「前作を未見のまま映画館で」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
前作を未見のまま映画館で
怪獣退治というオープニングの見せ場なのに、ベビー・グルート(声:ヴィン・ディーゼル)は踊っている!緊迫感とゆるさとが同居する映像は瞬時に魅了させられた。予備知識無しでも全く問題ありません。
惑星ソヴリンを後にして旅立つガーディアンズの面々だったが、アライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)がこっそり電池を盗んでしまったため、ソヴリンの艦隊から総攻撃をかけられる。しかし、艦隊は全て遠隔操作による無人機。無人機といえば、墜落した北朝鮮の小型機を想像するかもしれませんが、もっと高度なVRで操作されたシロモノ。ほぼ全滅させるくらいの勢いで振り切ったのだが損傷が激しかった宇宙船ミラノ号。ガーディアンズは一人の男に助けられたのだ。
不時着した惑星はエゴと名乗る男と一体となった星。エゴはガーディアンズのピーター・クイル(クリス・ブラット)の父親だと言う。にわかに信じ難かったが、彼の説明を受けるにつれピーターは徐々に彼に心を許してゆくのだ。100万年も生きているエゴは自らの分子を惑星などに作り変え、神のような存在。そして、不死の力や超能力を継がせて宇宙を支配しようとしているのだ・・・
ラヴェンジャーズを裏切ったヨンドゥ(マイケル・ルーカー)や、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)と確執のある妹ネビュラ(カレン・ギラン)など、アクションや執念の戦いも魅せてくれるし、ベビー・グルートやドラックス(デイヴ・バウティスタ)が笑わせてくれる。くだらない内容だと予測していたが、案外しっかりした作りになっていて驚いた。
コメントする