「傑作!スターウォーズを新たな領域へと導いた、ライアンジョンソン監督に拍手。」スター・ウォーズ 最後のジェダイ かっちょ かっちょんさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作!スターウォーズを新たな領域へと導いた、ライアンジョンソン監督に拍手。
脚本が秀逸だ。テンポが良くスリリングで、手に汗を握る驚きの展開に圧倒される。
詳しくは言えないが、ソリッドシチュエーション的な要素があり、あらすじは一本調子であるものの、細かいギミックが散りばめられており、途中で飽きることのないよう工夫が凝らされている。また、懐かしいキャラクターや新たな魅力を伝えてくれるキャラクターもこの作品ならではのよさ。スターウォーズのイメージを損なうことのないように十分注意を払いながらも、これまでにないアプローチで新たな領域へと導く傑作となっている。
前作で提示された謎は、本作で殆ど明かされることはないが、中継ぎ作品にありがちなモヤモヤ感はなく、寧ろ、スッキリと満足して席を後にすることが出来るのも、この作品の良いところ。最終章エピソード9への期待が高まる、最高の橋渡しとなった。
レビューへのコメントありがとうございます。
レイの出自は確かに、カイロレンが言っただけなので不確かなものではありますが、演出上やはりカイロレンの言う通りかなと思います。
なぜなら、ラストシーンでの子供がフォースでほうきをとるシーンがあるからです。ここでは誰しもがフォースを持ち、可能性を秘めてることを示し、レイの出自と重なるからです。
つまり、今後レイが選ばれし者であることはあの少年のシーンは成り立たなくなってしまうのです。
ただし!帝国の逆襲でジョージ・ルーカスがクルーさへも驚かせた突如のダースベイダー父ちゃんへの路線変更もあるのでなんとも言えません。
しかし、ep9でそれをやると映画的にはそれだけで首を傾げるものになってしまうと思いますけどね。
長文で失礼しました。