「死者の世界に迷い込んでしまうミゲルが、時間が経つうちに手の骨が透け...」リメンバー・ミー さささんの映画レビュー(感想・評価)
死者の世界に迷い込んでしまうミゲルが、時間が経つうちに手の骨が透け...
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死者の世界に迷い込んでしまうミゲルが、時間が経つうちに手の骨が透けて行くところは、『千と千尋の神隠し』を連想させる。
設定として、故人のことを忘れ去ってしまうと、死者の世界からも消えて「第二の死」が訪れるというものは、極めて残酷だと感じた。孤独な死の無情さを表していて、恐ろしかった。
CMから予測できるストーリーそのままの印象。
子供が多かったが、大人にもメッセージ性の強い作品。
家族の大切さを教えてくれる映画で、
ココに父親であるヘクターが歌を歌ってあげる回想シーンでは涙が出た。
また、1年後のラストシーンで、ココと再会し、一緒に死者の橋を渡ることのできたヘクターに感動した。
ミゲルの相棒犬であるダンテが、途中から虹色の羽のある生物?になるのはよくわからなかった。
全体としては、展開もテンポよく面白かった。ものすごく面白いわけではないが、見て損はしない。
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