10 クローバーフィールド・レーンのレビュー・感想・評価
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恐がることを楽しむ映画
二段構えの恐怖。シチュエーションスリラーとSFパニックを足すとこうなる。恐がることを楽しむ映画、として見ればO.Kでしょうか。
結局、おっさんは善悪どっちだったのか。たぶん、すべて善意で行なっているが、行き過ぎると怖い人になってしまう、という設定。若い男を始末したのも、何が何でも女を外に出さないようにしたのも、結局辻褄は合う。「HELP」の字も外から書いたものと考えられるし。ただ娘の件は不明なまま。
外出てからはまあ、おまけみたいなものでしょう。
こわいよぅ
怖いのは、、「何を信じていいのかわからない」という部分ですね。
本当にこのオッサンの言っていることは正しいのか?
ということです。
とことんそのままストーリーは進んでいきますが、、この恐怖を楽しめないでいると、そのまま映画が進んでいってしまいます(笑)それでもたのしめるのがJJエイブラムスですけどね!
作品としても良かったです。
ここまで観客を振り回す映画って…
タイトルに「クローバーフィールド」。
観客はすかさず2008年公開の「クローバーフィールド/HAKAISHA」の続編だと認識する。しかし、劇場にてほとんどの人が困惑したのではないか。そう、本作は「続編ではない続編」なのだ。製作のJ.Jエイブラムスは「血の繋がった映画」という見解を示したが、その理由としては、「近年は続編やリメイク作品ばかりでオリジナル作品の出番が少ない。だからこそ本作はこうである必要がある」的な事だ。って、普通の人はこんなこと思いつかないだろう。やっぱり彼は天才なんだと思う。こういう形の続編は初めてだが、ストーリーも今までこの形では描かれなかったのではないか。
ストーリーの中心は、「監禁」だ。自動車事故の後に目を覚ました主人公の女性は、見知らぬ所に監禁されている。そこには男がおり、「外は攻撃されて汚染されている。危険だ。」と言う。主人公はその後不信感を抱きつつ共同生活を始める。そこにはもう1人男がおり、なんとか皆で長期に及ぶであろう「潜伏生活」をスタートさせるが…というストーリーであり、後半で怒濤の展開を迎えていく。観ているこちらとしては、いつあの怪物やポスターの宇宙船が出てくるのか、どういう繋がりがあるのか、などをハラハラしながら観つつ、次第に明かされていく謎などが恐怖感を増幅させ、不信感が恐怖に変わった瞬間に一気に堪えていた感情が爆発する。そして終盤まで来て更に驚きの展開。何なんだこの続編は。こんな映画あっていいのか。などエンドロールは放心状態に陥る。
ソリッド・シチュエーション的要素がかなり盛りだくさんだが、とにかくジョン・グッドマン演じるハワードの動きから目が離せない。優しい微笑みからの狂気じみた目付きなど怖い以外の何物でもない。本当に恐ろしかった。
本当にストーリー上の前作との繋がりは無いが、共通の設定などは存在する。
1.タグルアト社
出たタグルアト。実は軍退役後にハワードが勤めていた会社だ。多くは語られていないことも前作と共通している。 タグルアト社から発売された飲料、「スラッシオ」と似た飲み物が登場するが、これは実在するご当地飲料だそうだ。
2.事の始まり
恋人とのトラブルで、女性が男性のもとを去った後に、事の始まりとなる。
3.J.Jエイブラムス
マニアならニヤリと出来る「おまけ」的なものだが、エイブラムスの2011年の監督作品、「SUPER8/スーパーエイト」にて、最初に犠牲者の出るガソリンスタンドと同じ店名のガソリンスタンドが登場する。はっきりと映るため、「知ってる人のお楽しみ」という存在だろう。
ここまで観客を振り回す映画ってどうなのかと思うが、早速「クローバーフィールド・プロジェクト3」が今年公開される。しばらくはこのトンデモ展開に振り回されそうだ。
予備知識なしに鑑賞。
結論から言うとクローバーフィールドと直接の繋がりはない。
が、密室劇で疑心暗鬼になっていくストーリーは面白く、むしろこちらの方が引き込まれた。
「宇宙戦争」や「ソウ」の"あの"シチュエーションを更に煮詰めた映画と言ってもいいかもしれない。
ポスター含めありとあらゆるネタバレをシャットダウンした上で見ればスリリングに楽しめるんじゃないかと思う。
クローバーフィールドのタイトルを、主人公が最後にくだす「ある決断」にかけているのも上手い。
映画自体は低予算ながらよく出来ているだけに、ネタバレ全開のポスターが実に残念。
最高のヒロイン
ヒロインありきの映画でしたね。筋肉質ですごく良かったです。メアリーエリザベスウィンステッド、超覚えにくいけど覚えます。
何もしてこない変態ほど不気味なものはないね。ジョングッドマンがまた気持ち悪いのよ
密室劇
クローバーフィールドのスピンオフ(だと思う。)
ものすごくミニマムな設定で、逆に前作の冠は無い方が良かったかも。
結局、親父は変態だったのか?など曖昧なところもありますが
密室劇としては先の読めないハラハラ感があり面白いです。
ミシェル、可愛く強かった。
スリラーものの密室劇+最後に宇宙人の侵略。 女性主人公が周囲をよく...
スリラーものの密室劇+最後に宇宙人の侵略。
女性主人公が周囲をよく見て戦う姿はすごい。
むー、久々にキワモノ観ちまった。訳もわからず、おっさんのシェルター...
むー、久々にキワモノ観ちまった。訳もわからず、おっさんのシェルターに閉じ込められてDV状態。狂言誘拐か汚染攻撃か以前に、おっさんの行動が意味不明。この展開ならうまいこと逃げ出せたら、あっと驚かせて欲しいのに、なんのサプライズもなし。キリッと駄作。2点
駄作の中の駄作
面白さゼロ
クローバーフィールドというタイトル付けてしまったら、前作を見ている人なら100%異世界のものを予感しながらみるのだからあの終盤は何も驚かない。むしろ想定通り過ぎて萎える。散々付き合わされて想定済みでのヲチで何を狙ったのか理解に苦しむ。この後に前作が続くのではと思うほど、まるっきり順番が違う事をやっている。生涯ワーストワンかもしれない。
前作とまるで違う密室サスペンス。あからさまに怪しいジョングッドマン...
前作とまるで違う密室サスペンス。あからさまに怪しいジョングッドマン、けっこう強いヒロインとの、アレヤコレヤで進む。シェルターものとしては普通におもしろく、退屈せず。
で、最後の怒涛の展開でテンション上がった。前作のあの感じ!おもしろかった。
最後はまた別物
最後を除いた部分では密室での人間の恐ろしさを描いたもので、最後はクローバーフィールドに似たようなものかなと思いました。
最後の部分が無くても一つの作品として成り立つのではないかと思えました。
密室内での人間関係は外の世界よりも恐ろしいんじゃないかと思いました。
最後の部分があることでクローバーフィールドらしさが少しでてたしかに同じ世界なのかなと思わされました。ただ消化不良感があってもっと続きが観たいです。
怪獣映画ではない
タイトルにクローバーフィールドの文字があるが、続編というよりスピンオフだ。地下シェルターという閉鎖された空間でのサスペンススリラーといった感じか。
地上は汚染されていて出ることができないという言葉を信じるのか、ただ監禁されているのではないか。そこがこの映画のキモの気がするが、クローバーフィールドと銘打っているため嘘は言ってないよなと思ってしまう。
単独の映画であればもっと面白く観ることができたはず。
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