「悪くはないんだけど、ちょっと残念」スター・ウォーズ 最後のジェダイ Wawoさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないんだけど、ちょっと残念
2Dの吹替え版をファミリーで観賞した。
配役と演技で素晴らしかったのはレイ、カイロで、この2人の掛け合いは前作より飛躍的に良くなったと思う。強く美しく成長していくレイと、迷い葛藤しながら自滅への道を進もうとするカイロの演技には、思わず引きずり込まれた。
レイア、ルークもさすがの演技力だった。
その反面、ファーストオーダーの悪役達は毒が薄く、ダースベーダーを初めて見た時の底知れぬ不気味さや怖さには、遠く及ばない。
往年のファンにとって懐かしい撮影方法や、鉄板ネタを楽しむこともできたが、そのネタ必要?と思う場面が多々あり、その時間があるなら人物像をもっと掘り下げて欲しかった。
特にフィンとポーについては、もっと深みのある描き方があってもいいのではないかと思う。このあたりは、次回に期待したいところ。
また、ハン・ソロに取って代わるような色気のあるワルを演じきれる新しい俳優は、やっぱりいないのだと改めて思った。
それから、4Dを前提にした作りになっていて、アクションシーンが安っぽいテーマパークのアトラクションのように感じられたのは残念だった。次は4Dにしようかな。
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