「ディズニー版アベンジャーズ。ディズニーの金儲け映画」スター・ウォーズ 最後のジェダイ こーへーくんさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニー版アベンジャーズ。ディズニーの金儲け映画
スターウォーズのファンで、毎年この時期を楽しみにしています。前作が良かったので、非常に期待していました。
残念ながら本作には全く納得がいきません。ストーリーが酷すぎます。前作で作られた様々な謎についてはなんら解明されず、レイの肝心な両親については「ただの酒飲み」で終わり。全く驚きもなく、ただ呆れた。話が広がれば広がるほど、謎が生まれるばかりで、なにも明かされない。演出のあり方としても、答えをチラつかせては「違いました〜」の繰り返し。ただただ苛立つだけ。
結局、謎と気持ち悪さが残るだけ。自作への長い繋ぎでしかない。
次に、タイトルにも書いたように、今回のスターウォーズはディズニーの金儲け作品でしかない。毎回毎回新キャラを出して、ウケ狙いからのグッズ販売。予告ではポーグの可愛らしさに期待したが、まったく必要ないキャラ。ストーリーがしっかりしていれば、「緊張と緩和」として成り立ったと思う。が、ストーリーが薄っぺらい為に時間の無駄としか思えない。2時間半もやるくらいなら笑いを誘うシーン全て切って良い。各キャラクターの深みもなく、万人ウケ狙った金儲け。女性のリーダーシップ前面に押し出したり、黒人やアジア人を起用している点も、「ディズニーは良い会社」アピールの自己満にしかみえなかった。(これは私の偏見)
最後に、何よりストーリーの主軸となる、レイとレンについて。レイの両親については前述の通り。敵勢力の長となったレンも、ただの反抗期のクソガキ。こんな奴がシスのボスと思うと先が思いやられる。(レンにやられたスノークは雑魚すぎ)
7からスターウォーズを見始めた人からは好評のようだから、やはり新規需要の開拓なのかもしれない…世界中のジェダイファンは、今なにを思っているのか気になります。