「どことなくB級な香り…」スター・ウォーズ 最後のジェダイ たけろくさんの映画レビュー(感想・評価)
どことなくB級な香り…
ルーパーを撮ったライアン▪ジョンソンが手掛けた今作品ですが、どことなく「B級映画な感じ」がします。
新しい視点を結構盛り込んでいるので、びっくりするシーンもたくさんあるし、それはそれで面白いし楽しめたのですが、ストーリーの組み立てについては「ん?」となる展開が多すぎる印象です(監督のせいか脚本のせいか分かりませんが)。
B級映画には固有の面白さがあります。けれど、「スターウォーズ」というブランド力ある看板からすると、ちょっと違和感があります。
ルーパーのレビューの時も書いたのですが、新しいネタを思い付いてこれを盛り込む冒険心がこの監督の特徴なのかなと思うのですが、ストーリーを整理するのは苦手なんですかね。
カイロ▪レンの「うざさ」(俳優さんのせいではないです)は前作よりも和らぎました。
やっぱりスターウォーズは、ワクワクして没頭して楽しめる娯楽映画であって欲しいので、「ツッコミどころ」のない完成度を求めてしまうんですね。
監督を引き受けるのは大変だと思いますが、引き続き次回作に期待します!(次の監督、誰がやるんでしょうか?)
あと、4Dで見ました。楽しめました!
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