「アケルダマ」スター・ウォーズ 最後のジェダイ たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
アケルダマ
画面・音響はベタながら最後まで格好良く、前作に引き続き旧三部作に絡めた演出が、往年のファンを喜ばせる作りになっている。
だが、脚本構成が悪い。
特にローズの決断など、味方を全滅させかねない最悪の行動であり、軍法会議は必至。ご愁傷様です。
また、スター・ウォーズシリーズ全てに言えるが、物語の為の物語感が強く、都合の良いピンチや救出、子供騙しにすらならない幼稚な軍隊描写は健在である。
まあ、宇宙空間で火や音が出る世界観にこんなツッコミは野暮と承知なのだが。
それでも何だかんだで二つの夕陽を背景にあの音楽を大音量で流せば満足感を得てしまうのが悔しい。
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