ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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エピソード7で足りなかったもの
スターウォーズの王道からは少し外れた悲しい話ですが、エピソード7で足りていなかったものが揃っている良作です。敵味方入り乱れての戦闘、悪のカリスマの圧倒的な存在感。まさしくスターウォーズ。宇宙を舞台にした戦争映画です。
どうしても本家と比べてしまう…。
面白かったんだけど、どうしても本家と比べてしまうので、人の描き方の薄さは否めない。何でもかんでもフォースと共にあらんのだよ。予告編で「ダースベイダーにばかり頼ってるなー」って思ってたけど、周りのキャラが立ってないので、やっぱダースベイダーが1番良かったというオチ。うむ、やはり本家は偉大。
良きエンタメ映画
スターウォーズの物語をライトに知っている層としてはすごく楽しめたと思います。物語の展開が最後まで飽きることなく、町の人々の特殊メイクや巨大兵器もあいまってワクワクが止まりませんでした。
物体の巨大さ、迫力が見どころ
本作の見どころの一つは間違いなく帝国軍の兵器のデカさとその恐怖
街の上空にそびえる帝国軍の艦、遠くに浮き上がってくるデススター、立ちはだかる歩行戦車などなど(予告編で映っていたタイファイターは…)
これらが実在したらいかに恐ろしい存在なのかが今までシリーズ中で一番よく表現できていると思います
逆を言うと劇場で見ないとこれらの魅力が少し減ってしまうかもしれない
自己犠牲の物語
まさかの展開だった。
スター・ウォーズと言えば悲しい別れや悲劇的要素は多々あれど,基本的には愛と希望に満ちた前向きな作風だというのが私の勝手な認識。ところがこの『ローグ・ワン』はいわゆる外伝だからなのか,「希望」はあれど主役級の登場人物たちが全員死ぬというとんでもない結末だった。尊い自己犠牲の精神をここまで強烈に情け容赦なくえぐり出すとは……。
途中で眠気が。。。
とても興味深い内容でしたが。。戦闘シーンばっかりで。。途中、眠気が。。
とにかく、キャラクターがそれぞれいい味だしてて、ストーリーを追うごとに目が離せなくなりました。
それにしても『フォース』って、何だろう。
その力は、どこから来ているの?
自己犠牲が美しいという、テロリストと同じ思想の人達が多いことが怖い。
『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー(2016)』
原題: Rogue One: A Star Wars Story
(あらすじ)
"スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望"の終盤で、デス・スターの設計図は「多くの尊い犠牲によって得られた」的な台詞がありますが、 その"尊い犠牲"のお話です。
スピンオフですね。今回はジェダイ達の物語ではなく、歴史に名を残さない一般人の物語です。
私語りになるんですが、"スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)"で「所詮、お前と俺は違うんだよ」とジョージに言われ、いや!そんなことないよ!と縋ったのに、その後のエピソード2と3で、徹底的にジョージに捨てられ、ボロボロの私は、「もうSWは観ねえ!観るもんか!この私の頭の中で、新シリーズは作るんじゃい!それでいいんじゃい!」と、厨二らしい決心したんです。
なので、"フォースの覚醒(2015)"も未見でした。
けど、それを察したギャレス監督が「さとちゃの好きなイップマン(ドニー・イエン)出すからさぁ。それとさとちゃが好きな地上型兵器をバンバン出すからさー」と言われ(幻聴)。
あ、私、地上兵器の方が好きなんです。AT-ATとか、AT-STとか。
あの弱点を隠そうとしないフォルム(笑)
ブローザー・ブローディですら、レッグウォーマー的な物で細いふくらはぎを隠していたのに。あのアンバランス感。萌えます!
決定的なのは、レイア姫役のキャリー・フィッシャーさんの急逝。
何か、予感がしてたんですよ。
だから、いつ観ても良いように、事前に新旧3部作のセルフ・一挙放映は済ませてました。
あのー、こんなテンションで、本作を観て参りました!
うんと、2回(笑)
トータル、まぁいい出来だったと思うんです。
「所詮お前と俺は違うんだ」と、捨てられはしなかったですね。
むしろ「さとちゃ、こんなの好きっしょ?」と接待された感じがしました。
それ、ありがたいっちゃーありがたいですけど(すみません)。
もう、SWと和解してもいいような出来上がりだと思います。が、大絶賛とまではいかないです。
あ、偉そうですみません。理由は、後半でネタバレ含めお話します。
でも、画が旧3部作寄りになっていて、実際そこに存在している感が凄い。生々しい。
惑星ジェダの空の切ない色調とか、どっかのビーチで撮影されたラストの戦闘シーンとか、あの熱風を感じる密林とか。懐かしい古めかしいモニターとか、ワープとか。
あと、"スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望"は、シリーズの中でも一番の爽快ハッピーエンドだと思うんですが、あのハッピーの裏には、正義の為なら手段を選ばない集団がいた。
スターウォーズって、単なる美しい話しだけではない。っていう部分も、新鮮です。っていうか、はっとしました。
時代ですねー。勧善懲悪とか流行んないっすもんね。
新3部作で我慢ならなかった、"CGの悪いとこを全面に出した山崎貴クオリティ"な軽薄感("海賊と呼ばれた男"の感想は近いうちに!)がなかったので、とにかくほっとしました!
アナキンの動きをCGにされた時には、おいマジか!?って、映画館で言いましたもんね(笑)
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(以下、ネタバレあり)
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SWエピソード4への繋がりだって言ってるので、最初から出オチです。上にも書きましたけど、観客の殆どがエピソード4を観てます。最終的にどうなるか知ってます。
だから、エピソード4の感動があってこその物語。そんなファンの感情に、乗っかり過ぎな、頼りすぎなストーリーは如何なもんかなーと思いました。なんか感動ありきな感じが。
本作後、「フォースの覚醒」も観ました。
で、本作も2回目観賞してみたんですね。
したらやっぱり、SWシリーズ全ての中で、本作の主要キャラが一番弱いです。何故なら心理描写が浅いから。
主人公ジン(フェリシティ・ジョーンズ)は、幼いころに母を亡くし、科学者である父は帝国軍に拉致されます。ま、ジンの父がデススターの設計に深く関わってるんですね。
育ての親ソウ(フォレスト・ウィテカ―)とも、何かしら確執があって、どうやら犯罪者でもあるようです(ソウ、あんなに本編と絡まないキャラなら、要らないでしょう?)。
そんな複雑な生い立ちの主人公ですから、他人に心を開く無意味さを知っているだろう。同盟軍の為に働くなんて、知ったこっちゃねーだろう。と想像していると、何故か父親の命を狙ったキャシアン(ディエゴ・ルナ)&同盟軍の為に汚い仕事をしてた荒くれ者達(ローグ・ワン)と、たいして接点がないまま仲間になってしまう。
しかも、最初は「知ったことか」と言ってたジンなのに、何故か途中で「フォースと共にあらんことを」と……。
い、いつ、その考えに至ったんですか?フォースの、フォの字も言ってないような気がしますけど?
大儀の為に、自分の命をも厭わない。っていう話しかも知れませんが、荒くれ者達は「自分達がしてきた汚い仕事の浄化=贖罪」ですし、ジンに至っては明らかに両親の件に対する復讐でしょう?大儀は、後付けのように思えましたね。
あと、父親。
そんなに娘を思うなら、デススターの要の場所で自爆すればいいよ。
助かるように逃がしておいて、最終的に危険な任務を与えるのか。
父の愛情って、こんなもんじゃないでしょう?
SWって、「愛」で間違うじゃないですか。アナキンは別に、自分の私利私欲の為にダークサイドに落ちた訳じゃないですよ。
「小説は人物のリアル」と、奥田英朗せんせが仰ってました。
こんな奴、おらんやろ。と思われたら、物語は終わり。
SWシリーズの登場人物達は、時に反目し合いながら、だんだんと打ち解けて行くんです。 が、本作はそんなシーンほぼありません。
その点、"フォースの覚醒"は脚本がぐずぐずってしてる部分はありますが、主演のレイ(デイジー・リドリー)、フィン(ジョン・ボイエガ)、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)を観た瞬間に、直ぐに好感を持ちました。引き込まれました。
賛否あるだろうカイロ・レン(アダム・ドライバー)も、父親の時代に対する歪んだ憧れと劣等感で捻れた厨二で、ヲタなコスプレ野郎。
現代の若者を上手いこと表現してる。
個人的にはこの痛々しいキャラ、秀逸だと思いました。
でも、本作にも魅力的なキャラは居ますよ。そう、ド兄です!
言っておきますが、私はド兄主演の「イップマン」が大好きです。私の好きなカンフー映画ランキングで、上位にくるくらいです。
本作では、宇宙最強の異名を持つド兄の本領発揮です。
でも、そこが、そこがいかんです!このド兄、ジェダイよりつえーじゃん!ってなるもん(笑)
ラストで、みなさん興奮のあのお方の戦闘シーンが観られますが、やっぱド兄の方が上だもん。
座頭市を彷彿とさせるキャラなら、ぜひ日本人で。真田さんで、丁度だったと思いますよ。
ただ相棒のベイズ(チアン・ウェン)は凄いです。存在感あるなぁ。
キャスティングに、お金の匂いはしますけどね。
中国での公開は今月だと思いますが、この2人でどんだけ稼ぐんでしょう?
最期に、私はどうしても大儀の為の自己犠牲が美しいとは思えないです。なんというか、大儀なんか、それぞれの側にある訳ですから。どちら側に立つかで、正義なんか変わるので。
だからそれを掲げて死にゆく人達というのは、考え方としてはテロリストと全く同じだと思うんです。
ラストのビーチ辺りの戦闘シーンに関しても、あれ戦争映画では度々見られる描写で、"スターウォーズ"が感じられなかった。
あ、長文過ぎですね。そろそろ止めないといけない。
ほんと、これは完全なる私の好みだと思うんですが。
ライトセイバーで人間を貫くシーンは、ちょっと止めて欲しい。
そういう武器ではないと思う。
以上、長々とすみません。
エンターテイメントだけど
スターウォーズ知らずにみると、帝国軍の何が悪くて、正義や大義も解りづらいかな、という印象。
フォースとかジェダイ等の説明も全くないし、舞台となる惑星もバンバン変わるから、ちょっと難しいけど。
出来上がった世界観の中で動くキャラクターやXウイング、TIEファイターなどの戦闘シーンは圧巻で、好きな人ほどはまりやすいかな。
ジェダイも出ない名もない兵士たちの戦争映画として、個人的にはもう少し胸熱シーンがほしかったけど、エンターテイメント作品として楽しめました。
それにしてもレイア姫の追悼作品になったのは残念。エピソード8は撮影済の様だけど、シリーズ最後まで参加してほしかった。ご冥福を御祈り致します。
懐かしい登場人物が合成で
戦闘シーンはさすがスターウォーズだなと感心させられる。
ストーリーは、エピソードⅣに繋げなければならないので制約があり、こんなもんかなと思う。
良かったのは、エピソードⅣのちょい役の登場人物たちが合成で出てくること。確か、この役者とっくに死んだよなぁって人の動く様がみれるのはチョット嬉しい。
個人的には一番面白いスターウォーズ
スターウォーズは、全部見ましたが、どれも何が面白いのか理解に苦しむ内容でした。が、今回の話はわかりやすいヒロイックファンタジーなので、楽しめました。
ファミリー映画としていいのではないでしょうか。ラストはメインストーリーを変えないために、普通の映画のような全部がハッピーなエンディングとは違いますが、とても感動的で良いですね。
エピソード4が見たくなります。
各キャラクターの死を、もっと劇的な死として描くこともできたと思うんだけど、あえて抑え気味にしたんでしょうか?英雄的な死ではあるけど、戦争なので、そこまで過剰さはいらないってことかな。
おれがここを抑えるから、先に行けー、みたいな感じはなくて、単に打たれて、手榴弾飛んで着て、みたいに、淡々とした死が描かれてたと思います。良いと思います。
とにかく素晴らしかったです。
エピソード4に完璧に繋がるストーリー、良く出来ていた。ジェダイもフォースの神秘的な力も登場しないが、ここまで面白く出来るのは素晴らしい。製作者が続編無しと断言しているのが残念な位だ。80代の高齢の両親を連れて観たが、二人とも大満足でした。
全然分からなかった・・・
前作はまぁまぁ楽しめたので今回も・・・と思い観に行ったが、全く分からなかった。
スターウォーズは、ほとんど観ていないので・・・
今後は、やっぱりスルー?
(スターウォーズには、ほぼ、琴線に触れないし)
SW4のオープニングクロールに想いを馳せる
2017年最初の映画鑑賞はSWストーリー
MX4D・3D(吹)で迫力。
SW4オープニングに既に粗筋があった
とは驚き。
フェリシティは逞しさと可愛らしさを兼ね
備えた稀有な女優
(評価3.8)
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