スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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物語の中と現実世界の違い
EP8の物語がどんなものだろうか、、と蓋を開けて見れば予想外の展開だった。
レイとカイロは姉妹なのか? と言うと全く血のつながりの無い人物。
レイの両親は誰か?と言うと、過去に死別していることをカイロに見破られてしまう。
映画の中半でレイアが大気の無い宇宙空間に放り出されるけど持ち前のフォースで宇宙船に帰還するが昏睡状態になってしまう。
しかし、突然生き返り(ジャスティスリーグのスーパーマンの蘇生を彷彿する)レイの前に登場する。
レイの親はルークではなかった。ただのジェダイマスター。
しかし、ラストで女性にとっては悲しい気分になったのが多かったかも。
カイロの中二病と言うかウソツキに精神状態が不安定で(これは親の愛を満足に受けずに育った結果かも。)レイアの実の子である事でライトサイドに戻そうとしても不可能であったが、ルークが暴走するカイロから母親を守るために遠隔フォースと言うか、カイロの前に現れるパワーを使い果たし亡くなってしまう。。なんとも痛ましい物語になった様な。
しかし、現実世界キャリーは亡くなってしまったが、物語上はマークが演じるルークが亡くなってしまう様などんでん返しになっている。
素直に宇宙空間に放り出されたレイアが亡くなる脚本が自然だったかも知れない。
EP9は亡くなっているキャリーをどう演出するのだろうか?と。
改めて、故キャリーフィッシャーの冥福をお祈りします。
40数年前から観ている
第一作から漏らさず観続けている立場からすると今、新作が観られることが大変うれしい。映像も格段に進歩し続けている。ルーカスは、もう作らないと発表したことがあるからもう新作を観ることもないと思った時もあるからなおさらである。
古いジェダイとは決別がこの作品のテーマであるようだ。まさか、あの師匠が出てくるとは思いませんでした !!
ディズニーでないと多分この映画自体を作ることはできないでしようね。
酷評はあるにしても、いよいよ二年後シリーズ完結が観られる。これだけでも幸せです。
アリスインワンダーランドの赤の女王の子供のころの役を演じた女優さんが出ていることにびっくりしました。
ジェダイではなさそうではあるが、あの若きアナキンスカイウォーカーを連想させる子供が次回ではキーマンの一人になるんじゃないかと思いました。
単純に観たほうが楽しい映画。深く観ても、なんでもありの空想を描くSF映画の世界ですからウンチクは無駄ですね。
無条件にカッコいい
小さい頃から見ているスターウォーズ。
ライトセーバーなどの戦闘シーンは本当にカッコいいと思ってしまう。そんな戦闘シーンがふんだんに盛り込まれていて、それだけで楽しかった。
また、ジェダイの教え、ヨーダの教えも考えさせるものがあると思いました。
次に繋がるポイントも折り込まれており、次回作も期待です。
浅い
大好きで全作ほぼ公開時に見ています。
今回は登場人物も何もかもが盛り盛り。
結果掘り下げ切れず、浅いまま。
次回への伏線もあるのかないのかよく分からない。
ア◯ンジャーズ?アメコミ?を思い起こすような展開。
残念すぎる。
次作に期待。
マニアより一般客
普通に面白かったです。2時間半という尺を退屈せずに過ごすことができたということで、娯楽映画としてはこれで正解ということだと思います。
ただ、それがSWとして正解かというところで意見が分かれるところなのだろうと。
必要以上に説明的なのも、そういうことだと思います。難解なのがSWの魅力のひとつなのですから。
結局ディズニーは、SWマニアを喜ばせることよりも、話題を大きくして、よりたくさんの一般の人を楽しませようという、大企業として正しいことをしているだけであり、ジョージ・ルーカスのプライベート企業であった頃と同じことはできないということなのだと思います。さみしいですが。
以下はとりとめもない感想。
・ローグワンからの特攻美化の引きずりがパない。とにかく印象的な美人が出てきてはヒドい死に方をする(桂正和のゼットマンみたい)。ただ、ブスはムリやりにでも生き残る。レイアは加齢により劣化したから生き残ったのか。
・メインキャラの小物感がパない。4~6は若者達が伝説のヒーローになる物語であり、また、現実にも役者がスターになるプロセスがシンクロして社会現象となった。1~3はジェダイ最盛期を描くものであり、超人達の物語である(ルークも実力的には彼らに遠く及ばない)。説得力をもたせるため、役者は新人も含め最高の人材が選ばれた。だからキャラがみんなカッコいい。が、今回の7~の話はそこまでの力はない人達の話のため、人間味のある役者ばかりがチョイスされたと思われるが、それが新シリーズ全体を盛り下げているように思える。
・ルークはレンを殺そうとしたのではなく、怯えのあまり思わず剣を出してしまった、程度の描写だと思ったのですが。
・それにしてもレイの強くなるスピード早すぎっ。レンもヘタレすぎ。スノークやファズマ弱すぎっ。レジスタンスも少人数すぎっ(しかも精鋭でもない)。ポーも前回のカリスマ性は全くなく、フィンも前回のヒーローからパシリに逆戻り。これじゃカタルシスが生まれない。
・ギャグを入れるテンポ早すぎっ。緊張感が台無しに。しかもほとんどすべっている。
・新登場のクリーチャーがどれも微妙。創造性のカケラもない。特に氷のキツネみたいなのはもうSWのキャラではない(永野護のファイブスター物語に出てきそう)。
・ファンの予想をいかに裏切るかに注力し過ぎ。どんでん返しの連続でストーリーを作ってるみたいで、退屈はしないがその分、感動が薄い。
以上、長文、駄文、失礼いたしました。
興奮度とは比例しない満足感
冒頭のX-ウイングによる宇宙空間でのドッグファイトからライトセイバーによるチャンバラ、そしてAT-M6との地上戦へと次々に展開されるアクションにテンションは上がりっぱなし。前作で不満だった新しいキャラクターが物語を引っ張っていないという点は改善され、旧キャラクターからのバトンタッチが次第に起こっている感じも好印象。エピソード7がイマイチだった身としては今作に大満足して映画館を後にするハズだった・・・
しかし、帰路につきながら物語を整理してみると、アクションの多さに誤魔化され、実は物語がほとんど進展していないことに気がつく。新しいシリーズとして、過去作と同じことをやるわけにはいかないのは承知している。その点ではいくつか新しい方向に話を盛り上げているし、なかなか驚きの展開もあったのは事実である。
だが、物語の求心力となる展開がすこぶる弱い。ルークはなぜあの惑星に身を隠しているのか?レイの親は誰なのか?レンはなぜダークサイドに堕ちたのか?前作で提示した様々な謎には触れつつも、合点のいく答を示していない上、これまでの謎が更に深まったとも言い難い。無論、三部作の真ん中で全ての答が得られるとは思っていないが、完結に向かうための期待を煽る要素が乏しいのだ。
前作のレビューでも書いたが、新たな三部作が旧三部作の蛇足になってはシリーズの顔に泥を塗ることになる。個人的にはエピソード7,8は2連敗で今の時点では黒星先行。最後のエピソード9で起死回生のKOパンチを浴びせてくれることをフォースと共に期待する。
テンプレと外しを上手く使い分けた名作
ついにルークを見つけ出し彼の助力を求めるレイ。一方、反乱軍は壊滅の一歩手前まで追い詰められていた…。
シリーズ8作目。前評判で上がっていたハードルを大きく越える出来。中盤から終盤にかけての熱い展開と画としての完成度に今年を締めくくられました。
まあ、それなりに
行く前にレビューを見て観てきたものの、駄作だの、最低と書かれていたのでそれなりな気持ちで見てましたが、雰囲気は変わってしまったかなー。序盤のレイアのあのフォースの使い勝手はかつてはないとおもったし、ルークのフォースへの執着も、うーんどうなんだろう?ってかんじでした。ただエピソード6から30年後なのでフォースも進化したのかなってかんじでした。最後までスノークは何者なのかがわからず、印象に残る戦闘らしい戦闘もないままでのストーリーでした。スターウォーズらしくないと言ってしまえば路線がそれた内容だったかも。
前回より○でした!
前回はSWとは別のSF映画になってしまったことに
寂しさの方が大きかったけど、
今回はSWが少し戻ってきた感じで嬉しかったし、
面白かった。
ただまだちょっと物足りない感じがする…
ルーカスならどんな展開にしただろうか。
変わったなぁ。。。
コアなファンではありませんが、四十年前から作品は観てます。当時のCGは現在とは比較にならないほどレベルは低く、リアル感は欠けます。(この作品を含めて近年のCGはすごい。格段の進歩を感じる。)かつての作品群は時間を忘れて引き込まれ、時に涙させられることもあった。しかし、近年の作品はストーリーに引き込まれることも感情移入させられることも無い。初期の作品群にはあった何かが無い。私が好きだったあのスターウォーズはどこに行ってしまったのか?
光と闇と
前作の展開から誰もが期待したであろう展開をことごとく裏切った今作。レイの出生の秘密、ルークのライトセーバーに共鳴した理由、謎の司令官スノークの正体に何があったのかなど想像を膨らませて劇場に向かった観客は裏切られる。
ストーリーの謎への回答に不満な声が多く、共感できるが、例えばレイが誰かの子どもであったり、スノークがシスの暗黒卿の生き残りであったとして今後のスターウォーズに必要な要素と言えるかはたしかに疑問である。逆にそういった展開になった場合こそ、過去のシスとジェダイの戦い、スカイウォーカーの血縁の因縁が未だ続いていることになりこれまでの焼き直しになるとも言えると感じた。
マーク・ハミルが今作でルークを再演しているが、本当にルークが年老いて帰ってきたと感じ、胸が熱くなった。
旧3部作に敬意を払いつつも、新キャラクターを織り交ぜエピソードⅨへと繋げた今作を高く評価したい。
一方で、ローズ役の女優だけはもう少し美人を採用して欲しかった。多様性を描きたかったにしても、日本人の美的感覚からするとかなり下の方では…。
今回も突っ込みどころ満載
昔からスターウォーズの大ファンである為 自らハードルを高くしてしまったのか 正直 うーん 惜しい!と言うのが感想
旧作からの懐かしいキャラやシーンが各所に散りばめられていたり、迫力ある戦闘シーンは非常に良かった
しかし、しかーし ファーストオーダーの規模感がやたら小さい レジスタンスも壊滅寸前過ぎる… しかも基地がバレてる? スターキラーで攻撃出来たのでは? 小型艦は射程圏外? お決まりの特攻は読める デザインがスターウォーズからスタートレックに寄った感が否めない
スノーク弱すぎ 何者か不明のまま ヨーダが出てくるの遅すぎ あのセリフ無しかーい 金太郎の大冒険要らない…とまあ いろいろあるわけですが
それも含めてスターウォーズかな
エピソード9の展開は予想が出来なくなったので更なる衝撃的展開を期待!
やっぱりスターウォーズ
カイロ・レンがハン・ソロの息子だったなんてすごい展開だし、マークハミルがめっちゃ頑張ってるし、ヨーダも登場しちゃってもう最高。
サイッッッッッコー!
ネタバレになるから何も書けないけど、とにかくオープニングからエンディングまで全てのシーンが面白くて興奮して感動!次から次へとこちらの予想を上回る展開。もう楽しくて楽しくて鼻血が出そう。いやその前に涙が溢れてウウッ!
前作は過去作へのオマージュ要素が強かったが、呪縛から解き放たれた本作は、その全てが創造的。日本の配給会社が付けた「誰も見たことのないスター・ウォーズ」ってキャッチコピーをバカにしていたが、蓋を開けてみたらまさしくその通りだった!ゴメンなさい!
前作で大ファンになったレイちゃんだが、本作では魅力が全開!その佇まい、所作、表情、全てに釘付け。正直にいいます。完全に好きになってます!カイロ・レンも前作よりずっとずっと魅力的に。新キャラも新兵器も新生物もいい!いや〜凄い!何度でも見たい!
エンドロールが流れる時押し寄せた感情は、この作品を作ってくれたライアン・ジョンソン監督を始めとする製作陣への感謝。最高の時間を過ごせたという多幸感。そして物語がまだ続くという期待。これらが綯い交ぜになって目から液体が溢れて出た次第。今年No.1!
映像美は眼福だが、面白くはない
まず、今回は映像的にキマッているシーンが多いです。構図も、色彩も、いちいち格好いい。どこを切り取ってもそのまま紹介用の版権画として通用するシーンばかり。DCやマーベルがVFXを盛りに盛った超人合戦を繰り広げるなか、最近のスターウォーズは絵的にちょっと弱いかな?と感じていたので、そういう意味ではこの映像美はいいフックになると思います。
ただし肝心のシナリオが弱く、ドラマの見せ方もあまり上手くないため、映像が映える割には映画としての面白さが伸び悩んでる印象を受けました。今作の全編に渡り言える事は、観客へのストレスのかけ方と、その抑圧からの解放が下手(というかほぼ存在しない)かなと。そこが過去のシリーズ作とはだいぶ違います。端的に言えば、今作は全然「ハラハラ・ドキドキ」しないんですね。良かったーと胸を撫で下ろしたり、こいつ許せない・・と腹が立ったり、そういう観客の感情を揺さぶる演出が弱い。シナリオ的にも、カイロレンがダース・ベイダーの、ルークがオビ=ワンの、フィン&ポーがハン・ソロの役割を担えていない・・いないのに、中途半端に1stシリーズをなぞらえるから、どうしても消化不良気味になる。これならいっそ、全然違う構成にした方が良かったと思いました。
それから、所々仕込まれた「笑って欲しいんだろうな・・」という小ネタが尽く滑っていたのがちょっと気になりました。自分の観た回だけかもしれませんが、いたたまれない感じでしたね。
懐かしさと新鮮さと
お久しぶりのルーク。カッコ良い処を全部持って行きましたね。レイとレンにルークが言う同じセリフは、とても意味深い。レイの親の設定もそのテーマに沿っているように思います。
公開を待ち望んでいた旧作からのファンには、宇宙でのバトルシーンは物足りないし、ラスボスのあっけない最後とか、逆になんでこの人(達)、これで死なないの?などの雑さも目立ちます。
でも、今作のスター・ウォーズが、映画館で観るべき作品である事は変わりません。なぜなら、未来への希望、愛や平和や正義などに真面目に正面から取り組み、王道を行く矜持があるからです。
懐かしのキャラのやり取りには、涙や笑いがこみ上げましたし、新旧キャラ対決は、手に汗握りました。また、映像の色彩美が、新鮮で素晴らしいです。今まで無かった魅力ですね。
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