劇場公開日 2017年12月15日

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「スターウォーズで初めて早く終われと思った。」スター・ウォーズ 最後のジェダイ 百姓太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0スターウォーズで初めて早く終われと思った。

2017年12月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

二回みようとは思えませんねこのストーリーじゃ。

いろいろと不自然な描写、不要な展開が多すぎです。

映像だけなら満点ですがあいにく私はストーリーを重視するのでこの点数です。

批評家の方々、ディズニーに頭が上がらないのかもしれませんがちゃんと出来が良くないものは良くないって言いましょうや。

そうじゃないとあなた達は何のために存在するのかって話ですよ。

衝撃作にしたかったらしいですが見事に空回ってます。

ひねりのある展開を加えようとして普通の展開でいいのにあえてそこを外してきてるので、さっきまでのシーンは何だったんだという感じです。

スターウォーズはあくまでも王道ストーリーなのだから王道でいいんですよ。

監督さんにはスターウォーズを撮る以上最低限のところは踏まえて欲しかったです。

新キャラの魅力にも乏しいです。

フィンとポーなんて準主人公のはずなのに見ていて全然面白くありません。

前作の方が良かったぐらいです。

ポーなんて人の言うことも聞かず自分だけで敵に特攻してたので、ただの自己中男にしか見えませんでした。

どこらへんがナイスガイなのでしょうか。

ローズも何のために出したのでしょうか。

こいつのシーンなんか全部いらないと思ったぐらいです。

フィンとの絡みもいらないでしょう。全然面白くないし。

あとは結局旧キャラクターと旧メカに頼りきり

全然新鮮味がない。

フォースの扱いも酷かったですね。何なんですかあれは。

フォースとディズニーお得意の魔法は別物ですよ。

それくらい区別して下さい。

それはいいとしても腹が立つのはルークの扱いの悪さ。

どうしてここまでひねくれ者のおっさんにする必要があったのでしょうか。

憧れていた人、伝説だと思っていた人が実はそうでもなかった。

こういうのが何気に一番傷つきますね。

少しはリスペクトを持てってもんです。

個人的にはラズベリー賞を受賞したクローンの攻撃より酷いと思います。

とにかく今作で学んだのは終わりのない物語は実に恐ろしいなということです。

終わりがあるからこそ物語は意味を持つ。

終わりがない、先が見えない戦いというのは拷問でしかない。

しかも今作では反乱軍側がほとんど前進しない

逃げてばっかり。

正直私はこれから先の銀河の行方を見届けられる自信がありません。

今作を鑑賞してとても疲れました。

面白かったというより疲れたんです。

なんだかんだあっても結局はハッピーエンドになって主人公たちは幸せに暮らす。

そのように思っていたからこそ今作までスターウォーズを見続けることができたのです。

ディズニーがあと何本作るのかは分かりません

ですが私としてはヤフーレビューの平均が2になる前にシリーズを終了させることで、銀河に平和をもたらしてほしいと思います。

もしスターウォーズファンをまだ卒業してない人がいるなら今作をぜひ鑑賞して下さい。

きっとファンをやめられるきっかけになると思います。

いろいろと意見、反論があるかと思うのでぜひコメントお願いします。

百姓太郎
マラサイさんのコメント
2017年12月28日

ライアンのコメントから彼が超自己中男ということがよく分かりました。
まさか客を二の次にし、自分優先に作ったとは。監督として失格です。
映画はライアン個人の為にあるのではありません。それを見に来る客の為にあるのです。こんな自己中男がよくスターウォーズの監督になれましたね。映画七不思議です。

マラサイ
jinzhaoさんのコメント
2017年12月25日

百姓太郎様

「フォースの覚醒」も、「最後のジェダイ」も、私は「ジェダイの帰還」後の正統な続編を認めておりません。

上記の2作は、ディズニーが「SWシリーズ」の名を借りて作った「紛い物」です。

私もレビューを打たせて頂きました。

怒りに身を任せて打った文章ですので、支離滅裂な部分もあるかと思います。

でも、どうしても打たずにはいられませんでした。

ルークら三人の主要キャラクターの、その後の人生が、あんなに酷く描かれるとは夢にも思いませんでした。

エイブラムス監督も、ジョンソン監督も、そしてディズニー社も、私は一生、許しません。

jinzhao
SW卿さんのコメント
2017年12月25日

百姓太郎 様

正直、あまりにひどい作品なので、「きっとこれはSWのパロディ映画なんだ」と思うことにしています。ライアン=ジョンソンはこんなことを言っているそうです。

「そもそも、すべてのファンの希望を叶えるような映画を作るのは不可能だ。だからこそ、この映画は自分のために作ることにした。ジョージ・ルーカスだって、『ファンがなにを期待しているだろうか?』と考えて、『スター・ウォーズ』シリーズを作ったわけじゃない。もし、ファンが何を求めているかを考えながら脚本を書いたら、絶対にうまくいかないことがわかっていた。そうしたい気持ちはあったけどね。所詮、どんな映画を作っても、『このクソ野郎! 『スター・ウォーズ』を台無しにしやがって!』と批判する人が出てくるもの。そのことがわかっているのに、自分が気に入らないひどい映画を作るのはナンセンスだ。そんな映画は誰も望んでいない」

彼はこの発言が命取りになるかもしれないですね。アメリカではSWの正史から外す運動が既に始まっているそうです。その気持ちはよく理解できます。

SW卿