ダンケルクのレビュー・感想・評価
全733件中、361~380件目を表示
人が人を殺す意義
殺せ!殺せ!。この世に罪無きゲルマンスキー(この場合、ドイツの人のことです)は、一人もいない!!。…こんなチラシ作った国が、当時あったそうです。 爆弾。あれ、破裂すると、爆風で人の腕や首がもげて、胴体らしきものだけ、残るそうです。おまけに、爆弾の欠片は、人体を切り刻みながら飛び散るそうです。エンタメ映画で、そんなもの観たくないですが、3Dで映像化したら、戦争映画の見方も変わるのかな。 チラシにせよ、爆弾にせよ、人は人を殺すことに、なんで心血注ぐんですかね。 制海権の無い海の恐ろしさは、新藤兼人監督や、水木しげる氏の逸話がありますが、やはり映像になると、伝わってくるものが違いますね。それに「ブラザーフット」にもありましたけど、強欲と恐怖が支配する世界。正気を保つことさえ大変そう。それでも人は、人を殺し続ける。何のために?。ひとたび放たれた爆弾は、決して元に戻らないのに…。 海の向こうが、きな臭い(あるいは核臭い)この頃、命張って、人を救う覚悟が問われているのかも…。空から、奇妙な金属音がしたら、Jアラートより先に、逃げましょう。人の内臓がこびり付いた砲弾片が、血飛沫あげて飛んで来るのは、3D映画だけにしてほしいものです。取り急ぎ、この国が、ダンケることがないように、祈ります。
ずっと心臓を握られているような感覚
独軍の侵攻によってフランスの港町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍の史上最大の撤退劇。
描かれているのはどこかの国を打ち負かす"戦い"ではなく、生き残るための"撤退"にまつわる話のため、常に敵に命を狙われることの不安や恐怖が付きまといます。
序盤からまるでダンケルクの港町に立たされているような臨場感を味わえるあまり、観終わった後に正直かなり疲労感を覚えました。
まさしく体験型の映画なんだなと思います。
ただ、初見では何が何だか分からないという人もいたので軽くダンケルクについての予習をされてから観賞すると尚楽しめるかと思います。
ノーラン監督お得意の異なる時間軸で同時に進行する物語がやっと交わる部分で発生する感動は健在といった感じでした。
個人的にはジョージの死体を労り、英人パイロットに気を使うピーターとそれを見守る父、港に着岸しようとしている民間船を称える大勢の兵士たちの姿に感動を覚えました。
ノーラン と ハンスの コンビはやはりすごい!
今回の作品は 体感せよ!感じろ!って感じ (映像を) (音を) ノーラン ハンス とにかく音に圧倒された。 ダークナイトやインセプションでも おなじみのハンス・ジマーとのコンビは素晴らしい 映画館でしか味わうことのできない音を 是非足を運んで体感してそして味わって来てほしい
戦争映画として
完成度は高いなぁと思いました。余計なセリフを省いたのは臨場感を高めましたが、やはり人情派の自分としてはなにかセリフのやりとりでグッとくる一面があってもなぁと思ってしまいました。 しかし名監督だなとも思わせる一作でした。
淡々と進む…
物語は淡々と進む。 途中の波止場とかのテロップの意味がよくわからなかったが、ほとんどセリフもなく、記録映画的な内容で、ある意味で正確なのかも知れないが、ある意味で単調だった…。 編集が悪いのか、時系列的なものがぐちゃぐちゃだった気もするし、思ったほど(前評判ほど)は良く感じられなかった。 これは、ほとんどセリフがなく感情移入ができなかったからだろうか? ちょっと残念…。 そして、双眼鏡の画像は真円にならなければならないのに、八の字を横にした変な画像で、これも興醒め…。
イエス IMAX!
広大な海岸線と、美しく爽快に飛び回る戦闘機。轟く爆音。そして繰り返されるドッグファイトと船の沈没。たびたび訪れる眠気。腹に、脳髄に響く爆音に眼を開けると、あれ?デジャブ! 戦うことは時に必要ではある。戦意高揚と戦争賛美の演説で終わらせる敗走劇に閉口です。
愛国心
イギリスは、植民地支配の強欲な国(帝国)とのイメージがつよい。 相当に個人主義が強いと思っていました。 老船長が、我々の世代が引き起こした戦争だ。それに、子供達を送ったと、我が身の危険を顧みない姿に感銘した。 凄い、同胞愛に感動した。
うーん
ダンケルク観てきました。
悪くはないんだけど、とてつもなく良かったかというとそこまでじゃなかったかなと思います。
MX4Dである程度の臨場感は楽しめたけれど、2Dだと単調に感じられて退屈してしまうかもしれないなという印象でした。TVサイズだと音響効果も無くなるため、最低でも映画館で観ないと少し眠い展開かもしれません。
単純に戦争体感映画を求めるなら、メル・ギブソン監督のハクソーリッジの方が上ですし、映画としての完成度もそちらの方が一枚も二枚も上手だと思います。
あまり役を追わないで観ていたのですが、ギブソンの行動の意味や最期、もう一度観るなら台詞がほとんどない中での演者たちの役作りに着目してみると面白いかもしれません。
トミーのラストで見せた表情の意味を深読みしつつ、空軍でラストにドイツ軍に包囲された兵士は、監督が何を見せたかったのかよく分かりませんでした。
全体的に観る側の感性に任せるといった作りになっている今作は、考察をするのが好きな方ならそれなりに楽しめるかもしれません。
ただ本当に情報量が少ない中で奥行きのある演技をされた役者さん達は称賛に値すると思います。
ハリースタイルズも悪くなかったです。
兵士たちの疲弊と恐怖と
ダンケルクの戦いでの兵士たちの疲弊と恐怖と、そしてその中でスピットファイヤーの果敢な戦闘、民間の勇気が伝わりました。 迫力の音響で見るのがオススメの映画です。 また映画だからかもしれませんが英仏軍の統率力には疑問を持ちました。当時はやはり空を制することが重要だったんだなと思いました。
IMAXは素晴らしい
戦争映画はほとんど観ないのですが、良さそうと噂は聞いていたので鑑賞しました。
CG使わずに撮った映画ということでなら、素直に凄いと思います。
ただ、内容としては?という感じですね。
パトリオットデイを観た時も思いましたが、国民が凄い、と賛美する映画は難しいのかもしれません。
スピットファイアが美しい
私がこの映画の一番好きなところは戦闘機スピットファイアが美しく描かれているところだ。スピットファイアに深い愛情を持って丁寧に撮られていると思う。ラストの方で海岸に着陸し火をつけて燃え上がるスピットファイアは英国の反撃の意志を象徴するものと感じた。
確かに IMAX で見るべきだ。うん。
みなさんが IMAX を薦めるのも、よーく分かりました。
この迫力、恐怖、勇気、安心を体感するには、
絶対 IMAX が良いと感じました。
また、作品の評価が別れるのも、なんか分かります。
個人的にノーランが好きな人は、この作品の撮り方や構成、
セリフや説明が極端に少ないことに、納得いく人も多いと
思いますが、ノーランによるノーランらしい映画をはじめて
見る人には、難しい映画だと思いました。
メメントの頃からノーランファンの方には
絶対観てほしい。体感してほしい映画です。
鑑賞でなく体感するための映画
5.0付けましたが、これは109エキスポの次世代IMAX込みでの評価です。 シネスコープサイズで普通に見ただけなら3.5か4.0ぐらいを付けます。 と言うことで、日本で唯一、次世代IMAXレーザーで鑑賞できる「109シネマズエキスポシティのスクリーン11」まで行ってきました。 高精細な大画面に飛び込んだような感覚で戦場を体験させられ 106分なのに鑑賞後はものすごい疲れに襲われました。 でも、エキスポまで行ける人は絶対ここで見るべきです。 3Dや4DXと比べものにならない没入感でした。 CGを極力排除しているためか、尚更臨場感が凄かったのかも? 映像の美しさや没入感に圧倒されっぱなしで、最初から最後まで殆ど緊張に身体がこわばってました。終わってからフーってため息があちこちから聞こえたので周りもそう言う人が多かったかも。 2400円でこれを体験できるならお安いものだわって思うと同時に、これをどこでも見られるよう、もっと次世代IMAXのスクリーンが増えてから公開して欲しかった!これを見たくても見れない人がいるなんてもったいない! ストーリーにまで触れる気力が残らないぐらい、映像が素晴らしかったです。ストーリー、とても良かったと思うのだけどとにかく戦場に放り込まれて疲れてそれどころじゃない感じでした。
リアルを体感せよ!
とにかくもう、映像の凄さ! CGとしか思えない映像の数々に、驚きました! これが全て実際の艦隊を使っているというのですから、ノーラン監督恐るべし! 2Dで観ましたが、IMAXだったらもの凄い迫力なのでしょう! 空中戦のバトル、戦艦の水没、どの映像も鬼気迫るものがあります! めまぐるしく切り替わる映像の数々に、次はどんな危険が始まるのか、気が気ではありません! そんな戦闘シーンばかり目立つ作品ですが、目頭が熱くなる瞬間もありました。 ドイツ軍に占められ、ダンケクルまで逃げ込んで来たイギリス兵。 四面楚歌な状態の中、イギリスの商業船が、危険を顧みずに救い出そうとやってきます。 そんな、国民の勇敢な姿に感動しました。 国の誇りのため数多くのイギリス兵を助けた彼らに拍手です。 そして、最後の最後まで兵隊を守り通したボルトン中佐の使命感に感服しました。 欲を言えば、もう少し台詞があると、お互いの状況が細かく分かって、良いかなと思います。 それでも、水にに呑まれる瞬間や、重油の油まみれの中を必死に泳ぐ姿はドキドキが止まりませんでした! 生きたいと願う欲求が強ければ強い人ほど、人は生きながらえてしまうものなのかもしれません。 祖国に帰り、国民たちに笑顔で迎えられた瞬間の兵士たちの安堵に、思わず私も笑顔になっていました( ^ω^ )
新しい戦争映画
登場人物達の細かな背景は描かずに淡々と物語は進んでいきます。 派手な撃ち合いはありませんし、戦争映画にありがちな何かを正当化する訳でもなく、あくまで客観的な視点で切り取られたこの映画は、実際の戦争もこんな感じだったんだろうなと想像させます。
全733件中、361~380件目を表示