劇場公開日 2017年12月15日

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「偏りのない「完璧」なSW。」スター・ウォーズ 最後のジェダイ Atsuhitoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0偏りのない「完璧」なSW。

2018年1月11日
iPhoneアプリから投稿

僕は過去作からずっと繰り返し観ているファンですが、「完璧」に近いスターウォーズだと思います。特に印象的だったのはまず冒頭の空中戦のシーンで戦闘機の中で奮闘する人達(やドロイド)を生々しく描いたことで短いシーンの重みがグッと増していました。そしてもう一つ挙げるとすれば繊細かつ乱暴という複雑な役であるカイロレンを演じきったアダムドライバーの演技!そしてそのレンとレイの間の非常に繊細なバランスに見事に呼応したストーリー展開が素晴らしいです!あとレイの英国訛りに始まり全体に散りばめられた英国的なユーモアがなんだかかわいかったです笑キャストんl俳優さん達が色んな国のルーツを持っていそうなのも新3部作の特徴なのかな?

全体的にエンターテインメント性が異常に高く過去作との変化に物議を醸しそうですが、それくらいやってくれて良いと思います!その物議もまたファンとしては超楽しい。「フォースの覚醒」は新3部作の幕開けとしてはストーリーから何から平凡すぎる。もっとSWでしか描けない脚本で他のSF映画と差をつけてほしかった。「ローグワン」は個人的には1番好きだけど、前半のグダグダ感を指摘されるとたしかに否めないかも...。そういう意味で今回はあらゆる視点でムダのない「完璧」なSWだと思います。ただ一点、レイアが戻ってくるシーンはありゃなんだギャグか。笑

Atsuhito