「敢えて、フォースについての考察をしてみた」スター・ウォーズ 最後のジェダイ 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
敢えて、フォースについての考察をしてみた
ジェダイが伝説として語られると滅びる、という論理立ては、ヒーロー的に偶像化することはフォースの本質ではない、ということだろうか?
フォースはあまねくすべてのものに存在し、それを結びつけるもの。そこから希望が生まれ、人々を団結させるもの。決してどこかの個人に帰属するものではないし、X-MEN的な超能力のことでもない。X-MEN的に発揮するフォースはフォースであってフォースではない、それは闇の側に落ちることである。
凡人はX-MEN的な力の方が分かりやすいし、闇の側に落ちることで簡単に手に入るのならそちらに流されやすい。
光の側としてのフォースは一対一では闇の力に勝てないし(ダースベイダーは一対一で負けたことないですよね⁉︎)勝つまでの道のりはまどろっこしくて険しい。
そんなこれまでのフォースに比べるとレイのフォースは光側としては異例なほど強い。正義や希望を実現させるにもある程度、(なるべく安直に手に入る)威力のある力が必要な時代になったと考える人が増えているからだと思います。
時間のかかる外交努力よりも武力行使の方が手っ取り早いということでなければいいのですが。
それにしてもルークは結構、伊達に歳をとっちゃったのですね。ジェダイの諸先輩方に比べてとても幼く見えました。
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