「ルークの圧倒的な存在感」スター・ウォーズ 最後のジェダイ M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ルークの圧倒的な存在感
長尺だが、そのな誤差を感じさせない充実の内容。
悪になりきれないカイロ・レン、前になりきれないレイ。かつてのように善悪を単純に割り切って描いていないところが今風の「多様性」を象徴しているようで良い。特にレイは何だか危うい感じがするので、自作てどう成長を遂げるのかが注目だ。
そして極め付けはルーク・スカイウォーカーの圧倒的な存在感。悟ったようでいて、それでもまだ迷ったり弱みを垣間見せたりするあたりは「年を取ってもルークだな」と思わせるし、何よりヨーダに子ども扱いされるところがある意味痛快。でも最後の最後では派手さこそないものの見る者を圧倒する強さと抜群の存在感を発揮して、その偉大さをこれでもかとアピールしてくる。
自作が楽しみでならない。
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