っているからこそっていう場合がある。
そこで思ったのは、子どもの大切に仕方は、導く人が必要で、その上で、主体的に放置する。これも正しいかは分からないけど、子どもは守ってあげなければならない存在であると同時に、自由でなければならない。その良さを活かしきる大人は一体何人いるのだろう、と。
本当の愛ってなんだろう。慈愛ってなんだろう。
それがきっとラストシーン。結局のところ、この映画の最も美しいシーンは、ミゲルが愛の歌をおばあちゃんに向けて歌うときのシーンだろう。たくさんの美しい画の中でも、最も美しかったのは、おばあちゃんの笑顔と涙のシーンだろう。
曲が頭に残る
生と死と家族について考えさせられる
『劇場映画三昧デー』2作目✨
内容そのものの「リメンバー・ミー」よりも原題の『Coco』が絶対に素敵だけど、それだと集客力に欠けるのかな(^◇^;)
ストーリーはディズニーにあるあるな感じだから早い段階で読めてしまったから意外性はなかったけど、それでもこの胸を打つ力の強いこと強いこと(´⊙ω⊙`)
そしてエンドロールまでたどり着いて意外な発見。ヘクター役をしてたのがあたしの大好きなAmazonオリジナルドラマ『Mozart in the Jungle』でロドリゴ役をしてるガエル・ガルシア・ベルナルだったと最後の最後に知るなんて!!!これはもぉ一度観なきゃ♬
舞台となるメキシコの『死者の日』(Día de Muertos)って日本のお盆みたいなもの。日本ではナスやキュウリで作った精霊馬に乗って故人の魂が行き来するけど、メキシコではマリーゴールドの花びらがたっくさん飾られ、それを道標にいらっしゃるとか。
テキーラで乾杯する時も飲み干した後に"杯"を"乾"かした証明としてグラスを逆さまにする。
考えたこと無かったけど、メキシコは文化面で日本と似てる点があるのね。ただ、あっちのが断然明るいだけで(*´艸`)
音楽もストーリーも満喫♪
わかるけど
この作品の良さとか、わかりますけどね〜
なんか響かなかった。
もちろん、映像がキレイとか、良い味出してるキャラもいて、クライマックスには涙する場面もあるんだけど
メキシコの文化が日本人の私にしっくりこなかったのかとも思ったけど
メキシコやアメリカで大人気って訳でもなさそうだし。作品の魅力はそう高くないのかな(^^;;
絵が全面、ガイコツって、観るにたえないような。
万人受けしそうな平均点は取っているけど、(そりゃディズニーだから)
まあでも他の人の評価は高いから一回は観てもいいと思いますよ(´・_・`)
同時上映のアナ雪。
またみれて嬉しいのとともに、ヒットしたからといって 描くエピソードも無いのに無理くり作っている感じがあり、逆にもうやめてくださいみたいな気がした。
これは劇場で!!
日本人には馴染みやすいご先祖様の話
2018年アカデミー賞の
長編アニメ、主題歌部門の2冠受賞作品。
メキシコの死者の日。
ご先祖様が一年に一度、子孫たちに会いに行く日。
少年ミゲルの家は家族を捨てた大じいちゃんの影響で
音楽は絶対禁止の家庭に育った。
だけどミゲルは偉大なミュージシャンに憧れ音楽の道を志す。
死者の日のミュージックコンテストに出るため
とあるギターに手を取ると…。
日本人には馴染みやすいお盆の日の話。
死者の国では現世へ戻る時、覚えてくれてる人が
死者の写真を飾ってくれていないと行けない。
このルールがキーとなっており、覚えてくれてる人が
いなくなると死者の国でも亡き人となってしまう。
「インサイドヘッド」のようなアナザーワールドでの
ストーリーですがピクサーの描く霊界のなんとも
華やかなことでしょうか。
ゴーストビジュアルも行ってみたいと思わせるように
描くのはさすがのディズニーでしょうか。
現題は「coco」、ミゲルの大ばあちゃんです。
この大ばあちゃんがすごく重要なポジションにいます。
ちゃんと家族愛を描き、夢をつかもうとする
意思の強さも同時に感じさせてくれます。
夏頃にBlu-ray化してくれるとお盆に皆で
見るのに最適な映画でしょうね。
今回のアカデミー賞ではメキシコ系作品が
受賞してるのが注目されました。
作品など4部門「シェイプ・オブ・ウォーター」の
ギレルモ・デル・トロ監督はメキシコ人。
今作「リメンバー・ミー」はメキシコ人しか出てこない作品。
アメリカ現政権下のトランプ大統領はメキシコ移民を
追い出せと言う姿勢で壁を建造したりと
やりたい放題の中、ハリウッドは反体制の姿勢を
見せているようでした。
ご先祖様を思う気持ち
音楽のすべてが良かった!主題歌賞獲るのも、納得。ストーリーも、自分には多くのご先祖さまがいて、こうして生かされているのだな、とご先祖さまへの敬意と感謝を感じずにはいられない映画でした。描かれる死後の世界がとてもキラキラとして賑やかで、歌や音楽や光にあふれるところだなんてとても素敵。死後の世界というものの考え方が、国によって大きくちがうんだな、と思いました。メキシコの習わしは、死を恐れず悲しまず、お盆にはとにかくご先祖さまと共に楽しく過ごそう!ととても楽しい捉え方。それはそれでいい!と思います。死者を導くマリーゴールドのきれいなオレンジ色が印象的です。
でも、骸骨がうじゃうじゃいて子供にとって怖く感じるかな?と思って心配していましたが、とても楽しめたようで、感動して涙も流していて、安心しました。
予想を裏切る展開?
後半は号泣しました。
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