劇場公開日 2017年5月12日

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「ボクはグルート!(今回も面白いよ!)」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ボクはグルート!(今回も面白いよ!)

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

ボクはグルート!
(宇宙のならず者たちがまたまた銀河の危機を救う!
前作は見る前はさほど期待してなかったが、今じゃすっかりMCUの中でもお気に入りに。マーベル・コミックの中でもマイナーであった同作を大ヒットさせ、MCUの快進撃を本物と感じさせたものであった。
今回は予告編の時点ですでに面白く、本編も期待に違わず。
まだシリーズ2作目なのに、この安定感!)

ボクはグルート!
(冒頭、いきなり宇宙怪獣とバトル。
結構危機的状況なのに、笑える。
これこれ! ここだけで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の雰囲気が分かる。
今回も懐かしの洋楽に乗せてノリノリ、テンションアゲアゲ!)

ボクはグルート!
(ピーター、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルート。
ガーディアンズのやり取りは今回も鉄板。
ピーターとロケットの“口撃”。
クールなガモーラ。
堅物ドラックスのボケっぷり。
そしてやっぱり、グルート!
前作でお惚けと怪力と優しさで美味しい所をさらっていった彼がベビーになって登場!
その可愛らしさとやっぱりお惚けは必見!
とあるシーンでいじめられてたベビー・グルートは可哀想だったけど、反撃! やったれ、ベビー・グルート!)

ボクはグルート。
(今回ガーディアンズに、前作でもお馴染みの2人のキャラが加勢。
例えば『ドラえもん』でも『ルパン三世』でもあの面々で充分なので加勢は考えられず、それはガーディアンズも同じと見る前は思っていたが、心配は無用だった。
まず、前作では敵になったり味方になったり、ピーターと腐れ縁のヨンドゥ。
あれこれは言わない。是非見て欲しい。今回このヨンドゥに、惚れちまう。口笛が吹きたくなるぜ。
そして、サノスの養女としてガモーラと姉妹的な関係であった殺し屋、ネビュラ。
彼女が機械の身体になった悲しい過去、ガモーラとの対峙は見所の一つ)

ボクはグルート。
(新キャラも負けていない。
すでに公表されている通り、カート・ラッセルがピーターの父、エゴ役で登場。
ピーターとの父子ドラマは勿論、色んな意味で今回一番の重要キャラ。
エゴと共に現れた頭に触角を持つ異星人女子、マンティス。彼女の不思議な能力やドラックスと今後何やらありそうな関係も気になる所。
大物がもう一人、シルヴェスター・スタローン。今回はゲスト出演的だったが、これからのMCUで大きな役割になるとか!
尚今回、ゲスト出演が他にも何人か。それを探すのも面白い。
忘れちゃいけないお馴染みスタン・リーは今回メチャウケた。じいさん、遂に…!(笑)
それから前作の最後の最後に登場したあのキャラがあんな所に…!(笑))

ボクはグルート。
(ストーリーは…
黄金の惑星の指導者アイーシャに傭兵として雇われたガーディアンズだったが、ロケットのせいで終れるハメに。その危機をエゴが救い、アイーシャに雇われたヨンドゥが絡み…というもの。
正直アイーシャは敵としては前作のロナンと比べると物足りなく、話そのものもシンプルで勧善懲悪だった前作の方が面白かった…途中までそう思っていた。
中盤から後半にかけて思わぬ展開に。今回の敵はズバリ、“デカイ”。
ピーターの出生の秘密、ピーターは何故ヨンドゥに宇宙に連れて行かれたのかなど、前作で謎だった部分も補完。
ビジュアルも見事で、スケールも迫力も申し分なく、今回も最高に楽しめるエンターテイメントだが、ドラマもしっかりと描かれている)

ボクはグルート。
(ガモーラとネビュラ。
似た者同士のロケットとヨンドゥ。
確執、因縁、絶対絶命の危機を前にして試される、仲間の絆。
ピーターの出生はかなり衝撃的。
生みの親か、育ての親か。
今回は父と息子のドラマでもあり、最後は不覚にも感動させられた)

ボクはグルート。
(アベンジャーズへの参戦が決まったガーディアンズ。
アベンジャーズは強力な味方を迎え入れられた事になるだろう)

俺はグルート。
(エンディング映像は色々と見逃し厳禁!)

近大