ぼくは明日、昨日のきみとデートするのレビュー・感想・評価
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世にも奇妙な物語の一本だったら納得
これは今年のワーストの一本です。
時間を逆行する女の子の話なのに午前0時をすぎるとその後の24時間は順繰りに時間を進む?
あれ?それってどういうこと?午前0時からは逆行しないんだ。それからは男の子と楽しい一日を過ごせるのか?それはあまりにも都合良すぎない?
親に会わせるのも意味不明。別れなきゃならない女の子を親に会わせるのはどうしてなの?ビーフシチューの伏線を回収するためだけにしか思えない。
福士蒼汰と小松菜奈の演技、三木孝浩の演出はそれらの疑問をゴマかすだけの実力があると思うけど…
とにかく設定に無理がありすぎるし都合が良すぎるでしょ?
ジュブナイル小説としてもかなり低学年向きなのかな?
0.5の☆は唯一、小松菜奈が手を繋いだだけで泣くとかの理由が、これが最後だからだと知っているからだと気づいた場面がちょっとだけ良かったから。ちょうど一時間くらいのところだったと思うけど、そこで終わってれば☆3つだったかも。
世にも奇妙だったらちょうど良かったね。という作品でしたm(_ _)m
性別、年齢、出演者の好み問わず、感動出来る素敵な作品です。
公開初日に見て、今日二回目鑑賞しました。原作も熟読していたので、内容は知っており1回目は泣くつもりで映画館へ。
後半に泣くつもりでしたが、開始数分後の告白シーンで既に涙腺崩壊…。内容を知っててもとても感動しました。
1回目は、全てを知ってるえみちゃんの恋が切ないと感じ、辛いけど全てを受け入れてくれる高寿のイケメン成長ぶりに涙腺崩壊。
でも、二回目は実は高寿の方が切ないし辛いんだと感じ涙腺崩壊。だって、えみは5歳の時に既に高寿に恋をし、叶わない恋と知りながら、20歳の30日間の両想いを期待して逢いに来るのですから。えみがこっちの世界に来なければ、切ない恋は無かったのですから。
高寿にとっては、30日のうち事実を知り受け入れてからの日々は10日程度。ある意味えみに翻弄されてるわけで…。
でも、お互いが本当に恋をして相手を思いやり愛を深めていく姿にひたすら感動しました。高寿の表情や涙に感情を持って行かれました。
映画館でこんなに泣いたのは初めてです。同じ映画を何度も見たいと思ったのも、2度目でもやはり泣き通しだったのも初めて。
更にまた観たいと思っている自分にも驚きです。
男性独りで見に来ている方も何人かいて、涙していたので、この映画は若い人やカップルだけでなく、私のような年を重ねたおばさんでも、男性でも感動するお話だと思います。
色々な方に見てほしいと心から思う映画です。
福士くんや小松さんに全く興味のない方にも、是非見てもらいたい素敵な作品です。
私は明日、昨日のきみとデートする
ってことでいいんだろうか。かなりややこしい映画です。未来から来た彼女。正確には、未来からとんでもない運命を背負ってタカトシを救いにきた女性。
以下、自分のための解説。たぶん、二、三日たったら忘れそう。
物語の時間軸を理解するのは難しい。
タカトシが生きている時間を正方向とすると、エミは、一日ごとに、きょう、昨日、一昨日と戻ってゆくのだ。一日の時間の流れは正方向だが、一日たつとカレンダーは、一日戻る。
エミは、タカトシにとって20年後に生まれている。そして、重要なことは、二人は五年ごとに会っているということ。
映画の中でふたりが始めて会った日は、二人が最後に会う日。まず、ここが切ない。しかし、始めてみる観客にはそんなことはわからない。
次に会うのは5年後の、タカトシ25歳、エミ15歳の時。エミは、もちろんタカトシのことはほとんど知らない。少しだけ、この部分も描かれる。このときに、エミにとっての5年後、20歳の自分がタカトシとどんな30日間を過ごすかというメモ帳を渡される。
そして、エミは20歳になり、二人にとって最後の日から一日ずつ戻って、タカトシとのはじめての出会いにして別れの日にまでを逆順に過ごしてゆくのだ。
タカトシ側は、ある日、エミはメモ通りに毎日ほとんど演技をしていて、しかも未来の自分のことを知っているというとんでもない事実に気づき、悩む。普通ならばとても信じられないのだが、いくつかの記憶、そして、未来の写真がある。
エミはタカトシと会ってないとき、どこにいるのかちょっと気になるが、まあ原作には、書いてあるかもしれない。
ともあれ、この物語がありうるとしたら、タカトシは、五年ごとにエミを探し出し、15歳のエミにメモ帳渡したり祭りの日に爆発から五歳のエミを探し出して救わなければいけない。もし失敗すれば、タカトシの存在も消えるのだろうか。
この映画も原作者もスタッフもすごい想像力をしていると尊敬します。年末に不思議な映画と出会いました。
切なすぎる非現実的ストーリー。
お互いの時間の進み方が違う。
1人は明日はわからないけど昨日は覚えている。
もう1人は未来はわかるけど昨日は覚えていない。
明日が未来で昨日が過去の人間と、明日が過去で昨日が未来の人間。
別世界の2人が恋をするのはすごく難して苦しくて本当に切なすぎると思いました。
小松菜奈ちゃんかわいいくてやばめです♡♡
福士くんのメガネもイケメンすぎでした♡♡
切なく、優しく、あたたかい物語
1回目より2回目、2回目より3回目・・・と回数を重ねるごとに涙するポイントが変化し、より感情移入できる映画です。
2人が共有する「今日」は、翌日には「昨日」と「明日」になり、少しずつその時間の開きが大きくなるにつれて切なさが増していきます。
撮影は順撮りではなかったそうですが、2人とも繊細な心の動きの演技が素晴らしかった!ただの恋愛映画ではなく、もっと深い部分で「今を大切に生きる」ことを教えてくれる作品になっています。
そして、三木監督の映像美がすばらしい!光の使い方が本当にキレイで、京都の街並みや2人の表情が本当に美しく切り取られていました。
原作の世界観が細部まで見事に映像化され、原作ファンとしてもとても嬉しく思いました。
普段基本泣くことない
普段基本泣くことないのにこの映画は切なすぎる
30日しか一緒にいられないってゆうだけで過酷なのにそのうちの半分はかなりの非現実離れしたことを聞かされた状態で一緒に過ごすとかあんなん自分に例えたらまず全く耐えらんない辛さが感じましたね。
歴代映画で一番グッときて生まれて初めて映画のパンフレット帰りに買った
物語がリフレインしたとき、彼女の涙の意味が切なく迫ってくる!
タイトルの意味は、予告編を見てもさっぱり分かりませんでした。予告編から覗えるのは、ある時間を境に、主人公の隣にいたはずの彼女が突然いなくなってしまうことぐらいです。
それはなぜといいたいところですが、ネタバレになってしまうので一切書けません(^^ゞ
ただ言えることは、何らかの理由から、時間軸の違う二人が出会ってしまったことです。ある条件に沿った時間だけ、恋人ととして出会える関係になれるということ。どうしてそうなったのかという理由は、はっきりと描かれていません。しかし映画のマジックとして、あり得ない世界を設定しつつ、そこから説得力ある展開で純愛を成立させてしまう点では、皆さん『君の名は。』で体験済みと思います。あれとちょっと似ているのですね。
一見あり得ない世界を、こういう世界なんだと力業で描いてしまうと、そのあり得なさが気になって、最後までストーリーに感情移入できなくなるものです。でも、本作のように最後まで丁寧にディテールを細かく丁寧に描いて行くと、だんだんそこで設定された虚構が気にならなくなって、登場人物立ちの感情の動きのほうにどっぷり填ってしまうものです。古い映画で例をあげれば、大林宣彦監督の尾道三部作がそれに当たると思います。
とにかく予告編だけで首を傾げているばかりでは、どんな映画なのか本作では、さっぱり分かりません。結構ヒントを出しているこの文章をお読みになっても、大半の方は、なんじゃろうとよく飲み込めないはずです。しかし、実際に劇場でラストまでご覧になっていただくと、そういうことだったのかとストンとガッテンがいくでしょう。
当初は主人公の視点で描かれていきます。主人公は、京都の美大に在籍する20歳の南山高寿(福士蒼汰)。ある日、彼は電車で大学に行こうとしたところ福寿愛美(小松菜奈)という女性に出会い、瞬く間に心を奪われてしまうのです。
高寿は愛美に声を掛け、一目惚れを告白します。携帯を持たないという愛美から高寿は連絡先を聞き出せずにいました。それでも、明日の再会を愛美から約束されて別れたのでした。その翌日、不思議なことに愛美は、以前から知っていたかのように高寿を見つけ出し、事実上のデート状態に。その後二人は正式に付き合うことになります。
毎日デートを重ねて順調に交際が進み、幸せな日々がいつまでも続くものと考えている高寿。15日目では、早くもふたりが結ばれるという幸せの絶頂を向かえます。ここで、かなり遅めのタイトル・クレジットが表示されます。これは凄く意味深なタイミングでした。翌朝になって愛美から思いも寄らなかった秘密を打ち明けられることに。そこで初めて、この物語のタイトルに隠された意味について、気がつかれることでしょう。そして、いよいよふたりが出会ってからの30日後に向けて、何がに起こっていくか核心が描かれていくのです。
高寿から見て不思議に感じたことは、愛美が突然涙を流すことでした。一目惚れを告白されたときも、初めて手を繋いだときも、初めて呼び捨てで名前を呼び合ったときも、一つ一つが恋人として普通のやり取りを始めたのに過ぎないのに、なぜか愛美は涙を流すのでした。そのことが気になる高寿。でも、その理由を尋ねることができないままデートを重ねていたのです。
その涙の意味は、愛美の視点で、これまでのストーリーがリフレインされたときはっきりします。その涙に込めれた彼女の切なさを強く感じて、留めなく涙があふれ出してしまいました。彼女の視点で見ると、全ての物語の意味がガラリと違って見えてくるのことに。そんな宿命を自覚している愛美の忍耐力の凄さが、切ないのです。その描き方は、よくある病気で死んでいく作品と共通しているところがあり、そこが泣けるツボになっているのですね。
演技面では、福士蒼汰と小松菜奈がストーリーの進行に合わせて、微妙に表情を変えていく繊細な演技を見せてくれることです。
特に小松菜奈は同年代の美少女女優と比べて、抜きんでた美人とは言えないものの『溺れるナイフ』でも本作でも、ヒロインとして抜擢すれば、輝くようなオーラを解き放つ天性の魅力を宿している女優ではないかと思いました。
ところで三木監督は、作品ごとに演出が良くなってきていると思います。
次回作は、河原和音表情をのコミックを実写映画化した、広瀬すず主演の『先生!』。来年秋公開で、とても楽しみになってきました。『心が叫びたがってるんだ。』などの岡田麿里が脚本を担当するだけに感動を生み出すことでしょう。そしてきっと近い将来、『君の名は。』に匹敵するくらいの、大ヒット作品を生み出す予感を本作で感じさせてくれました。
《ひと言》
まるでドラマ『科捜研の女』のように、京都に住んでいる登場人物全てが、京都弁を話さないことには多いに疑問を感じました。このままでは、はんなりした京言葉が、絶滅しそうです!
何も考えなければ良い作品
雰囲気もよくて全体的に面白かったです。小松菜奈ちゃんもイメージにとても合っていたと思います。試写会で見ましたがあちこちで涙してるのが聞こえてましたし。ただ個人的に疑問が多くてスッキリしない感じです。そこは前に見た「オレンジ」という作品とカブってしまいました。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
当初はタイムスリップものかと思ったが、むしろパラレルワールドでの話。壮大な宇宙の時間軸の中のただ一点でしか出逢えなかった二人。人智ではいかんともし難い運命を受け入れる二人に涙します。
これは。
前半の恋愛パートはめっちゃキュンキュンしたし小松菜奈可愛かった。
後半の始まりにタイトルが出て一気に話が展開するんやけど、今年公開の「ヒメアノール」と同じ構成だったから萎えた。残念。
タイトルの伏線を回収した時は感動した
伏線回収からの最後の方の小松菜奈パートもめっちゃよかったんやけど、よくよく考えたらこの映画って「プリデスティネーション」と似てる。ジャンルが違うだけで、なんというか恋愛模様はとても面白かったんやけど前に観たことあるような感じやったから少し残念。
東出昌大の演技は良かった。
原作とコミック読んでから観ました。
原作とコミックはほぼ同じ内容。
映画はカットされてる場面や追加されてる場面がありましたが原作内容とかけ離れてる作品ではなく原作ファンも楽しめると思います。
細かい設定が原作にも映画版にも紹介されていないため「10歳15歳の愛美に高寿はどうやって会いに行ったのか、愛美は箱のカギをいつ手に入れたのか、」など様々な矛盾点や謎な部分がありますがそこは気にせずに「恋愛作品の中にちょっとSF要素を入れてみた」って感じなので、
①二人の時間は逆方向に進んでいる
②5年に1回40日間だけ会える
③愛美からしか高寿の世界に行けない
の3点だけ頭に入れてあとは読み手側の想像でいいと思います。
ハッピーエンドにならない切ない作品です。
冷静に考えると
レビューを書いている今、冷静に考えると「ん?」と思うシーンや話の流れがあります。
しかし、見ているときはそんな事考える間も無く、タイトルの意味がわかった瞬間から泣きっぱなしでした。
私は原作未読で、既読のみなさんは配役について色々思うところはあるみたいですが、この作品はこの設定を考えられた原作者が凄すぎず!
あと、back numberの主題歌「ハッピーエンド」もいいです。
時間があったらもう一度見たいです。
きっとその時ははじめから泣きっぱなしになると思いますが…
星5つの内、この設定に対して星3つとさせてください!
アイドル映画と考えれば
福士蒼汰、小松菜奈ダブル主演のダブル・アイドル映画と考えれば悪くない出来。
ストーリー上のツッコミ所が多々あるのやハリウッド映画的なハプニングが起こらず淡々と進んで行くところは映画でなく原作由来と思われるが、まぁ恋愛ファンタジーと理解すれば必ずしも欠点ではないかと。
途中から、彼氏視点から彼女視点に切り替わるのも納得だが、そんなに親切に作らなくても、とも思う。
なんといっても小松菜奈の存在感。だが、衣裳はもうちょっとなんとかした方が…
原作が神
二度絶対見たくなるね
多分話がこんがらがるかも知れないけど
全てがわかった時のなんとも言えない感動と
その2人の演技にさらに引き込まれるし
主題歌の意味も違って聞こえる
毎日を大切に、さらに運命って言葉に
魅力を感じる作品
心と体が乖離した挙句、ムカつきながら泣いた
今となっては150万部のベストセラーをいち早くピックアップし映画化の権利を取得するやいなや三木監督、吉田智子脚本、2013年に無茶苦茶ときめいていた福士蒼汰と渇き。で鮮烈デビューを果たした小松菜奈という布陣を固めた東宝Pにはあっぱれという思いを抱きつつ、「切なすぎる!」との前評判に「すぎるの使い方がなってねーんだよなー」と老害っぽく斜に構え、高校生向けデートムービーを仕方なく、くらいの気持ちで鑑賞に。
本編が始まると「やっぱりな。青臭い初恋モノじゃねーか。いい歳したおっさんが高校生に囲まれて日曜の朝から観る映画じゃねーな」という予定調和なガッカリ感と、小松菜奈演じる愛美からどことなく感じられる違和感とかミステリアスな雰囲気とかほとばしるファンタジー感から、少しだけ期待が高まるといういびつな心境に。
高寿の独白で大ネタが披露されると、「時をかける少女じゃん。君の名は。じゃん。もういい加減日本人は遠くに暮らす男女が時空を超えて惹かれ合う話から卒業しようぜ…」という落胆の気持ち、とは裏腹に、あらら、涙が溢れてきた。おじさん驚く。
小松菜奈も福士蒼汰も東出昌大も、とにかく、全員喋り過ぎ。DVDの特典についてくる、本編映像に監督や出演者が音声で説明を加えてるやつかよというくらい説明過多。セリフは原作に忠実なようだが(読んでない)、映画と小説の違いはそこに映像と声と音楽があることだろうと。音楽は良かったです。
高寿の家族と4人で食事をするシーンのお父さんの謎さに「お父さんも時空超えてたら最高だな…」という謎の期待を膨らますもそんなノイズは一切無く、すんなりと予定されたエンディングに向かっていく。家族で撮影する「写真」は一つキーポイントになっていて、時間の不可逆制や複製可能なところがいいエッセンスに。
僕自身未来日記を泣きながら見ていた頃からたいして成長してないので、最後の怒涛の愛美ラッシュでまた涙は出てきたけど、一方心は冷静というかツッコミどころ満載というか。
心と体をいびつなバランスにしてくれる珍しい映画でした。いいデートムービーなんじゃないですかね、来年になったら多分忘れてるけど。
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