「SFサスペンス」10 クローバーフィールド・レーン bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
SFサスペンス
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女性監禁サスペンスと思いきや、最後には、宇宙船やクリーチャーまで登場するSF映画。たった3人の登場人物でしたが、主人公のミッシェルを中心に、それぞれがバランスと存在感を示し、そこそこ楽しめる内容でした。
交通事故を起こして、目覚めると地下シェルターの一室に。そこに住む謎の男とその男の手下なような若い男が現れ、外の世界は汚染されて、争いが始まり出られないという。嘘か真実かわからない状況での監禁生活。
ミッシェルも何度か脱出を試みるも、次第に3人の奇妙な生活に馴染んで、共同生活が始まる。しかし…。
監禁サスペンスは、サイコスリラームービーとしてよくあるネタですが、監禁がレイプや殺人が目的でなく、生き残るための秘策というのが、斬新なアイデア。
そこに、SF的なフィナーレへとつながるのは、J Jエイブラムスが、製作に絡んでいるからなのでしょうね。
主人公ミッシェル役のメアリー・エリザベスが、監禁を経て強く、逞しい女性へと変貌していくのも、なかなか魅力的でした。
ただ、これが『クローバーフィールド HAKAISYA』の続編としては、大きな❓が残りました。
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