「「寅さん、007、そして」」スター・ウォーズ 最後のジェダイ higepapaさんの映画レビュー(感想・評価)
「寅さん、007、そして」
というわけでそろそろ書いておく。
(微ネタバレありご注意)
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前作のモヤモヤを抱えたままの皆さん。
モヤモヤは更に増すよ!
儚くみえて実は強大なチカラとして描かれていた「理力」が、いよいよ今作からは独り歩きをはじめます。
あれ? どうして? 「なんたらクロリアン」の濃さがアレの強さを決定づけてーとかいう設定含め、いったいぜんたいどうなってるのー?
スノークってノンノンのお兄さんだよね?
ハイパードライブで逃げらんなくなるって?
この新キャラマジ?
え? え? え?
…と、まるでdisってるよーに聞こえるかもしれませんが、この映画に文句つけてるのは大体俺を含めて
「これは俺の考えた俺の最高の俺のスターウォーズじゃない俺の俺の俺の!」
とか言って拗らせてるおじいちゃんなので、これはもう寅さん007の好きなシリーズの好きなところをドキドキハラハラを楽しめばいーともいます! もうひとりの俺は超楽しんだよ!
拗らせたフアンのいう事ばかり聞いてるとああいう伝統芸能みたいな「停滞ワンパターンシリーズ」になって緩やかに死んでいくだけになるんだから、ときどきこうやって掻き混ぜてやるのはシリーズの延命を図るためには絶対避けられない一作なんや。と、もうひとりの俺は思ったよ。
ポップコーン度は高いんだか低いんだかよーわからん。クソみたいなこだわり捨てて楽しめる心があればポップコーン度は高いぞ!
だいたい今作でおおっぴらになった諸々って、前作でJJカントクが仕込んでたアレだかんね。だから再来年の締めでどういう場所にこのシリーズを持っていくのか、ビックリ箱開けるこころの準備をしておこう。いまから。そう、いまから。