「時代は変わっていくもの」スター・ウォーズ 最後のジェダイ Pathfinderさんの映画レビュー(感想・評価)
時代は変わっていくもの
待望のスターウォーズ最新作!!
序盤からピンチの連続、防戦一方のレジスタンス、ポーの果敢ぶりにハラハラドキドキ。
そしてルークとレイのやりとりから、ルークの過去、真実が垣間見えてきて。
そしてカイロレンの心の葛藤…。
観終わり振り返ってみると、それぞれの行動は全て裏目に出ていて辛いし、皆んな死亡フラグ立ちすぎだし、結果ルークとスノークが倒れ新たな幕開けとなった今回。
だが、苦しい戦況・辛い展開の中でも名場面が散りばめられており、神々しいレイアのフォース発揮、ルークとR2- D2の再会、「帝国の逆襲」を彷彿させるパペットヨーダの登場…レイとベンの共闘は胸熱。
そしてホルドの最期もまた美しく圧巻。
また、新キャラクターも光る。一気に心を掴まれたポーグをはじめ、ローズがフィンを救うシーンは息を飲んだし、舌足らずのDJは世界を客観的にみることを教えてくれた。BB-9Eはもっと登場して欲しかったなぁ。
ルークが一瞬の闇に堕ちベンを失望させたシーンはとても恐怖で混沌に満ちていたが、ルークだからこそではないだろうか。不完全さの象徴であり、ヨーダの言葉にもあったが「失敗こそが師」納得できる。
これが新たなスターウォーズのストーリーなんだと、期待と新鮮さが心を満たし、ドキドキワクワクしながら最後まで観ることが出来た。
ラスト、男の子のフォースが垣間見え、新たな物語も予感させる。
エンドロールではプリンセスのクレジットに胸熱。9の出演がないとなれば、キャリーフィッシャーの遺作になるんだもんな…
レビューが賛否両論あるが、きっと過去作に囚われて既定概念を壊せない大人達が多いのだなぁと感じた。
時代は変わっていくものですよ。
もあいさん
フォースの力が際限なく使われてますもんね…自分は高揚感の方が勝ってしまいましたが、あそこまであからさまに披露されたら興醒めしてしまいますかね
今までと違うスターウォーズは大歓迎なんですよ
しかし今作はそれ以前にスターウォーズ関係なく映画として完成度が低すぎるって話なんです
ましてやシリーズ物の映画、過去の作品から食い違いや矛盾を生むのは論外です
今回の場合、「いや、それできるんだったらなぜ今までやらなかった?」って感じのシーンです
それをあまつさえスターウォーズシリーズでやってしまってるもんだから、そりゃファンはカンカンですよ