リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
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大人向けの子どもアニメ
これまでディズニーやピクサーはほぼ見てきました。
ピクサーについて言えば興行収入や観客動員を意識した良く言えば「万人受け」、悪く言えば「商業的」な作品が比較的多く不安半分・期待半分で劇場に足を運びました。
結果は「劇場で観て良かった」でした。
色とりどりの死者の世界、胸に染み渡る曲の数々。
特にメインテーマ曲「リメンバーミー」については本当に重要なシーンまでほとんど触れません。物語の中で絶妙な使い方をしてくれているので、歌詞の本当の意味に気付く事が出来ます。
ラスト5分でそこまでの物語を完璧にまとめ上げています。ラスト5分の為に1時間半見ていると言っても過言ではないでしょうw
ちなみに小学1年の我が子が感動でボロ泣きしました。もちろん私もw
親子で見て絆の大切さを見つめる事が出来た素晴らしい作品でした。
自然と涙が
亡きものへの追憶をいつまでも
亡き母もこんなに陽気に
あの世で暮らしているのなら
そう思うと心が軽くなっていく。
またしても涙。涙。涙。
ミゲルの歌声が煌めいている。
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2018.3.26 TOHOシネマズ上野にて1回目
亡くなった人たちが
あんな陽気に日々過ごしているのなら
ほんとに素敵だなあと思う
日頃の忙しさにかまけて
ろくにご先祖様たちの
お墓参りにもいけない自分への
戒めにもなった一本でした。
涙に次ぐ涙
映像の美しさに合わせて
見送った者たちのひとりひとりを
脳裏に思い返すエンドロールとなり
大切なことを思い出させてくれる
そんな大事な作品になりました。
アカデミー主題歌賞
This is meではなくてこちらなのが
充分に納得のあのシーン。
なぜアナと雪の女王のスピンオフが同時上映だったのか
本編であるリメンバーミーと、アナと雪の女王のスピンオフがなぜ同時上映だったのか。
二つのストーリーには共通点があるからだと思う。
それは家族、そこで引き継がれる伝統である。
【リメンバーミー】
死者が現世に戻ってこれる条件は、現世にいる人が死者を「覚えている(remember)」こと。
すなわち、死者が「死者」として扱われるのは現世の人が覚えている間だけ。
現世に生きている私たちが「死者」をつくりだしているのだ。これを実現できる一番の集団は家族。
そして、家族が時を超えて引き継いでいたリメンバーミーという歌(=伝統)が現世と死者の世界をつないでいた。
【スピンオフ】
それぞれの家族がどのようにクリスマスを過ごすか、その伝統がテーマだった。
そしてその伝統はすごく身近なところにある。
期待を裏切らない1本!
さすがピクサー、さすがディズニー!抜群の安定感で、笑いあり、涙ありできれいにまとまっています。
本作はメキシコの祝日「死者の日」を題材にして、家族愛をあたたかく描いています。ストーリーはわかりやすく、その上でどんでん返しを含んでおり、無駄なく計算された伏線が終盤に次々と回収されていくあたりはおみごとでした。
また、なんの予備知識も持たずに鑑賞しましたが、メキシコの雰囲気や文化に触れることができたのもおもしろかったです。日本のお盆にも通じるものがあり、先祖を敬う気持ちや家族の大切さを改めて感じさせてくれます。久しぶりに実家の仏壇に手を合わせたくなりました。どのキャラに感情移入して見るかによって感じ方は変わりますが、子供から大人までどの年代層にもおすすめできる、とてもよい作品だと思います。
自分たちの知らない世界
とても温かい物語。
字幕版が終了してたので吹替版にて鑑賞。
心が温かくなる家族の繋がりのお話だった。
個人的に印象的だった点。
・吹替版のミゲルの声いいなー!歌もかなり上手い。ヘクターのイケボは観ながら「誰だろう」と思ってたら藤木直人だった。この作品は吹替の声優みなさん上手だった。
・メキシコが舞台なのが面白い。ラテンの空気が良いし、死者に対する想いとか死者の出迎えに関する文化は向こうのものなんだろうな。音楽もメキシコテイスト満載で楽しい。ギターの音色が優しくてうっとり。
・死者の国の世界観がすてきだった。街の風景。生者の国と死者の国を結ぶ花が敷き詰められた橋の美しさ。切なさ。あと魂を導く動物たちが、日本人の私から観ると異国感を感じて神秘的だった。
・ストーリーは途中ちょっと先が読めてしまったのだけど(ごめん)、「死者を想う」というテーマはすごく良いなって思った。死者の国でヘクターに看取られて消えたおじいさんのシーンは切なかったし、「あなたは亡くなった家族のことをちゃんと覚えてる?大切にしてる?」って問いかけられてる気がして身につまされた。
・ママ・イメルダのヘクターに対する態度がすごく女性の可愛らしさを表現しててくすりとなった。「愛している」けど「まだ許す気はない(という形だけのポーズ)」。笑
アニメーション映画最高傑作!
トイストーリー3以来のピクサー最高傑作です!
ストーリー、音楽、演出、世界観、キャラクター
どれを取っても最高の出来。文句なしです
この映画は観た方が良い、ではなく観ないと損、というレベルです。
あまりにも良すぎて3回も劇場に見に行きました。
それほど素晴らしいです!
1年に1度の死者の日に、死者が生者の国に渡ってくるという設定や世界観もとても面白いと思いました。
死者国はとてもカラフルで楽しくて、まさにディズニーランドのテーマパークのようです
そして思ったことは、今回の主人公はディズニー映画には珍しいタイプだと思いました。
ミゲルという少年ですが、これまでのディズニー映画にはいないタイプのキャラクターです。
音楽を一切禁止された家庭で、ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲルと、
靴作りで生計を立てるリヴェラ家、
一見、自分の夢を抑え込まれて頑なに音楽を禁止されるミゲルが可哀想に思えますが、
リヴェラ家の理由も納得できました。
吹き替え、字幕両方見ましたが、どちらも非常に良かったです。
吹き替えは、とにかくミゲルの吹き替えの石橋君が素晴らしすぎます!
凄まじい、途轍もない歌唱力、まさに天使の歌声です。
その他のキャラクターも魅力的なキャラクターばかりです。
個人的にダンテがとても可愛かったです。
ミゲルとヘクターもとても良いコンビでした
渡辺直美さんも出ていましたが、全く違和感なく、上手でした。
ネタバレは控えますが、
ストーリーも、途中で一切飽きさせず、退屈させず、良いテンポで進んでいきます。
そしてラストシーン、ミゲルがママココに歌いかけるシーン、ここで泣かない人はいないのでは?と思うくらいの感動シーンです。
そして最後はハッピーエンドです。
本当にこの映画は素晴らしい作品です。
絶対に観た方が良いです。
笑いと冒険、そして涙
歌が物語と溶け合ってる
家族とは…
「リメンバーミー」
この題名が、この作品の全てだと思いました。誰かに思ってもらえることがどれだけ幸せなことなのか。忘れ去られてしまうことがどれだけ悲しく、心細いことなのか。そういう意味で、家族はかけがえのない、大切な宝物。
家族って近すぎるが故に、時に疎ましかったり、面倒だったりするものだけれど、ミゲルの成長やヘクターとイメルダの和解、ママココの歌に涙する家族の姿は、それでもやっぱり家族って…と思わせてくれる素晴らしいものでした。
ミゲルは、自分のためではなく、愛する誰かのために音楽を奏でることで本物のミュージシャンになりましたね!ヘクターのように!
また傑作を作りました。
ウン・ポコ・ロコ
試写会で…
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