リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
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家族っていいなぁ
口コミで映像のCGがとても細部まで表現されていて....の投稿が有ったことと、TVアナ雪をが放映されたものを観ましたが、映画館で観れば良かった....と後悔して、同時上映だったので、衝動にかられました。
久々の映画館で、4D初体験‼️
当初の期待以上に、裏切らないディズニー映画で、両方の作品共に、人を大切に思う気持ちに、じんわりと家族の温もりや、愛しいと感じ自然と涙が溢れました。
一人で観るのも良いけど、大切な誰かと、ご家族とでも良いかと。
映像の美しさにおったまげ〜。
いつもピクサー作品の映像のクオリティの高さには驚かされるけれど、「リメンバー・ミー」は特に美しく感じられた。メキシコを舞台にしているので色彩が豊かなのは当然だけれど、多くのシーンでその美しさに見惚れてしまい、ときおり物語から置いてかれてしまうほどでした。
ストーリーは大人も子供も楽しめる感動系で、世代を超えた家族の絆の大切さを教えてくれます。もう一度観る価値がある作品だと思います。
ピクサーらしい 異世界
オスカー作品賞受賞作品連発!
とはならないが、スターウォーズにmarvelも手中に収め、もはや完全に映画界の覇権を握っているディズニー
スターウォーズ ep9 はともかく marvelにしろそしてこのピクサーを中心とするアニメ部門にしろ 覇権を握れるのは金の力だけでは無い! と言わんばかりに高品質な娯楽作品を次々送り出してくる事には毎度驚かされる
そして今作も他の例に漏れず素晴らしい作品だった
まず弦を押さえる指の動きと弦を弾く手の動きにとにかく細心の注意が払われていたり、音楽を奏でる人やそれを聴く人たちの感情の流れが誠実に、滑らかに描かれていてとても良い
歌を人に届けるという夢を追い求めて大冒険を繰り広げてきた主人公がラスト歌う あの歌 の素晴らしさは、ひとえに 音楽 というものの力をキチンと緻密に描いていたからこその感動だった
あと、ピクサー作品でいつも感心するのは未知の世界のルール作りの巧みさ
オモチャの世界、虫の世界、モンスターの世界、魚の世界、果ては 頭の中の感情たちの世界 と様々な想像の世界を作ってきたピクサーだけど、いつも各作品を貫くとても大事なルールがあって、そのルールを軸に物語が進んでいく
今回は 死後の世界 にあるルールとして 忘れられてはいけない というのが設けられてるけど、凄いのが
こういうルールが
あぁ、もしこんな世界があればきっとこうにちがいない
という説得力としての機能だけじゃなくて、物語が語ろうとする一番大事なテーマとも密接に関わっている
こと
どの作品にも言えることだけど、ピクサーはいつも今自分たちが生きてる世界とは全く異なる集団の世界を緻密に作り上げた上で、最後は絶対そこで起こる出来事の全てが 今自分たちが生きている世界とリンクするような話にしている
ファンタジーな作品は、やりようによっては直ぐに 自分には全く関係のないお話 という位置付けを観る側にさせてしまうけど(だからこそ素晴らしい場合もあるが…)
ピクサーの作品はいつも、ものすごく深い場所で観る側に共感してもらわなければ というポイントに抜かりがないからこそ素晴らしいんだと思う
少し不満があるとすれば、このお話にあそこまで明確な悪役はいらなかったのではないか という所
死後の世界も割と楽しそうとはいえ あいつ のやった事は幾ら何でもちょっと悪すぎだし、そこまで行かなくてもこのお話は充分成立してた気もする
(ただまぁ あんなところであんなパーティなんかやってるやつなんて良い人間なわけがない という点は個人的に凄く溜飲が下がったが)
まぁいずれにしても、今のアメリカに相応しい
自分とは違う世界 の人々に想いを馳せ共感できる
そんなピクサーらしい素晴らしさに満ちた作品だった
今度は吹き替えでみようかな
またまた大傑作を…
物語の大枠としてそれほど新しいという訳ではない(この「追い求めた〇〇が実は□□だったパターン」ってディズニーで何度か使ってるよね)けど、音楽とキャラクターたちの演技(声・表情・仕草…)がケチの付け様もないほど素晴らしい。月並みな言い方だけど、ホントにそのキャラクターがそこで生きている様に感じる。登場人物が全員魅力的なのはさすがピクサー。
メキシコの文化についても説明無しでちゃんと分かるようにできているし、独りよがりにならない、よくできた作品だと思う。
色彩も最高。
苦言を言うなら、特にディズニーの吹替版でよく見かける、作中に登場する看板や表示などをあえて日本語表記に直すヤツ。それ自体はありがたいけど、お願いだから字体のデザインにはプロを入れて欲しいな。
凄く不自然に画面上で文字だけ浮くんだよね。
あと、同時上映のアナ雪のスピンオフは…
長くないですか?大した内容でもないのに。
家族で観ました~感想は妻は70点、高校生の息子はまあまあだったそう...
家族で観ました~感想は妻は70点、高校生の息子はまあまあだったそうで、小学生の娘は映像が綺麗だったねということでした。私の感想を書きます。同時上映のは季節はずれでイヤでした。それと、オラフの声が好きになれずオラフしゃべらないでほしいと思ってしまいました。それに比べてリメンバー・ミーの主役の声は、もっと聞きたい、もっと歌ってほしいと思いました。
相反する二つのものによる効果・・・
愛と恨み。ルールとそれに対して反発する若者。生と死。あれとそれ。あっちとこっち。あ、そうか!だから笑いと涙が!
色についても考えさせられました。
リメンバー・ミー
2018年25本目の劇場鑑賞。
IMAX2D(字幕版)で鑑賞。
メキシコを舞台に贈る感動のファンタジー・アニメ。
日本のお盆に当たるメキシコの伝統的な祭礼行事“死者の日”をモチーフに、
ひょんなことから“死者の国”に迷い込んだ少年が、
偶然出会った陽気なガイコツを相棒に繰り広げる大冒険の行方を、
何世代にもわたる家族の絆とともにカラフルかつエモーショナルに綴る。
本作で描かれている「死者の日」は、
メキシコをはじめとする中南米地域で伝統的に行われているお祭り。
毎年10月31日から11月2日にかけて催されます。
映画でも描かれているように、
あの世から死者の魂が帰ってくる日であるとされ、
家族で集まって故人の思い出を語り合うのが習慣となっています。
派手な飾り付けや陽気な音楽で明るくお祝いするのが、
日本のお盆とはかなり違う。
死者の日といっても怖い要素はゼロ。
ゾンビやお化けが沢山いそうな感じではありますけど、
死者の国はガイコツたちが暮らす、
カラフルで壮大なテーマパークのような世界。
死者に対するこういう感覚は好き。
見てるだけで楽しくなる。
本作はほんと泣ける作品でした。
亡くなった家族のいる大人の人に観てほしい作品です。
ひとりの人間には二回の死が訪れるという有名な言葉がありますが、
本作はその言葉を思い出させてくれる映画でした。
歌 映像ともに素敵です!
前評判が高すぎのようにも思えたので、できる限り冷静に見るように努めました。ただ劇場に入ると子供連れの家族がいっぱいで少しいやな予感が…それについては後ほど述べるとして。自然な流れのストーリー展開で皆さんと同様ほっこりしながら鑑賞してましたが、後半に進むにつれスピード感と(私にとっては)意外な展開に思わず引き込まれていきました。死者の世界はとても美しく、鎌倉物語の堺雅人と高畑充希が電車に乗って行った同じくあちらの世界を彷彿とさせました。吹替えで観ましたが『SING』の時と同様非常にクォリティが高くミゲル役の石橋陽彩くんのたぐいまれな歌唱力に圧倒されました。ヘクター役の藤木直人さんも怪しげなキャラクターが意外でしたが見事はまってました。歌声もさすが役者とシンガーの二足のわらじと感心しました。家族の大切さを実感できる評判通りの素敵な作品でした。最初に不安視した子供さんの多さもみんな映画に入り込んでいるのかさほど気になりませんでしたが、隣のご家族の幼稚園か小1くらいの女の子がエンディングに向かうにつれ感動からか泣きじゃくってて、同じく泣きながらのお母さんになだめられていたのが印象的でした。まさにいい家族ですね。
心がホクホクします
テレビCMは観ましたがほぼストーリーやテーマを知らずに観に行きました。
死をテーマにしているもののコミカルに描かれていて、でもメッセージ性が非常に濃い作品だと思います。分かりやすいストーリーなので言葉だけで聞くと薄い内容かもしれませんが、実写かと思うような映像でミゲルの変化を通して見ると心に迫ってくるものがありました。自分の人生にも投影できるような内容です。劇場で観るべき映画だと思います。
ちなみに個人的にリメンバーミーは字幕がおすすめですが、アナ雪は吹替も観てみたいと思いました。
安心して鑑賞できる傑作
音楽に触れることを良しとしない一族に生まれたミゲルは大の音楽好き。一年に一度の死者の日にミゲルは死者の国に迷い込んでしまい…。
アカデミー賞2部門受賞作。ピクサーらしい王道展開で特別驚く展開は一切無いがそれ故に安心して見れる。吹き替えも違和感なく良かったです。
文句なく素敵な作品!
吹き替え版もいいけれど、字幕版で是非!と勧められ字幕版で観ました。
最初に流れるアナ雪短編?(長過ぎ)は、全く不要だと思いますが、『リメンバー・ミー』は大満足の素晴らしい映画でした。
ご先祖信仰は、日本人にも通じるテーマ。ただ日本人はメキシコほどご先祖様のことを大事にしていないかもですね。
映画も鮮やか。音楽は勿論、素晴らしく、物語には様々なメッセージが込められていて、とにかくいいです。
原題の「Coco」は作品を観て納得。
日本でも3D版を公開してくれぃ!
もう主題歌が、ぐるぐる頭の中を回っている(笑)。「アナと雪の女王」を作曲した、ロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻による主題歌「リメンバー・ミー」は、まちがいなく名曲である
本作は、「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチ監督によるピクサー・アニメーション作品であるが、同時上映がディズニーの短編「アナと雪の女王/家族の思い出」というイレギュラーな組み合わせ。きっとピクサーファンなら、"短編アニメこそピクサーの原点"と楽しみにしているはずなので、多少の違和感を感じるはず。同時上映の「アナ雪」については後述する。
「リメンバー・ミー」の原題は「CoCo」である。これは観れば納得である。ストーリーは、メキシコの祝日・"死者の日"をテーマにしている。日本でいうところの"お盆"であり、"迎え火・送り火"のような風習がみられる。死者や先祖をうやまう考え方や慣習が似ているので、日本人にはわかりやすい。
主人公のミゲルは天才的なギターの才能を持つ少年だが、彼の一族は"音楽禁止"というオキテに縛られていた。
ある日、ミゲルが憧れる伝説のアーティスト・デラクルスのギターを手にした途端、死者の世界に迷い込んでしまう。
本作の死者は、コミカルなガイコツとして表現されており、死者の世界はカラフルで遊園地のような場所である。途中までは完全にアドベンチャーコメディだが、やがて徐々にヒューマンドラマに様相が変わっていく。
そして終盤には、ミゲルの弾き語りによる「リメンバー・ミー」で、ドッと涙があふれる(ああっ…)。実によくできた映画である。・・・観てのお楽しみ。
特にミゲル役は、演技のみならず、歌の上手い少年でなければならない。ディズニーは、日本語吹替版のクオリティ基準も厳しいだけに、オーディションで選ばれた、石橋陽彩(イシバシ ハルヒ)くんの歌が楽しみである。
さて、同時上映の 「アナと雪の女王/家族の思い出」は、クリスマスをテーマにした22分の本格作品。実写版「シンデレラ」と同時上映だった短編「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」(2015)が、わずか7分だったので、かなりの見ごたえがある。ちなみにこちらの原題は、"Olaf's Frozen Adventure"で、主人公は雪だるまの"オラフ"である。
ロペス夫妻の書下ろしが「Ring in the Season」、「The Ballad of Flemmingrad」、「That Time of Year」、「When We're Together」と4曲もあり、ミュージカル作品として十分に堪能できる。全米ではクリスマスシーズンに限定公開され、同日上映は2週間強だったので、日本は特別である。
ご存じの通り、エルサもアナも、小さくして両親(国王夫妻)を失い、エルサは部屋に閉じこもったまま年月を重ねたため、2人にはクリスマスの思い出や伝統というものがない…。オラフはそんな2人のために"家族の伝統"を探しに街に出ていく。
これだけ新曲があると、単なる同時上映ではなく、アナ雪の独立した続編のように楽しめる。サウンドトラック盤も購入したくなるし、歌も覚えたくなること、うけ合い。
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公開2日目にして、こんどは"吹替4DX版"を観てきた。昨日は字幕版だったが、本作は圧倒的に吹替版のほうが楽しめる。さすがディズニー基準の吹替キャストと演出である。
英語タイトルの”Coco”が、ちゃんとカタカナの”リメンバー・ミー”に差し替えられている。
なんだこりゃ。主人公ミゲル役の石橋陽彩(イシバシ ハルヒ)くんの歌唱力に脱帽である。13歳の中学生である。しかし、この声はおそらく本作品限りかもしれない。声変わり前ということで、収録中も相当ケアが大変だったそうだが、この先どうなってしまうのか。大人の歌声でミュージカルに挑戦してほしい逸材である。
また、藤木直人がヘクター役で歌声を披露しているのも注目である。
本作は米国では3D上映されている。またドルビーAtmos+ドルビービジョン作品でもあるが、日本では2D版しかないのが寂しい。どう見ても"死者の国"の美しさは、3D向きである。
一方で"4DX"の効果については、あまりない。個人的には50本以上の4D作品を観てきているので、このようなタイプには向いていないと思う。
ということで、「リメンバー・ミー」の上映パターンは、2D字幕/吹替と、4DX2D吹替、IMAX2D字幕の4種だけである。ディズニーとしては少ない。元アスペクトがシネスコなのでIMAXで観るのもおススメできない。これから映画館で観るなら、2D吹替版がいい。
amazon経由で3D版Blu-rayが購入可能なので、3Dホームシアターで確認したい作品である。というかゴールデンウィークに3D版を公開してくれよ、ディズニーさん。
■リメンバー・ミー:(2017/3/16・17 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:石田泰子/吹替翻訳:竹本浩子)
■アナと雪の女王/家族の思い出:(2017/3/16・17 /ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ/字幕:松浦美奈/吹替翻訳:いずみつかさ)
ほっこり
気構えることなくゆっくり見ることができた作品でした。
序盤の展開は、王道かなと思わせる様な、展開の想像できる話かと思いましたが、そこは超えてきてくれたのでよかった。
メキシコの華やかで鮮やかな祭壇に魅了され
少年の夢の着地点も悪く無いなと思いました。
ピクサーの作品は3DCGとして、ハッとさせられる様な素晴らしい技術を感じさせてくれるものですが
今回は、美しい光とガイコツや人の動きが素晴らしかったかなと思います。
異国感感じる新たな物語
メキシコが舞台ということで、セリフにもスペイン語が混じる。
その異国感は新鮮。
そして何より主人公のミゲルは愛らしくて共感できる。
メッセージとしてはそんなに真新しくない。
ドリーマーに対する応援、そして家族を大切にすることを謳っている。
しかし、「死者を忘れない」というテーマは…新しくはないものの、「死ぬことは自然なんだし、なぜ人間は大金をかけてお葬式をするんだろう」と考えていた最近の私にとって、思い直すところがあった。
死者の国があるならば、きっとあんなにキラキラして文明が発達しているわけがない。
(罪が償われず、生前の名声がそのまま引き継がれてるなんて現世と変わらないじゃん…)
実際にはあんな死者の国が存在しなくても、「死者を想う」、「死者を語る」というのは、生きている私たちにこそ必要なことであって、自分の命の背景に流れるストーリーを想うことは、精神の支えとなる。
死者がいるからこそ、死に対して心構えもできる。
そんな原始的なことを、愛を持って描き切ったピクサー。
劇場で涙しながら見れてよかった。
ただ一点重箱の隅を突くとすると、「家族が一番大事」というメッセージが強すぎること。家族が好きではない人もいれば、子供が欲しくても恵まれない人もいる。本作では「血の繋がりとしての家族」の色を強く感じたが、あらゆる形の家族を描けていれば、もっと良かったように思う。
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