「矛盾してない??とか考えなければ泣ける映画」ぼくは明日、昨日のきみとデートする てっさんさんの映画レビュー(感想・評価)
矛盾してない??とか考えなければ泣ける映画
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原作を読んでいないので、映画だけを見ての感想になるが、ストーリーを難しくしすぎて、せっかくの恋愛模様の邪魔をしていた気がする。時間軸が反対という設定は面白いし、その設定があるからこそ、登場人物の感情に感動させられる面もある。だけど、秘密が明かされて以降、矛盾点が気になってしまって、なかなかストーリーに集中できなかった。なぜ彼女は未来の自分(35歳の時に彼を助けたこと)を知っているのか、箱は2つの世界に存在しているのか、など考え出したら止まらなくなってしまった。私が矛盾と感じているだけで、なんら矛盾など存在していないのだろうか。考察を眺めていると面白いものがあった。2つの時間軸は山手線の外回りと内回りで、2つの線が同じ駅に止まった時が彼らの出会う時だというものだ。これを見たとき少しだけ納得できた気がしたが、とにかく言いたいことは、純粋に彼らの恋愛模様を楽しませたいなら、矛盾と感じるような部分無くしても良かったんじゃないかということだ。終盤にかけて、伏線を回収していくあたりはとても良かったと思う。
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