キングコング 髑髏島の巨神のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
1973年、ニクソン大統領によるベトナム戦争終結宣言に沸く最中で人工衛星が捉えた未知の孤島、髑髏島。未知の海難事件を調査していたモナーク機関のランダはコンラッド隊長以下調査隊を組織し、髑髏島探索に乗り出すが・・・からのハイテンションな展開。この時代背景なのであからさまに『地獄の黙示録』オマージュ、70'sナンバーをレコードやオープンリールテープで流しながらの戦闘が圧巻。それでいてオープニングのツカミのムードはまさかの大友克洋テイスト。さらには『食人族』、『プレデター』、エヴァ、ナウシカ等々結構な振れ幅のオマージュまでをも注入して阿鼻叫喚の地獄絵図をタイトに纏め上げた完全無欠の怪獣映画。監督はてっきり同世代だと思い込んでいましたが、ジョーダン・ヴォート=ロバーツ、32歳・・・凄い逸材が現れました。
ちなみにエンドクレジット明けに贅沢なオマケがついていますので絶対に観逃さないで下さい。当地では大喝采が沸き起こりました。
コングの素晴らしい仕上がり!
ゴジラ第3作「キングコング対ゴジラ」を鑑賞された方には、大ダコや大トカゲの登場に、関係者の大きな愛を感じることでしょう。
個人的には、そのデザインから大トカゲの姿を「ムートー」とイメージをダブらせて観てしまいましたが…
もちろん、キングコング作品には欠かせない「手のひら+女性」のシーンもありますが、女性を手のひらに乗せた後、握った状態でかなり激しい戦闘が繰り広げられた為、何事も無かったような女性の様子に、きっと苦笑することでしょう。
ストーリー自体は「ヘリコプター1機と死者1名の被害で撤退すべき所を、熱くなりすぎた上官が自己満足に戦闘を続け、みんなが困っちゃう」と言うのが主な筋になってしまったのが残念。
しかしゴジラ研究機関モナークの登場により、Godzilla(2014)を前編、本作を中編と捉え、完結編となるであろう続編の方に期待をしつつ、キングコングの巨神ぶりと映像を楽しみましょう!
ムートー、髑髏島、そして地下帝国なる物が、全てモナークの研究の一環で、自作自演ではないことを祈りつつ、続編を待つことにしましょう。
日本語吹替版の試写会にて鑑賞して来たので、後日オリジナルを鑑賞して雰囲気を感じたいですね。作品自体には★5をつけたいのですが、映像への集中の邪魔にしかならなかった、主人公の吹き替えのおふたりの点を加算して★3としておきます。
続編が楽しみ!
怪獣プロレス好きは劇場へ
日本に影響を受けた怪獣映画
コング史上最高傑作!
ゴジラは東宝や日本の文化が根底にあり、その誕生の意味や登場のタイミングに神経質になる。しかしキングコングは米国産なので制約がなく自由奔放でやりたい放題で愉快だ。最新作は1973年ベトナム戦争終結直後、ベトナム基地から離陸した米軍ヘリ部隊が髑髏島へ物資輸送の名目で上陸するところから始まる。その上陸シーンではコッポラ監督の名作『地獄の黙示録』を彷彿させる映像満載で映画ファン大興奮!そこへいきなりキングコング来襲~大暴れ!映画が始まってわずか30分で米軍武装ヘリ部隊全滅!隊長役のサミュエル・L・ジャクソン大激怒!復讐の鬼と化しコングを追い詰めます。後は見てのお楽しみ!とにかく面白いです。TVCM始まりましたが、あれじゃ本当の面白さはわかりません。本編ではエンドロール後におまけ映像があるので注意です!髑髏島から生還した傭兵と報道カメラマンの男女がキングギドラ、モスラ、ラドン、ゴジラの壁画を見せられ絶句して終わる。つまり本作は次作へのアプローチに過ぎず、2020年公開予定『キングコング対ゴジラ』へつながっているのです。これを知ったら見ないわけにはいかないな!
迫力すごい!
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