レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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歴史を変える一本。映画好き、オタク以外も必見。
いやー。久しぶりにスピルバーグ全開な映画を観た!って感じだ。ぶっちゃけ3Dで観る価値のある映画って案外少ないけど、この映画は絶対に3Dで観た方が良い。技術の進歩ってスゲーと感じた。僕は映画を観る時、CGとかアクションシーンの出来とか糞食らえと思っている派・・・というかもうそういうの飽きたわ・・・と思ってしまうのですが、この映画は想像をはるかに凌駕してた。すごい。この映画を起点に、この先、ゲームとか映画の歴史が変わって行くのではないか?とさえ感じてしまった。
スピルバーグが他の商業映画と決定的に違うところは、彼の個人的な想いを映画の中でちゃんと表現できるところなんだよね。人は世の中生き難いからこそ現実逃避するわけだけど、その現実逃避こそがアートの原点なんだよね。スピルバーグも例外ではないんです。
何が言いたいかというと、劇中のキーパーソンである「ハリデー」はまさにスピルバーグ自身であったということ。
スピルバーグの映画は「技術的にすごい」とか「面白い」とか「ドキドキする」とかを通り越して、「大好き」になってしまうんだわ。
アメリカと日本で娯楽産業(漫画、映画、アニメ・・・アダルトビデオとかもw)が栄えた理由は、地政学的なものがあるのかもな。
日本とアメリカと国土が豊富で温暖で食べ物に困らないし、周りが海だから他国が攻められ難い。
この2国は、思想に対する制約も比較的に・・・というか、言い過ぎかもしれないけど多くの国と比べて圧倒的に緩い。
明日の糧を心配せず夢を見ることのできる数少ない国なのかもしれない。
一見軽そうで中身はしっかり重い
映画好きにはたまらない
とても楽しい娯楽作品
スピルバーグの監督作品は1週間前に「The Post」(邦題「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」)を見たばかりだ。自由と権利を脅かす権力者と真っ向から戦うジャーナリストと新聞社の社主の勇気を描く感動作で、トム・ハンクスとメリル・ストリープという大物俳優を見事に演出して傑作に仕上げていた。
この作品は打って変わって、ビデオゲームが現実の一部となってしまった世界を描く。現実の理不尽を打開するためにはビデオゲームに勝つしかないという、ビデオゲームにありがちな設定である。そして映画はビデオゲームのステレオタイプのストーリーで進んでいく。アイテムやツールの獲得、敵や味方との遭遇、アクション、ミニゲーム、謎解きである。
ゲームがそうであるように、映画も予定調和に向かってまっしぐらに進む。見せ場はストーリーではなく、ゲームのディテールであり、よくできたCG映像だ。音楽も映像によく合っている。心に残る映画ではないが、見ている間はとても楽しい娯楽作品である。
ガンダム、ゴジラ、アタリのゲーム……ポップカルチャー目白押しな作品...
ガンダム、ゴジラ、アタリのゲーム……ポップカルチャー目白押しな作品ではありますが、全体的に見ればよくまとめられている作品だと思いました。
ただ、ポップカルチャー抜きで考えると、「スピルバーグにしてはイマイチかなぁ」という印象。VRをメインに据えた近未来SF映画ですが、「その時代にまだVRゴーグル?」という違和感あり。もうちょっとマシなデバイスが生まれていてもおかしくなさそうだけれど……。
あと、登場するドローンも今の時代から容易に想像できる役割しか与えられていないし、デザインもチープ。ストーリーも結局何を伝えたいのかわかりませんでした。
ガンダム出てきたー!メカゴジラ〜!って喜べる人たちだけが見ていればいい作品ではないかと思います。もし監督がスピルバーグじゃない、無名な監督であったとすれば+0.3ポイントあげたいです。
とにかく面白い!!スピルバーグ最高!!
今年一番のヒット
自分の中では今年一番のヒット(*^^*)
一度目は2Dで観て、序盤のカーレースがどうしても3Dで観たくて先日二度目を観賞。でもまだ観たいw
80年代のポップカルチャーが終始炸裂、知っているひとはもちろん、あまり知らなくても楽しめる究極の娯楽作だ。
劇中ひっきりなしに出てくるエキストラ(?)や、乗り物、背景、ジェスチャーなどなど
ちょっぴり懐かしめの映画やアニメ、特撮のパロディ&オマージュがそこかしこに登場する!…らしいが、2回みてもまだほんの一部しか見つけられていない…。
てかメカゴジラとガンダムの共演なんて、スピルバーグ監督じゃなかったら使用許可下りないでしょ…。
パンフレットに、どこに何が出てるか、かなーり細かく載っていたので、気になる方は是非♪ただ、オレンジとブルーのページは、お洒落だけど読みにくかったよ…( ´Д`)
そのパンフレットによると、なんでも、原作の小説にはスピルバーグ監督ご本人も登場しているのだとか。リスペクトしすぎでしょw
というわけで、その小説を映画化するなら、監督が大好きなモノがたくさん詰まった世界が描かれるのは当然のこと。
それを見事に、監督ご本人がスッキリまとめて映像化しちゃったんだもんな。やっぱすごいよ、スピルバーグ監督…!70代になっても、こんなにワクワクドキドキさせてくれる映画を産み出してくれるなんて。
そして、人によって感じ方は違うかも知れないけど、ちゃんと伝えたいことを最後にコンパクトにまとめてくれている。
そのうちだいたいのことは仮想現実でもできるようになるだろうけど、現実世界でしかできないことも確かにある。最後のシーンでVRの世界に作られたルールも、メッセージのひとつだ。
また後半、ヒロインの現実世界の特徴が、仮想現実内のアバターにも現れるシーンがあるのだが
あれはきっと、仮想現実の中だけでなく現実でも彼女は戦っていたからだし
また仲間が、主人公が、アバターではなく本来の自分のありのままの姿を見ていてくれていると気づいたからでは。
ひとは愛されている、認めてもらっていると気づくと、より一層パワーが出るもの。また、自分のためではなく誰かのためにだともっと出る。そんな純粋な映画を、久しぶりに観たかも知れない。
しかし、オアシス開発者は80年代に子供だったってことは…!自分の年齢と比べると…!!(^^;
自分がハリデーみたいに歳をとった頃には、世界はもしかするとこんな感じになっちゃってるかも?と想像せずにはいられなかった。
VRとか、ドローンとか、、意外と遠くない未来であんな感じになっちゃいそう。
※VRで酔いやすい方は逆に2Dで後ろの席とかがいいかも…?です。
VRモノではない
世代がドンピシャ過ぎて
もー、サイコー!!以外の単語が浮かばない二時間強でした。なので、だいぶ個人的フィルターがかかってるから、そうじゃない人がどう思うかは興味のあるとこ。
原作ものとしては、未読でもあるけれど、そもそも小説と漫画、アニメと実写等々、ネタを共有しているもので思うことは、全てターゲットが違うということ。だから、受け取る側も常に多角的な視点で楽しめば良いかなぁ、なんて思います。
これも、原作はよりコアなカルチャーを掘り下げて面白く濃いらしいですが、やはり世界基準の商業映画となれば、幅広いターゲットを照準に映像化しなきゃいけないわけで、やっぱりスピルバーグは凄いなぁ、と感じました。
ともかく、近所で一番のスクリーンと音響で堪能して欲しい作品ですね♪
エンタメの巨人スピルバーグの帰還
年取ってからのスピルバーグは皮肉や説教臭いものが増えて、年取るとこうなるのかとガッカリしていたのだが、そんなことはなかった!やはりスピルバーグはエンタメの巨人だった。
VRという最新の遊びを題材にしながらも、どの世代にも通じるネタの選び方から話の運びかたまで隙がない。材料選びから調理、客に出すまで丁寧な料理といった感じ。大味だが誰でも美味しくいただける。そんな映画だった。原作の完成度のよさもあるのだろう。
個人的な評価点になってしまうが、ガンダムとメカゴジラのシーンでメインテーマを流してくれたのは嬉しかった。そしてクレジットに伊福部の文字。ありがとう。ハリウッド版GODZILLAは残念ながら配給会社の影響で、恐らくは本編であの曲は流れることがないだろうから、アレンジが入っていても嬉しかった。ありがとう。
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