「光と闇と」スター・ウォーズ 最後のジェダイ オプオプさんの映画レビュー(感想・評価)
光と闇と
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前作の展開から誰もが期待したであろう展開をことごとく裏切った今作。レイの出生の秘密、ルークのライトセーバーに共鳴した理由、謎の司令官スノークの正体に何があったのかなど想像を膨らませて劇場に向かった観客は裏切られる。
ストーリーの謎への回答に不満な声が多く、共感できるが、例えばレイが誰かの子どもであったり、スノークがシスの暗黒卿の生き残りであったとして今後のスターウォーズに必要な要素と言えるかはたしかに疑問である。逆にそういった展開になった場合こそ、過去のシスとジェダイの戦い、スカイウォーカーの血縁の因縁が未だ続いていることになりこれまでの焼き直しになるとも言えると感じた。
マーク・ハミルが今作でルークを再演しているが、本当にルークが年老いて帰ってきたと感じ、胸が熱くなった。
旧3部作に敬意を払いつつも、新キャラクターを織り交ぜエピソードⅨへと繋げた今作を高く評価したい。
一方で、ローズ役の女優だけはもう少し美人を採用して欲しかった。多様性を描きたかったにしても、日本人の美的感覚からするとかなり下の方では…。
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