ダンケルクのレビュー・感想・評価
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映画を超えてる
何かと仏軍と英軍が微妙に仲違いしているとこなど、リアリティーが充実してるようにも思われますが『史上最大の作戦』などのかつての大作とは真逆の作品です。IMAXに合わせて撮影されたというのはこういうことか…体験型の映像というウワサの通り、2D版で観た方々が口々に物足りないと言ってたので仕方なく朝6時のバスに乗り新宿まで行きました。
もしかしたらあと十年も経てばこれがゲームになり、スピットファイアがハリケーンに選択可能になったり…と思ってましたが、現時点ではこれが最高傑作のIMAX作品と言っても良いと思われます。
戦争映画ファンとしてはぜひクルスク戦や東京大空襲を撮って頂きたいですけど。重慶爆撃ぐらいは出来ないものでしょうか?なんつって…
主人公は観客
ダンケルクから脱出しようとする連合軍兵士たちと
一緒に脱出を体験するような体感映画に感じた。
冒頭、静まり返った市街地。
仲間たちと歩く主人公は突如敵襲を受け1人に。
彼の家族構成や生い立ち、名前すら
何も説明もないまま救助船を待つ海岸に
他の連合軍兵士達と待機することに。
まさに観客はその状態になって見ることになる。
個として戦争に参加してる兵士は全体が解らない。
敵の姿も一切出ないし、連合軍の救助状況も不明瞭のまま。
仲間内のそうらしいという連絡の話で知るのみ。
あくまで視点を兵士のみにあわせているため
政治の上層部も一切出ない。
描き方としてはスピルバーグ監督の
『宇宙戦争』的な視線の描き方である。
そういった体感的な映画となっており、
何より監督のノーランは実写撮影に徹底する監督。
今より60年以上も前の当時の戦闘機を実際に
飛ばして、しかもカメラを機体に固定し
空からの視点の撮影もしてしまうほど。
英国戦闘機のスピットファイアの実録映像としても
非常に価値ある映画として記憶に残りそうだ。
当時の戦闘機マニアには感涙の映像だろう。
また戦争映画というと血みどろの殺伐したような
イメージもあるが、全くそんなことなく
極力人が死ぬシーンは映らない。
何より人が人を救うことに徹した映画なので、
人命の尊さ、生きようとする人間を助ける
慈愛を出した映画と捉えて見ることが出来た。
結構、重厚な作品。
んー
残念でした
良かった点
1.途切れない緊張感。でも緊張感があればよい映画なのか?
2.時速数百キロの戦闘機の戦い、距離感のリアリティ。
残念な点。
1.複数の視点や時間を交錯させて描いていく手法は斬新ではあるが(どこかで見たような気もするが)、エピソードを欲張りすぎた結果、失敗に終わった。はっきり言えば支離滅裂。
2.ある程度の歴史知識がないとよくわからないのではないか。なぜ30万ものイギリス軍がダンケルクにいたのか。なぜ1週間もドイツ軍は本格的に攻めてこなかったのか。ここで多くのイギリス軍が救われたことはのちの戦況にどのように影響したのか。おそらく欧州人であればこうしたことは常識なのだろうが。
3.リアリティがあるようで細かいところは嘘八百。「駆逐艦」と称される艦艇、ストゥーカやHe-111の爆撃、沈む船に流れ込む海水に逆らって脱出。燃料を気にしている割に繰り返される空戦、跳弾の無視など
IMXの為の映画
少し難しかった
ストーリーより圧迫感が強すぎる
ほぼ台詞がなく、音響と映像で見せる映画だったと思います。
最初から最後まで、この音響がとにかく心臓を握られてるような圧迫感が続き、心臓が弱い方は大丈夫なのだろうか?
と思うほどの重圧
戦争映画は、DVDなどネットで見たり、割と平気だったのですが、この映画は今まで見てきた中で1番ある意味怖かったです。
戦争映画を映画館で見るのが、初めてっていうのもあったと思いますが…
自分が戦場にいるかのような、緊張感、恐怖、まさに戦争というものを体験した様な感覚
戦争映画なのに、グロイシーンは一切ありませんでした。
見終わった後の疲労感は半端なかったです。
人が人を殺す意義
殺せ!殺せ!。この世に罪無きゲルマンスキー(この場合、ドイツの人のことです)は、一人もいない!!。…こんなチラシ作った国が、当時あったそうです。
爆弾。あれ、破裂すると、爆風で人の腕や首がもげて、胴体らしきものだけ、残るそうです。おまけに、爆弾の欠片は、人体を切り刻みながら飛び散るそうです。エンタメ映画で、そんなもの観たくないですが、3Dで映像化したら、戦争映画の見方も変わるのかな。
チラシにせよ、爆弾にせよ、人は人を殺すことに、なんで心血注ぐんですかね。
制海権の無い海の恐ろしさは、新藤兼人監督や、水木しげる氏の逸話がありますが、やはり映像になると、伝わってくるものが違いますね。それに「ブラザーフット」にもありましたけど、強欲と恐怖が支配する世界。正気を保つことさえ大変そう。それでも人は、人を殺し続ける。何のために?。ひとたび放たれた爆弾は、決して元に戻らないのに…。
海の向こうが、きな臭い(あるいは核臭い)この頃、命張って、人を救う覚悟が問われているのかも…。空から、奇妙な金属音がしたら、Jアラートより先に、逃げましょう。人の内臓がこびり付いた砲弾片が、血飛沫あげて飛んで来るのは、3D映画だけにしてほしいものです。取り急ぎ、この国が、ダンケることがないように、祈ります。
ずっと心臓を握られているような感覚
独軍の侵攻によってフランスの港町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍の史上最大の撤退劇。
描かれているのはどこかの国を打ち負かす"戦い"ではなく、生き残るための"撤退"にまつわる話のため、常に敵に命を狙われることの不安や恐怖が付きまといます。
序盤からまるでダンケルクの港町に立たされているような臨場感を味わえるあまり、観終わった後に正直かなり疲労感を覚えました。
まさしく体験型の映画なんだなと思います。
ただ、初見では何が何だか分からないという人もいたので軽くダンケルクについての予習をされてから観賞すると尚楽しめるかと思います。
ノーラン監督お得意の異なる時間軸で同時に進行する物語がやっと交わる部分で発生する感動は健在といった感じでした。
個人的にはジョージの死体を労り、英人パイロットに気を使うピーターとそれを見守る父、港に着岸しようとしている民間船を称える大勢の兵士たちの姿に感動を覚えました。
ノーラン と ハンスの コンビはやはりすごい!
戦争映画として
淡々と進む…
イエス IMAX!
愛国心
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