「すごい迫力、ずっと緊張。」ダンケルク CBさんの映画レビュー(感想・評価)
すごい迫力、ずっと緊張。
俺もみた。すごい迫力、ずっと緊張。ドイツ兵に囲まれフランスのダンケルク海岸に閉じ込められた35万人は、脱出できるのか、って話。
35万人という規模を追うのでなく、その中の数人を追いかけることで、臨場感がすごい。そして台詞が少ない。代わりに音楽の音量音圧がすごい。沈痛、不安、覚悟といった感情を伝えてくる圧倒的な重低音に加え、銃弾が金属を貫く甲高い音が響きわたる。音楽によって各シーンの説明を受け、セリフが背景音みたい。台詞と音楽の位置関係が逆みたいだった。
それを2時間ぶっ続けで浴びる中で、助けが来る時の音楽には、心からホッとさせられる。(それで全てうまくいくわけではないんだけれど…)
いやあ、とにかく迫力ありました。見応え、あります。必見。疲れることは覚悟してかかれ。
キネ旬に教えてもらったのだが、この映画をCGを極力使わずに撮った監督、すごいなあ〜。そのせいか、ひと昔前の戦争映画のよさをもっているように観えた。
おすすめします。キネ旬によると、可能ならIMAXで観ろ、とのこと。
2020/8/19 追記
IMAX では観られなかったが、Dolby で観た。今日は、インセプションIMAX → ダンケルク Dolby と、映像と音響のシャワーを、一日中浴びていた。熱中症になっちゃいそうだ!
コメントありがとうございます。
改めてレビューを読ませて頂くと、映画館の鑑賞はすごかったんだなぁ・・・
羨ましいと思いました。
私も2017年当時にブルーレイで見たとき。
一番感じたのは敵兵の姿が見えないことの、違和感でした。
空ではドイツの戦闘機がスピットファイアーに向かってくるのですが、
ドイツ兵の顔は見えないんですね。
「君は何と戦ってるんだ!!」と思いました。
そう言う点でも、ドライで人情を感じないのかも知れませんね。
2度目の今回は素直に凄いなぁと思いましたが。
コメントありがとうございました。「う〜む。カッコいい」というメッセージうれしかったです。
この映画、本当に「音楽の音量音圧がすご」かったですね。それでいて、「心からホッとさせられる」シーンも。
「台詞と音楽の位置関係が逆」確かに。音楽が雄弁に語っていましたね。
映像だけでなく、音楽にも圧倒されていたのに、CBさんのレビューで改めて気づかされました。ありがとうございました。
また、いろいろと気づかさせてください。
楽しみにしています。
CBさん、いつもありがとうございます。
私はノーラン作品、大抵「わからんけど、わくわくすっぞ」です(笑)『TENET』のセリフにもありましたが、「考えるな、感じろ」で挑んでいます。分析ができる方、考えながら見れる方がうらやましい、、、。
CBさん、コメントありがとうございます。
ノーランといえば時間を操るマジシャンみたいな人!
もう次の作品が公開されても、さぁかかって来い!みたいな感じでとらえてます😆
今回は撃沈気味でしたが…