「この怒りをどこにぶつければ良いのか」スター・ウォーズ 最後のジェダイ shimoyangさんの映画レビュー(感想・評価)
この怒りをどこにぶつければ良いのか
鑑賞後この作品への怒りが収まらず、内なるダークサイドがあふれ出す前にここに少し落としていこうと思い初投稿します。
この作品のダメなところは皆さんの書いているとおりだと思います。
ストーリー、キャラの崩壊、そしてフォース、ジェダイの修行とは...。
これまでファンは心の中で信じてきたはずです。ジェダイを。フォースを。
新たな展開を作り出す。
そんなことのためにスターウォーズ神話を破壊してはいけないはずです。しかもこんなできの悪い1本で。
古いファンは去るべきだという意見は間違っていると思います。
新しいことをやる、それ自体は間違っていません。しかし新しいことの方向が間違っています。ここまで勝手なことをやって新しいことをやるなら別のSF映画にすれば良かったはずです。新しいことが正義だという考え方を善と決め付けるのは考えが足りていないでしょうか。映画作品を平面的に捕らえすぎでは。
キャラ、世界設定などがこのシリーズの魅力のひとつであることはあきらかです。それをただ壊して「どや?」といわれましても。そりゃあ顔面の一発でも殴ってやろうと思います。
今までのSWにツバを吐きかけるような作品でした。
てか単純にこの監督力量不足もいいところかと思います。
ルーパーの時点でデキの悪い映画だと思っていましたがまさかSWをここまで駄作に仕上げるとは。なにもかも低品質極まりない。
なぜライアン・ジョンソンに声をかけたのか。
てかなぜライアン・ジョンソンは自分で脚本かけると思ったのか。
なんだその自信は。無から自信を生み出すとはヤツはやる男です。
レビューで見かけなかったのですが、ハイパードライブで特攻するシーンってアレやっちゃいけないヤツじゃないですか?
ファンならそんな使い方気づいていたはずです。でもそれをやっちゃうとめちゃくちゃになっちゃいますよね。ハイパードライブつんだスペースデブリをかたっぱしから叩き込めばさすがのデススターもたまったもんじゃないでしょう。それをやっちゃあおしまいよ、です。...そんなことを実際にやってしまったわけですが。
「まさか...!」と慌てふためく帝国軍。そしてスターデストロイヤーの残骸を見せ付ける監督のドヤっぷり。本当にイヤになります。
少しだけスッキリしたのでここらで。
でも一応もっかい見に行くよ!スターウォーズだしね!
監督!ファッ○ユー!○ね!
100%同感です。
「こうすると思ったでしょ?違うもんねーwwww(ドヤ」ってのの連続。
古くからのファンがいるシリーズ物で各話1~2ヶ所ならまあわかりますが、全編にわたってですもの。
基本的なストーリーすら作れないのかよと。
EP9はJJエイブラムズなので多少はマシでしょうが、EP10以降はもうダメでしょうね。
特攻シーン、絵的にはかっこよかったんですけど、確かにそうですよね。
あれだけの大型船なら、衛星くらいの大きさの建造物は余裕で壊せそうです。
あと、個人的に気になったんですが、
本船を囮にしたからって、輸送船が狙われないと思うのも、どうかと思いました。
特攻をはなから考えていたのなら、輸送船の後ろについてギリギリまで攻撃を防ぐ、くらいの行動はとると思うのですが。
自分はどうにも、あの後任提督が有能には思えませんでした。