「とても温かい物語。」リメンバー・ミー ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
とても温かい物語。
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字幕版が終了してたので吹替版にて鑑賞。
心が温かくなる家族の繋がりのお話だった。
個人的に印象的だった点。
・吹替版のミゲルの声いいなー!歌もかなり上手い。ヘクターのイケボは観ながら「誰だろう」と思ってたら藤木直人だった。この作品は吹替の声優みなさん上手だった。
・メキシコが舞台なのが面白い。ラテンの空気が良いし、死者に対する想いとか死者の出迎えに関する文化は向こうのものなんだろうな。音楽もメキシコテイスト満載で楽しい。ギターの音色が優しくてうっとり。
・死者の国の世界観がすてきだった。街の風景。生者の国と死者の国を結ぶ花が敷き詰められた橋の美しさ。切なさ。あと魂を導く動物たちが、日本人の私から観ると異国感を感じて神秘的だった。
・ストーリーは途中ちょっと先が読めてしまったのだけど(ごめん)、「死者を想う」というテーマはすごく良いなって思った。死者の国でヘクターに看取られて消えたおじいさんのシーンは切なかったし、「あなたは亡くなった家族のことをちゃんと覚えてる?大切にしてる?」って問いかけられてる気がして身につまされた。
・ママ・イメルダのヘクターに対する態度がすごく女性の可愛らしさを表現しててくすりとなった。「愛している」けど「まだ許す気はない(という形だけのポーズ)」。笑
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