「全く別のスター・ウォーズ」スター・ウォーズ 最後のジェダイ 夏さんの映画レビュー(感想・評価)
全く別のスター・ウォーズ
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旧三部作を愛した者たちは、新三部作に怒り、現三部作で見捨てられた。フォースを独占するジェダイとシスの時代は終わったのでしょう。
新三部作、クローンウォーズで慣らしてから観ると、もしかしたらまた違った風に見えるのかもしれません。
それでも観れてしまうところもあると思います。
映像の美しさ、フォースのバランスとは、フォース感応者はどうあるべきか。テーマの軸をズラしたことは評価します。
脱・ジェダイ、脱・シス。フォースは民衆のものになる・・・
例えるならば、聖書でいうサウロを王にしたユダヤ人のようなコレジャナイ感があります。神の時代から、人の時代に。預言者の時代から、民衆の時代になったようにスターウォーズ=サーガの神秘は崩壊していきます。
過去6部作は何だったのか。ジェダイとは、シスとは、何だったのか。これを回収しない限り、現三部作は駄作でしょう。
この作品には、迷うルーク、死にまくる旧作のキャラクター、前作の伏線不渡り、要らない新キャラクターが含まれます。
エイブラムスは「スターウォーズっぽい何か」を、ジョンソンは別物」を創り上げました。
次に期待です。おいおい、頼むから伏線は回収しようぜ・・・
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