「こんな歳になって,初めて号泣してしまった」ぼくは明日、昨日のきみとデートする minoruさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな歳になって,初めて号泣してしまった
今年で49歳になる年ですが,この映画の存在自体(公開から3年以上経過して,恥ずかしながら),全く知りませんでした。(テレビをあまり見ないので,映画の宣伝すら気付きませんでした,すみません)。
一回目の鑑賞は,あまり真剣に鑑賞せず,ながらで見ており,福士蒼汰さんはいつもながらイケメンだなぁ,ってミーハーな思いで見てたら,愛美が時空(タイムトラベル)について解説したあたり,段々と「これは」って感じで,次第に内容に引き込まれていき,切ない思いで気持ちが溢れかえってしまいました。彼にとって一日目,彼女にとっての最後の日,電車の中で泣き崩れた姿など,本当にこちらは涙で総崩れでした。
この映画は,若い人にとってみれば特にこれから恋愛し結婚していく人にとっては,男女の恋愛色がメインかと思いますが,私は,娘二人(長女:高校生,次女:小6)の誕生から育児,家事,巣立ちへとのこととfusionするような思いで,それがなにか自然と涙につながってしまいました。上手く文章にできないのですが,決して全て満開であったわけではなかった結婚から今日まで,二人の誕生から育児や家事を通して,このような経験(今も続いておりますが,娘の成長と共に少しずつ終えていく育児・家事生活,,)となるベクトルを導いてくれた奥さんに感謝致します。
そして,成長していく娘二人,赤ちゃんや幼児のときに過ごせて時間や場所がなんとなく,愛美と高寿との20才の映画でみせた,京都での町並み,街色,時間に同化しています。
あー,本当にこの映画(小説も含めて)を製作して頂いたことに感謝致します。ありがとうございます。
もう少し歳を取って京都へ行く時間があれば,ゆっくり時間をかけてロケ地を訪問したいです。