BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアントのレビュー・感想・評価
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ささやきが聞こえるような。
原作を読んでいないので、原作との比較はできないけれど、物語の世界が映像になって、もしかしたら本当にありそうな夢を見せてくれる、楽しい映画だった。
優しい巨人は、ニンゲンマメにいろいろな夢を吹き込んでくれる。その眼差しはキラキラして温かい。また、虫の声も聞こえるという大きな耳で、遠くにいてもソフィーのささやきが聞こえて、その様子を観た私の心も温かくなった。寂しいときに、自分のささやきもBFGに聞こえるかもしれないと考えると、少し寂しい気持ちが消える気がする。
小説と違う。
素晴らしい作品なんだろうけど
話と劇中音楽は好きになれないが
スピルバーグはファンタジーが不得手か
ロンドンの孤児院で暮らす10歳の女の子ソフィー(ルビー・バーンヒル)は、ある夜、7メートルの巨人(マーク・ライランス)に連れ去られてしまう。
連れ去られた先は、巨人の国。
そこでは、もっともっと大きい人食い巨人たちがいたのでした・・・
というハナシで、7メートルの巨人が実はチビだった、というところが面白い・・・
いや、面白いはずなんだけれど、なんだか全然面白くない。
巨人の国でゴマメのチビ巨人が、孤児院でも友だちがいない少女と、仲間がいない同士で心を通わせるという物語の初めの部分がまるでうまく描けていないから。
と、この出だしから気持ちが乗らず、その上、スピルバーグの悪い癖のはしゃぎすぎ(物珍しい映像を撮ることに夢中になってしまう、ということ)が出てしまい、結果として「映像は驚嘆、音楽は素晴らしい、けどツマラナイ」という結果になってしまった。
なんだか、1991年の『フック』の悪夢を、また観てしまった感じ。
巨人たちの国に登場する巨人たちもCG処理されているので、マーク・ライランスの演技の上手さの魅力も半減。
まぁ、そのまま大きくしただけだと『進撃の巨人』みたいになっちゃうかもしれないけれど、むかしの映画の単純な合成映像のほうが、心安らいでよかったように思われます。
あまりレビューを書きたくない出来の映画でした。
60点
ソフィーは可愛い
スピルバーグ節満載。
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