「人生で最も泣いた映画」ぼくは明日、昨日のきみとデートする Romesanさんの映画レビュー(感想・評価)
人生で最も泣いた映画
さまざまな方が、いろいろレビューされているので、あえて内容には触れません。
1度目が後半、2度目をすぐに見て最初から号泣しました。
映画でこんなに泣いたのは初めて。それはそれとして。
あまり言及されていない、エンドロールのことが書きたくてレビューしました。
happy end という曲をバックに流れます。
この映像は、愛美の30日間過ごし、最後、高寿と別れた後に乗った電車からの目線ですよね。にじんだり、途中で止まったりしながら最後空が映ります。
にじむのは、涙で。止まるのはまばたき。
最後の空は、運命の人と出会えて幸せだった、上を向いて歩こう、と解釈しました。
切ない切ない終わり方ですが、やっぱりハッピーエンドなんだと思います。
最後の最後までしっかり見れる素晴らしい映画です。
はじめまして。
わたしもレビューを書いていてコメント欄でやり取りをしているのですが、
わたしなりに”ハッピーエンド”の解釈をしてみたんです。
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この映画のラストシーン、何度も観返したんです。
最初の日(最後の日)の一目惚れの告白からの電車に乗り込み・・・
そこからシーンが変わりますよね。
あの橋を渡って、アパートへ向かうシーンに。
電車に乗り込み泣き崩れた、その後に向かったように見えたのです。
最後の日なのにベンチでお話をしただけ。
わたしならアパートへ向かうと思ったからです。
そのアパートのシーンから、再度電車へ乗り込み、ドア付近に立って、見つけられるのを待つ。そして「あなたのもとへたどり着いた」で幕を閉じます。
アパートを特異点として、そこである決意をした(勝手な想像です)。
その決意とは、タカトシの世界線で生きていく決意。
その日の朝まで時間が戻り、出会いの電車に乗り込み、再スタートを切った・・・
わたしは、そう解釈したんですよね。
結果、もう一つのパラレルワールドが生まれてしまうんですけどね。
いかがでしょうか?もうひとつのハッピーエンドとして。