10 クローバーフィールド・レーンのレビュー・感想・評価
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密室サスペンスもの
予告編を観た時に抱いた印象とはかなり異なる内容だった。ひとことで言うと「密室もののスリラー/サスペンス」。『クローバーフィールド』と関連がありそうなSF的要素は最後の最後になって顕著になるものの,それまではシェルターを舞台にわずか3人の登場人物がおりなす心理戦と恐怖を徹底的に描き出す。
シェルターの所有者であり,主人公の女性ミシェルを「監禁」したハワードの存在が本作品の恐怖のキモだ。通常であればハワードは,この手の映画によくある「精神を病み狂気をはらんだサイコパス」として登場したはずだ。「大気が汚染されて人類は死に絶えた」だの「来るべき時に備えてこのシェルターを作った」だのという発言だけを取り上げれば,そう思えるのも当然。ハワードの発言の真偽を確認するすべがないので,観客はミシェルと同じような心理状態に陥る。このオヤジは真実を語っているのか?それとも単なるサイコパスなのか?
最後の最後になってついに宇宙船(明らかに地球上の存在ではない)と異星人(これも明らかに地球上の生命体ではない外見)がその姿をあらわし,ハワードの狂気に満ちた発言が全てではないにせよ真実だったことが明らかになる。
ハワードが実の娘を殺したかもしれない異常殺人者である可能性は払拭できないが,彼が主張する一見すると突拍子もない「終末論」は,実は正しかったのだ。狂気と正気が同居しているハワードの存在こそが,この映画が醸しだす独特の恐怖感の象徴である。
ホラーの主軸がぶれる(;´д`)
前作の「クローバーフィールド」を未鑑賞ですが、とりあえず鑑賞しました。…特に問題なかったです(;^_^A
シチュエーションホラーと言うか、密室ホラーかと思いきや、まさかのラスト20分はどんでん返しSFホラー。もちろんその前振りと言うか変遷はありましたが、ある意味節操のない展開でそれなりに面白かったですが、如何せんB級ホラーテイストで大作と言う訳で無いと考えるとそれなりに楽しめますがSFテイストでは殆ど無いです。
また、「あらゆるフォームでやって来る」と言う割には画面が暗くて、あらゆるフォームなのかが分かんないです。
「ミスト」や「SAW」みたいな要素もあり、「宇宙戦争」「遊星からの物体X」みたいでもありで、なんともな感じですが、ドキドキした怖さもアリですが、なんと言ってもジョン・グッドマンに尽きます。彼があらゆるフォームでやって来ますw
前作を見るともっと楽しめるのかも知れませんが、そこまで重い腰が上がらないかな?と言う感じです。
クローバーフィールドののりのが良かったのに。
いかにもSFらしいエンディング
エンディングだけは、いかにもSFらしくて、
逆に言うと、つまりそういうことなので、
ナイト・シャマランのアレみたいな(苦笑)
これはSFなのかスリラーなのか何なのか、
その辺自体も楽しみの一つかと。
役者の表情とか演技とか選曲とか、
ちょっとツウ好みの映画かも。
元々は『クローバーフィールド』とは関係のない企画だった本作がJ.J...
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